山梨 小倉山に登山 ザゼンソウの群生地は必見!

ザゼンソウ

山梨にある小倉山に登ってきたのでレポします。

小倉山について

小倉山は甲府市塩山にある標高953mの山です。

あまり有名な山ではありませんが、ザゼンソウの群生地があり、シーズン中は綺麗な姿をみれます。

また、かつては水晶が採れる山でもありました。

アクセス

公共交通機関

塩山駅から市民バス「玉宮線」にて福生里~湯原間にて下車。

注意
自由乗降区間なので入り口付近で停車を申告をする必要があります。

マイカー

玉宮簡易郵便局から(1.8km)付近に「玉宮ザゼンソウ公園」入口の看板が出ているので、右折。そこから400mで小倉山の登山口があるザゼンソウ公園

補足
ザゼンソウ公園には番地がないためカーナビに入力不可。

カーナビに入力する際は『 玉宮簡易郵便局 ・山梨県甲州市塩山竹森3478 』 を目印に入力する必要があります。

塩山駅からスタート

小倉山へのアクセスはマイカーが一般的なようですが、バスを使わずともアクセスできますよ。

塩山駅前にはレンタサイクルがあるので、私はこれを使っていきました。

レンタサイクル

詳しくはこちらをご覧ください。

http://docomo-cycle.jp/koshu/

ぐるりん

玉宮ざぜん草公園到着

塩山から小倉山の登山口がある玉宮ざぜん草公園へは距離としては約6キロなのですが、登り基調なのでここまでくるのにすでに汗だくになりました。

一応電動自転車だったのですがね。

公園の手前には小倉山のハイキングマップがあるので写真にとっておくと便利です。

小倉山

ザゼンソウ群生地から山頂までのピストンをされる方も多いようですが、私は上条山を経由しての周回コースをとることにしました。

この標識のどちら側から登ってもいいのですが、まずはザゼンソウ群生地に向かうことにしました。

小倉山

ザゼンソウ群生地へ。

群生地は上の案内板から10分もかからずに到達できます。

獣侵入防止用の電気柵を開けて木道の上を進んでいきます。

木道

ザゼンソウを早速発見!

初めてみましたが、大きいのでかなり目立ちます。

ここ竹森の群生は市の天然記念物としても登録されているようです。

ザゼンソウ

名前は小さい花が密集して咲く姿が僧が座禅を組んでいるように見えることからきているようです。

また、幸福をよぶ縁起の良い花だともされております。

ザゼンソウ

ポツポツとあちこちに咲いておりますが、まだ少し早かったようです。

ザゼンソウは1月中旬頃発芽し、2月下旬から3月頃にかけてが盛りとなります。

ザゼンソウ

また、開花するさいに発熱するという特徴もあり、その発熱が周囲の雪を溶かすことから早春に見ることができる花の一つでもあります。

ザゼンソウ

実際、ザゼンソウの周囲には雪はありませんでした。

ザゼンソウを堪能した後は山頂に向けて進みます。

登山道

短いながら急登も出てきます。

急登

この分岐まで登れば、あとは山頂までゆるやかな登りです。

分岐

こんな感じの歩きやすい尾根道が続きます。

尾根道

小倉山山頂到着

そしてあっという間に山頂に到着してしまいました。

ザゼンソウの群生地から20分もかからなかったと思います。

山頂標識にはなぜかてるてる坊主が・・・

そういえば同じ塩山の山である塩ノ山山頂にも同じようなてるてる坊主がありましたね・・・

もしかしたら同じ人の手によるものでしょうか。

山頂
塩の山

塩の山山頂のてるてる坊主

山頂にはベンチがいくつかあります。

ベンチ ベンチ

そして見逃せないのがこちらの展望台です!

展望台

この日はとてもよく晴れていたので、最高の景色を見ることができました。

山頂からの景色 展望台からの景色

景色を堪能しながら昼食をとった後は、先ほどの分岐までいったんもどり、次は上条峠尾根道コースを進みます。

分岐

こちらのコースはそれまでとは一変し、結構なアップダウンがありました。

尾根

上条山到着

そして次なるピーク、上条山山頂に到着です。

上条山

ですが先ほどの小倉山とは違って、上条山山頂は木々に覆われており、景色を望むことはできませんでした。

上条山山頂

上条山を過ぎてからも小刻みなアップダウンは続き、結構消耗しました。

上条峠

上条峠到着。

ここからは平沢集落方面へと進みます。

上条峠

ここから若干踏み跡が薄くなり、少しだけ迷ってしまいました。

ですがよくみるとマーキングのテープがあるので、それにしたがって進めば大丈夫です。

踏み跡

ザゼンソウ船宮神社へと進みます。

標識

巨大なソーラーパネルと思われるものがありました。

ソーラーパネル

開放的で心地いいトレイルです。

トレイル

沢歩きコースを進みます。

標識

歩きやすいですが、夏場だと薮がすごそうです。

トレイル

沢の心地いい音を聞きながら歩いていきます。

沢沿い

はじめの分岐点までもどってきました。

この周回コースで2時間ぐらいでしたでしょうか。

小倉山

まとめ

ややマイナーな山ではありますが、ザゼンソウの群生地は一見の価値ありです。

他ではなかなか見れない可憐な花が群生している様子はちょっとした感動を覚えますよ。

まあ桜みたいなわかりやすい派手さはありませんが・・・

また、今回の周回コースは途中多少のアップダウンはあるものの距離は5キロほどで2時間ほどで周れてしまうので、あまり体に負荷をかけたくない時や、軽い山登りをしたいときなどにもうってつけだと思います。

ただ、道は一部不明瞭なところもあるのでその点は注意です。

 

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みくぞう

山の魅力にとりつかれたソロハイカー。 山には主にトレーニングで登っています。 最近はトレランがメインになりつつありますが、ハイキングもあいかわらず好きです。 気づけば山や温泉のことばかり考えているようになったので、細かく役立つ情報を発信していきます。

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