山梨にある三富温泉郷 白龍閣にいってきたのでレポします。
目次
白龍閣について
三富温泉郷にある温泉旅館で毎分368ℓ、100%掛け流しの自家源泉が魅力の温泉です。
山の中腹に位置する温泉ですので、露天からは滝や渓谷がみれ、大自然に包まれての入浴が可能です。
日帰り入浴もやっております。
料金について
日帰り入浴
受付時間朝10時〜20時まで
大人 500円
小学生以下 300円
貸しタオル100円 貸しバスタオル300円
宿泊
平 日 |
Dタイプ 11,800円 (2名)・11,500円(3名)・ 11,300円(4名), 和室10畳(トイレ共同) 10,800円 (2名)・10,500円(3名)・ 10,300円(4名)
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土・祝祭日 |
Eタイプ 15,000円 (2名)・14,000円(3名)・ 13,500円(4名)
和室10畳(トイレ共同)
14,000円 (2名)・13,000円(3名)・ 12,500円(4名)
|
Eタイプ 8,000〜9,100円(朝食付き) 素泊まり 6,500〜7,600円(食事なし)
アクセス
公共交通機関
山梨市駅からバスで(山梨市駅からバスで30~45分)
マイカー
勝沼ICから車で(勝沼ICから車で45~60分)
アクセスに関してはマイカーでのアクセスが現実的だと思います。
バスでもいけるにはいけるのですが、本数が少なく不便です。
そこで私は塩山からレンタサイクルを使ってアクセスすることにしました(詳しくは後述)
塩山駅からスタート
塩山からスタートです。
三富温泉まではかなりの距離があるので南口にあるレンタサイクルを使っていくことにしました。
最大12時間利用で1000円と使い方によってはかなりお得です。
詳しくはこちらを参照ください。
白龍閣は山間にあるので途中からかなりの傾斜の坂道となります。
レンタサイクルは電動でしたが、それでもかなり疲れました。
ですがこの疲労というのが温泉を楽しむ上での最高のスパイスとなるのです。
白龍閣到着
そして時間はかかりましたがなんとか白龍閣に到着。
ここまでですでに汗だくです。
かなり年季の入った見た目です。
ですが中は見た目以上に年季が入っておりました。
そしてロビーがヤニ臭い・・・
タバコ嫌いな私はそれだけ帰りたくなりましたが、そこは我慢。
受付をしようと宿の人を呼ぶも誰も出てこない。
呼び鈴を何度鳴らしても出てきません。
仕方ないので色々とみてまつことに。
卓球台やバーのカウンターのようなものがありますね。
申し訳程度のお土産コーナー
有名人のものと思われるサインがたくさん飾られておりました。
そしてさらに待っても宿の人が出てこないため、電話してみることに。
すると奥からようやく出てきてくれました。
呼び鈴を何度も鳴らしたんだけどなー。
田舎ではありがちですが、これはかなり不用心ですね。
その気になれば好き勝手に温泉入りたい放題ではありませんか汗
浴場は1階にあります(受付は4回にある)
エレベーターで一階まで移動しましたが、階段らしきものは見当たりませんでした。
階段はどこかにあるはずですが、ここは一体どこにあるのでしょうか?
お、ロビーはお世辞にも綺麗とは言い難かったですが浴場前の休憩所はなかなか綺麗ではありませんか。
嫌な匂いもしません。ただ、寒い・・・
自販機はあるにはあるのですがご覧ください。
なんと全て売り切れ(笑)
こちらも売り切れのものが目立ちます。
メンテナンスされていないのが一目瞭然なのですが、大丈夫でしょうか?
浴場の様子
これまでの数々の要素に不安を感じながら浴場に入ります。
すると意外にも(失礼)ちゃんとしたロッカーがあるではありませんか。
しかもコイン返却式!
こういう古い温泉ではコインが帰ってこない、そもそもロッカー自体がなく脱衣カゴのみというところも多いのでこれは嬉しい!
しかも下部には縦長のロッカーもあり(登山客への配慮でしょうか?)大きなザックでも収納可能です。
ただ、脱衣所も暖房がついていないのか寒いんです・・・
アメニテイも揃っております。
ドライヤーも壊れておらず、温風もちゃんと出ます。パワーもそれなりにあります。
しかもテイッシュや綿棒もあります。
さらにシャンプーやボデイソープまで完備!
あれ?これはかなりいいのでは?
そして浴室に入ってからさらにテンションアップ。
入った瞬間鼻腔に広がる硫黄臭、ドバドバと豪快に掛け流しにされている源泉。
これは本物だ!と興奮しました。
左の広い浴槽が熱湯、右の狭い浴槽がぬる湯となります。
私はぬる湯派なので断然右の浴槽の方が好みでした。
泉質はアルカリ性低張性高温泉です。
さらっとした欲感でヌルヌル感はありませんが、硫黄臭はやや強めです。
近いところだと
と似ております。また、飲泉も可能で(慢性消化器病・慢性便秘・慢性胆嚢炎・胆石症・肥満症・糖尿病・痛風 などに効果あり)
かけ流されている源泉をコップでくんで何杯も飲みました。
飲むと硫黄臭が鼻につきますが、飲みやすい方だと思います。
色は透明です。
青っぽく見えるのは床の色です。
そしてなんと!!シャワーもカランからも温泉が出るではありませんか!
頭や体も温泉で洗えるなんてなんと贅沢なのでしょうか!
続いて露天にもいきましょう。
露天への扉を開けるとまず目に飛び込んでくるのが渓谷です。
奥には滝も見えます。
訪れた時は冬だったので、やや地味な景色ではありますが紅葉や新緑の時期は大変美しいのだと思われます。
そしてこちらが露天となります。
露天もかなり老朽化しておりますが、自然に包まれての入浴はやはり最高!
ただ、気になったのが落ち葉が多く、掃除されているような感じがあまりない・・・
まとめ
外観からロビーの雰囲気や対応などはじめは「大丈夫かここ?」と不安になりましたが、奥に進むにつれて好印象になっていきました。
確かに古びておりますし、清潔感があるとは言い難いです。
最近の綺麗なスーパー銭湯に慣れている方や、温泉に何より清潔感を求める方は拒絶反応が出てしまうかもしれません。
ですが私は一番大切なのは温泉であり、温泉さえよければ大抵のことは許せる人間です。
ここは温泉が最高だったので文句なしです。今まで入った温泉の中でもトップレベルの泉質であることは間違いありませんでした。
露天風呂大好きな私ですが、この温泉は露天よりも内湯の方がよかったですね。
ただ、古くても清掃がきちんと行き届いた宿はたくさんありますが、ここは清掃があまりされていないように感じました。
特に露天はそれがはっきりとわかりました。
グーグルのレビューでもそういった点が多く書かれておりましたが、もっと清掃をきちんとすればもっと集客アップやリピートにも繋がりやすいのではと感じました。
ですが逆に今のような状態でも経営を維持できているということはまさにここの温泉が本物だという証とも言えるかもしれません。
何にせよこれだけの温泉が時間無制限で500円で日帰り入浴できるのだから細かい点は目をつぶった方が良さそうです。
私が訪れた時は私以外誰もいなく完全貸切で楽しめることができました(なんと贅沢!)
ここは間違いなく穴場だと思いますのでとにかく温泉の質にはこだわりたい!という方にはおすすめです。
みくぞう
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