山梨県の日帰り温泉施設、「湯めみの丘」にいってきたのでレポします。
目次
湯めみの丘について
100パーセント源泉掛け流しの日帰り入浴施設でして、甲府盆地が一望できる露天風呂が有名です。
また、晴れていれば甲斐駒ケ岳など南アルプスの山々も見ることができ、夜には夜景も楽しむことができます。
食堂やリラクゼーション(マッサージなど)も備えておりますが、スーパー銭湯ではなくあくまで温泉がメインの「温泉施設」です。
料金・営業時間など
子供(4歳~小学生)…400円
★お得な回数券(10枚綴り)…5,000円
泉質
泉質 | ナトリウム-塩化物泉(低張性弱アルカリ性高温泉) |
効能 | 神経痛・筋肉痛・関節痛・五十肩・運動麻痺・関節のこわばり・打ち身・くじき・慢性消火器病・痔疾・冷え性・病後回復期・疲労回復・健康増進・きりきず・やけど・慢性皮膚病・虚弱児童・慢性婦人病 |
アクセス
公共交通機関
最寄駅はJR中央本線塩崎駅下車
駅からは約1.5キロほどで時間は20分ほどです。
マイカー
中央自動車道 双葉スマートICから1.6km、約5分
外観
写真がぼやけてしまって申し訳ないのですが・・・正直なところあまり温泉施設という感じの外観ではなかったと思います。
そして入り口前には料金表がありました。
これにも記載されているようにこちらの施設は飲食物の持ち込み、および泥酔、刺青がある方はNGのようです。
入り口前には立派な船のオブジェが。
そして靴を脱いだら靴箱に靴を預け、さきに料金を支払います。
なお、靴箱はご覧の通り、100円硬貨は必要ないタイプです。
自販機は5つありました。
左からダイドー、アイス、牛乳の自販機ですね。
上とは別の自販機。
山の上ではないので料金は普通です。
スーパー銭湯などではおなじみのマッサージチェアも。
食堂もあります。
終電に乗り遅れそうだったので、食べれませんでしたが料金は比較的リーズナブルでメニューの種類も豊富でした。
こういった所の食堂はレンチンなイメージがありますが、こちらは全て手作りだそうです。
人気メニューは蕎麦やモツ煮だとか。
次回訪れた時は是非とも利用したいですね。
浴室の様子
脱衣所
脱衣所は十分な広さがありました。
ロッカーも大きめで登山用のザックも十分入るような大きさでした。
ドライヤーもあり。風量十分でもちろん、無料で使えます。
清潔感もあり、特に気になった所はありませんでした。
洗い場
シャンプー、ボデイソープ、シャワー完備。
洗い場も内湯と外湯の両方にあるため、十分な数があります(ただ、冬場は外の洗い場を使うのは厳しいかと)
ですが温泉成分のためか、床が滑りやすくなっており、なんどかスリップしそうになりました。
温泉施設にはありがちですが、ここはとくにツルツルと滑りやすく感じました(清掃が行き届いていないせいだとは感じませんでした)
行かれる際はゆっくりと慎重に歩くことをおすすめします。
内湯
入った瞬間、ほのかな硫黄臭が感じられました。
ほのかな、という所がポイントで個人的に好印象だった所です。
温泉好きなのに濃厚な硫黄臭って実は苦手なのですよね^^;
長時間かいでいると気分が悪くなってしまうこともあるのですが、ほのかに香る程度だったら全然OK
むしろ温泉らしさを感じられるのでとても好きなのですが、ここの温泉の硫黄臭は個人的にちょうどいい塩梅でよかったです。
そして内湯は実にバリエーション豊か!
超高温風呂、高温風呂、中温風呂、気泡風呂、水風呂と温度ごとにわかれた湯船が5つあるのです(サウナも含めると6つ)
湯温の好みって人それぞれ結構好みが分かれると思うのですが、この温泉ならきっと好みの温泉が見つかるのではないでしょうか?
私の一番好みは中温風呂でした。
この中温風呂が一番大きく、ゆっくりとくつろげるのと、湯温が私好みだったのでなんども出たり入ったりを繰り返しました。
泉質はというとぬるぬる感はないものの柔らかな肌あたりで、入浴後はしっとりした感じでつっぱるようなことは全くありませんでした。
泉質も結構好き嫌いが分かれると思いますが、この温泉はいい意味で癖もないので、万人受けすると思います。
超高温風呂と高温風呂は指先でちょっと触れてみただけでギブアップ^^;
熱いお湯が苦手な私は指先だけで限界でした。
超高温風呂の方は特に熱く、頑張ってもとても全身入浴はできないレベルだったのですが、逆に言えば熱湯好きな方は満足できると思います。
サウナは比較的オーソドックスなドライサウナでテレビ付き。
サウナも水風呂も暑すぎず、ぬるすぎずちょうどいい感じでした。
ちなみにそれぞれの湯船のふちにはコップが置いてあり、全て飲泉可能です。
口に含んで見ると硫黄臭が口いっぱいに広がりますが、えぐみや苦味ななく比較的飲みやすいほうかと思います。
露天風呂
露天風呂は展望露天風呂となっており、景色を楽しむことができます。
私が訪れたのは夜だったので、夜景を楽しむことができたのですが思った以上に素晴らしい景色が広がっておりました。
ですが私が身長が低いこともありますが、座った状態だとあまり景色が見れないのが玉にキズでしょうか。
湯温は内湯の中温風呂と同じぐらいで長湯も可能な温度で露天も飲泉可能です。
ちなみになぜか上部にはぶどうがたくさん実っておりました。
まとめ
同じ山梨県の展望露天風呂なら「ほったらかし温泉」が有名で展望の良さならほったらかし温泉の方が上ですが、泉質は湯めみの丘の方が完全に上ですね。
泉質も景色も良く、さらにお風呂のバリエーションも多く、料金もリーズナブルといいところばかりの温泉施設だと思います。
さらに温泉もクセがなく、様々な湯温の湯船もあるため、多くの人にも受け入れられる普遍さがあります。
お客さんは地元の人と思われる方がメインでしたが、近くにこんないい温泉があるなんて羨ましいと素直に思いました。
ですがこのようにとてもいい温泉なだけあって、やはり混雑するときもあるようです。
土日や平日の夕方は特に混雑するようなので、可能であればこれらの日時は避けた方がいいでしょう。
私が訪れたのは平日の19時すぎでしたが、この時は混雑というほど人はいなかったので、快適に過ごせました。
みくぞう
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