甲府 草津温泉 甲府の草津温泉も良質だった!

草津温泉

甲府の草津温泉に行ってきたのでレポします。

草津温泉について

え?甲府なのに草津?

と私も初めは思ったのですが、これは間違いではありません(笑)

まあでも大多数の方は草津温泉といって思い浮かべるのは群馬の方でしょうね。

でも群馬だけでなく甲府の草津温泉も素晴らしいのです(とはいっても群馬の方の草津温泉はまだ行ったことがないのですが・・・)

そもそも昭和初期、群馬県草津出身の方が「草津湯」という名の銭湯を始めたのが草津温泉のはじまりと言われております。

戦後、休業していた草津湯を現在経営されている方の先先代が譲り受け、同名にて昭和23年に営業を再開したそうです。

ですから群馬のほうの草津温泉ともゆかりがあるというわけですね。

昭和40年代の後半に温泉採掘をこころみたところ、見事に成功。

そこから草津湯あらため「草津温泉」となったそうです。

甲府には今でも温泉銭湯が多数残されておりますが、高温の温泉が湧出したのは草津温泉がはじめてだそうです。

泉質

天然ラドン含有・芒硝・重曹・食塩泉

免疫力の増強、動脈硬化、高血圧、切り傷、やけど、美肌、リウマチ、冷え性、うちみなどにきくそうです。

湯船は全部で三つあり一つは源泉温度そのままの「高温風呂」

こちらの温度は47.7度とかなり熱め

続いて「中温風呂」「露天風呂」は40~42度とこちらもやや熱め。

「水風呂(地下水掛け流し)」は23度です。

加温や加水は一切なしの完全掛け流しで飲泉も可能です。

営業時間・料金

営業時間

5時~夜10時(元旦を除き、年中無休)

料金

大人 400

子供 170

幼児 70

注目すべきは温泉なのに400円という超良心価格な点です。

東京の普通の銭湯よりも安いのですから地元の方が羨ましすぎます。

こんな温泉銭湯が近くにあれば毎日通ってしまうのは間違いありません。

また、早朝から夜遅くまでやっており、ほぼ年中無休という点も銭湯にしてはめずらしいですよね(スーパー銭湯であれば普通ですが)

アクセス

公共交通機関

最寄駅はJR中央線甲府

甲府駅から出ているバスで「荒川橋」で下車し徒歩5分ほどです(乗車時間は10分)

マイカー

中央道甲府昭和ICから国道20号線経由で約10

外観

建物は緑色、温泉街ではなく住宅街の少し奥まったところにあります。

もっと年季がはいっている感じだと勝手にイメージしておりましたが、リニューアルしたとのことでとても綺麗でした。

草津温泉

温泉の効能が書かれております。

飲用可能な温泉ですが、飲用禁忌症もあるので注意しましょう。

あと写真を撮るのを忘れましたが、小さいながらも駐輪場もあります。

私は輪行した自転車で訪れたのでそこに自転車を止めました。

看板

内部の様子

内部はせまく、人が結構いたので写真は撮れませんでした。

入るとまず靴をロッカーに入れ、鍵と料金である400円を支払います。

するとロッカーの鍵を渡されるので渡された番号のロッカーを使います。

また、他の普通の銭湯と同じように備え付けのシャンプーやボデイソープがないため

「ないならどう?」と石鹸などを勧められました(私は買いませんでしたが)

でも忘れてもフロントで販売しているので買うこともできます。

フロントは受付と靴箱、ちょっとした椅子があるだけで非常に簡素。

休憩所などもありませんでした。

ですが外観と同じようにとても綺麗でしたね。

脱衣所の様子

脱衣所は狭く、常連らしい地元の方で賑わっておりました。

私が訪れたのは平日の夕方でしたが、それでも結構な人がおりました。

土日だとさらに混雑すると思われます。

ロッカーは渡された番号のロッカーを使うことになるわけですが、手前などで人が着替えたりするとロッカーを使用しづらいのでこのシステムは正直苦手です。

ロッカーは好きなところを使いたいのです。

ドライヤーは二つ備え付けられておりましたが一回の使用につき「20円」かかります。

ここも昔ながらの銭湯っぽいところですね。

浴場の様子

内湯の様子

扉を開けると右手手前に洗い場、その奥に湯船があります。

まずは体と頭を洗って中央の中温風呂につかりました。

が・・・中温といってもお伝えしたように40~42度あるので熱めです。

なんども出たり入ったりを繰り返しましたが、それでも1時間ぐらいが限度でしたね。

熱湯なので長湯は不向きです。

温泉は薄い黄緑色で若干硫黄臭がするもので、ぬるすべ感もあり、入る前も入った後もはっきりと温泉だとわかる温泉らしい温泉でした。

これでもう少し温度が低ければいくらでもつかっていられるんですけどねー

飲泉も可能なので各湯船のお湯投入口にコップもあります。

味は・・・癖はそれほどなく、まろやかで飲みやすい感じ。

むせたり喉に詰まるような感じも0でゴクゴクいけます。

高温風呂の方は熱湯が苦手な私はやはり入れませんでした。

手の先を少し入れだけでギブアップです。

歳をとると肌の感覚が鈍くなり、熱湯も楽しめると聞きましたが、しばらくは無理そうです。

なお、水風呂は個人的に適温でなんども中温風呂と行き来しました。

露天風呂

小さいながらも露天風呂もあります。

ただ、草津温泉は住宅街のど真ん中にある温泉なので当然外の風景は見えません。

空が見えるだけで開放感もありません。

それでも火照った体を休めるにはちょうどよく、ありがたかったです。

湯温は中温風呂と同じぐらいです。

こちらも長湯は難しいと感じました。

まとめ

泉質の良さ、営業時間の長さ、休業日の少なさ(ほぼ年中無休)料金の安さ、綺麗さなどなど多くの良さがあげられる素晴らしい温泉銭湯でした。

昔ながらの銭湯は利用しにくいという方もいらっしゃるかもしれませんが、スーパー銭湯までとはいかなくても適度にモダンで綺麗なので、レトロな銭湯に馴染みがない若い方にも利用しやすいように感じられました。

遠方からも温泉好きであれば訪れる価値大の温泉だと思いますので是非

 

The following two tabs change content below.

みくぞう

山の魅力にとりつかれたソロハイカー。 山には主にトレーニングで登っています。 最近はトレランがメインになりつつありますが、ハイキングもあいかわらず好きです。 気づけば山や温泉のことばかり考えているようになったので、細かく役立つ情報を発信していきます。

関連コンテンツ



草津温泉

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

ABOUTこの記事をかいた人

山の魅力にとりつかれたソロハイカー。 山には主にトレーニングで登っています。 最近はトレランがメインになりつつありますが、ハイキングもあいかわらず好きです。 気づけば山や温泉のことばかり考えているようになったので、細かく役立つ情報を発信していきます。