源泉湯 燈屋 温泉マニアから初心者まで納得するであろう温泉

温泉外観

山梨県甲府にある温泉施設「源泉湯 燈屋」に行ってきたのでレポします。

源泉湯 燈屋について

外観はモダンなスーパー銭湯のような雰囲気ですが、泉質の良い温泉が豊富に存在する甲府の温泉施設だけあってここも「温泉」にこだわった「温泉施設」です。

どちらかといえばレトロな昔ながらの温泉銭湯が多い甲府の温泉ですが、源泉湯 燈屋は外観通りおしゃれで綺麗な施設です。

それこそ外観・内部共に都会のスーパー銭湯と遜色のない仕上がりとなっており「清潔感」を重視する方も抵抗なく楽しめると思います。

そしていい意味で外観と違ってお湯もよく、浴場に入るとむわっと塩素臭が鼻について萎える・・・ということもありません。

浴場内は硫黄臭で充満しており100パーセント源泉掛け流し、お湯にこだわりがある方もきっと満足していただけるでしょう。

実際、2017年の「お風呂甲子園優勝」なる大会で源泉湯 燈屋は見事優勝を飾っているようです。

営業時間・定休日

営業時間

【館内営業】 10:00〜24:00
(最終受付 23:30)
【お食事処】 11:00〜22:30
(ラストオーダー 22:00)

【癒し処】 10:30~23:45
(最終受付 23:00)

定休日

年中無休
(設備点検等、当館の指定日は除く)

 

営業時間も朝の10時から深夜24時までやっており、年中無休なので利用しやすいですね。

利用料金

平日

大人(一般) 800円(税込880円)
大人(会員) 700円(税込770円)
お子様  400円(税込440円)

土日祝日

大人(一般) 900円(税込990円)
大人(会員) 800円(税込880円)
お子様  400円(税込440円)

料金は安くはありませんが、施設内の設備の充実していることと、お湯がとにかく良いので高くは感じません。近所でよく利用される方は会員になったほうがお得ですね。

アクセス

公共交通機関

最寄駅はJR中央線「酒折」駅。

距離は2キロ、時間は45分ほどですがバスなどはないようなので、早くいきたい場合はタクシーを使ったほうがベターです。

甲府駅からタクシー利用の場合は15分程度で到着します。

マイカー

中央自動車道 一宮御坂ICより10km

また、施設内に180台が収容可能な無料駐車場があります。

駐車場

外観

入り口外観。

施設の顔である入り口も、モダンでおしゃれです。

ファミリーでも一人でも、若い女性でも、誰でも入りやすい雰囲気だと思います。

温泉外観

入り口には営業時間や注意事項なども。

こちらをみると食事やマッサージのみの利用でも入館できるようですね。

注意
ですが多くの温泉施設と同じように刺青・タトウー、泥酔者の利用はNGのようです。 
注意書き

内部の様子

では中に入ってみます。

まずは目の前に靴箱があるので、靴箱に靴をいれましょう。

こちらの靴箱は100円硬貨が不要なタイプでした。

そしてこのあと受付を済ませます。

するとそこでこのようなことを言われました。

(館内は飲食物の持ち込みが禁止となっております。

お手数ですがカバンの水筒を中にしまってもらえますか?)

私は登山用のザックのサイドポケットにボトルをINしていたのですが、これがよくなかったらしくこう注意されました。

飲食物持ち込み禁止の温泉施設は多いですが、ザックのサイドポケットに入れていたボトルを注意されたのは初めてだったので少し驚きました。

その理由はあとで館内の様子で何となく理解できたのですが、こういうことですので

水筒などはむき出しのまま持って入ると店員さんから注意されるので、カバンの中にしまいましょう
靴箱

そしてこちらが館内の写真となります。

館内も建物外観と同じく清潔感あふれる感じです。

床もピカピカに磨き上げられており、気持ちいいです。

館内

今回は利用しませんでしたが、食堂もあります。

こちらのページを見る限り、食材にもかなりこだわっているようでスーパー銭湯にありがちなレンチンの食堂とは一味違うようです。

館内のいたるところで目立ったのがお客さんからの声でした。

こちらからはお客さんの意見を取り入れ、よりよくなるように改善している姿勢も感じられました。

掲示物

こちらの意見からお客さんの年齢層もバラバラであり、特定の層だけに偏っているということもなさそうです。

掲示物

お得な回数券やイベントなども盛んに行なっているようです。

掲示板

そして写真がぼやけていて申し訳ないのですが、掲示物から「清掃や清潔感」にこだわっていることも感じられました。

上記で触れたボトルの注意も、清掃や清潔感からくるものなのでしょう。

掲示物

脱衣所の様子

ここからは撮影ができなかったので、文章のみでお伝えしていきます。

脱衣所は暖色系の照明を使ったリラックスできる雰囲気で思った以上に広かったです。

ドライヤーの数も十分あり、風量がどれもすごかった。

私は髪の量が多く、並の風量だと乾くまでに時間がかかるのですが、こちらのドライヤーは乾くのが早かったのがありがたかったですね。

ロッカーや縦長で奥行きが広く、荷物が多くても使いやすいタイプです。

利用者については時間帯のせいか、学生や会社員と思われる比較的若い層が目立っておりました(利用したのは平日夜です)

浴場の様子

内湯

洗い場

洗い場は仕切りはありませんでしたが、シャンプーやボデイソープは完備。

シャワーやカランも使いやすく特に問題ありません。

温快の湯

高温・低温・水風呂とわかれているメイン浴槽。

水風呂以外は掛け流しの温泉となります。

高温風呂も入れないほどの温度ではありませんでしたが、ぬる湯好きの私としてはほとんどをぬる湯で過ごしました。

ここのぬる湯が広く、なんとジャグジーもあり実に居心地がよく気に入りました。

一番滞在時間が長かったのがこちらの湯快の湯の内湯となります。

水風呂も冷たすぎず、ぬるすぎずで良い塩梅でした。

流湯青石の座湯

5人ほど利用できる座湯。

こちらも温泉です。

足元にもお湯が貼ってあり、足湯も同時に楽しめる仕様となっておりました。

座湯は珍しくはありませんが、座湯+足湯のセットはなかなか見かけません。

ですがこのコンボはとても気持ちがよく、もっと多くの温泉施設・スーパー銭湯で導入すれば良いのにな、と思うほどでした。

しかしその心地よさから長居する方が多いのでしょうね。

近くに

低温やけどに注意

という注意書きがありました。

気持ちいいからとあまり長時間利用するのは控えた方が良さそうです。

スタジアムサウナ

こちらは県内最大級の大きさのようです。

確かに広く、開放感あふれるサウナでした(テレビもあり)

五段にわかれているので、好みの位置に座れる点もいいです。

露天風呂

檜の湯

古代桧を使用しているという露天風呂

こちらも温泉です。

ですがここは比較的温度が高めであまり長くは入ってはいられませんでした。

やはり私はぬる湯が好みですね。

信楽大壺の湯

いわゆる壺湯です。

信楽焼の壺湯が三つあります。

こちらは人気でなかなか入ることができませんでした(譲り合って利用しましょう)

壺湯は包み込まれるような気持ち良さと一つの湯船を独り占めできるという快感からどこの温泉でも人気がある気がします。

ここも温泉利用でして、信楽焼ならではの遠赤外線効果もあるようです。

露天にあるので湯船の縁に頭を乗せると夜空を見上げることができます。

そうするととてもリラックスできるのでお勧めですよ。

寝転び湯

見た目的には特筆すべきものはありませんが、

寝転び湯も温泉を使用していることがこの施設のこだわりを感じます。

富士大沢石の湯

富士山の梺から運ばれた大沢石を使用したという岩風呂。

広くはありませんが、適度なお湯加減で露天で一番気に入った風呂です。

源泉釜蒸し風呂

いわゆるミストサウナですが、こちらは温泉の源泉を利用したミストサウナ。

内湯のスタジアムサウナよりかは温いので、いつまでも入っていられそうな感じすらします。

まとめ

温泉と清潔感にこだわった温泉施設という印象でした。

温泉はいいけれど、設備や施設の古さのせいで一部の温泉マニアにしか受けないであろう温泉はたくさんありますが、こちらは温泉の質の高さと施設の清潔感や新しさ、利用しやすさが両立しております。

その分、料金もやや高めですが温泉が良くても一部の人にしか利用されないのは勿体無いので、やはりこういう多くの方に受け入れやすい施設が理想的でしょう。

浴場内の雰囲気などはこちらからご確認ください。

写真だけでもなんとなく雰囲気がわかるかと思います。

これで飲泉ができれば最高なのですが、あとは文句の付け所がありません。

温泉初心者からマニアまで多くの方に受け入れ、気に入られるであろう温泉ですのでおすすめです。

 

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みくぞう

山の魅力にとりつかれたソロハイカー。 山には主にトレーニングで登っています。 最近はトレランがメインになりつつありますが、ハイキングもあいかわらず好きです。 気づけば山や温泉のことばかり考えているようになったので、細かく役立つ情報を発信していきます。

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