城山湖周辺おすすめ周回ハイキングコースを紹介

紅葉

城山湖周辺のハイキングコースと山のレポです。

城山湖について

相模原にある本沢ダムによってできた昭和46年建設の人工湖です。

水は津久井湖から組み上げられているらしく、定期的に水を抜いて点検や清掃なども行われているようです。

周辺は豊かな自然が残り、様々な山やハイキングコースが伸びております。

今回は小松ハイキングコース(小松トレイル)を起点にして牡龍籠山まで向かい、ぐるっと一周する周回コースを紹介します。

コースについて

コースは相模風っ子トレイルランニングというトレイルランのレースのコースの一部をそのままなぞった周回コースです。

6キロほどでアップダウンもゆるやかなのでちょっとした散策にぴったりです。

また、周回ではなく草戸山や高尾山方面などにも行けるのでいろいろなコースと組み合わせも可能です。

地図

アクセス

公共交通機関

京王線、めじろ台駅下車

京王バス「法政大学行」乗車、法政大学前で下車。

バス停から約2キロほどで小松ハイキングコースへ到着します。

マイカー

城山湖コミュニテイ広場に無料の駐車場があります。

営業時間は9時〜17時(冬季は16時まで)

小松ハイキングコースからスタート

ハイキングコース入り口には城山湖周辺のハイキングマップがあります。

写真撮影しておけばあとで確認ができて便利です。

小松トレイル

なんども利用しているコースなのでよくわかるのですが、平日はあまり人はいません。

ですが土日となると、ハイカーや地元の方などが結構いたりします。

ハイキングコース

序盤は雰囲気のいい竹林の横を通ります。

小松トレイル

小松城跡へ

途中には小松城跡という城跡があります。

近くにあった片倉城の出城とされているお城でして室町時代から戦国時代までの山城だったそうです。

ですが現在は南に延びる遺溝の大半は消滅しているそうです。

現在はお城があったところには小さな祠があるのみです。

小松城跡

また、小松ハイキングコース付近の森は神奈川の美林50選にも選ばれております。

写真では伝わりづらいかもしれませんが確かに綺麗な森です。

アップダウンはありますがゆるやかなので、あまり登山という感じはしません。

ハイキングコースだけあって非常に歩きやすくいい感じです。

小松ハイキングコース

評議原へ

そして隠れた紅葉の名所もあります。

金比羅参道の手前にある評議原というところなのですが、ここは秋になると実に綺麗な紅葉を見ることができます。

12月初旬に撮った写真がこちら。

思った以上に鮮やかな紅葉が見れて感動した覚えがあります。

紅葉

そしてここまできたのであれば是非登ってほしい山があります。

まずは金比羅宮への階段を登ります。

神社

こちらの龍籠山金刀比羅宮の横に牡龍籠山への取り付き、といか階段があります。

金刀比羅神社

こちらがその階段。

階段

途中には都心を一望できる展望スポットがあります。

山頂は展望はありませんが、ここからの景色はなかなかいいです。

都心

少し進むと奥の院があります。

奥の院

奥の院からさらに登ると今度は航空神社があります。

戦時中の訓練飛行で爆撃機がこの付近に墜落し、亡くなった搭乗員を慰霊するためのものです。

航空神社

牡龍籠山山頂

そしてこちらが牡龍籠山山頂です。

山頂はこちらの小さな標識があるのみで展望は0、ベンチすらありません。

近くにある雌龍籠山(めたつごやま)と共には古来から農耕や産土の神として人々から信仰されてきたそうです。

またその名前の通り、龍の伝説がこの地にはあるそうです。

牡龍籠山

小さな山なので下山も一瞬です。

下山すると目の前には城山湖が飛び込んできます。

取材時は曇りだったのであまり綺麗とは言えませんが、晴れの日はなかなか綺麗な湖です。

ちなみに目の前に見えるのは南高尾山稜です。

城山湖

この写真は10年ぶりに検査・清掃のために水を抜かれた城山湖です。

こうしてみると結構深い湖であることがわかります。

城山湖

帰りは小松ハイキングコースとは別ルートでいきます。

まずは城山湖にそって歩いていきます。

湖

舗装された道を歩いて龍籠山金刀比羅宮へと戻ります。

舗装路

城山湖の駐車場を抜けてすぐのところにちょっとした取り付きがあります。

若干わかりにくいですが進んでいくとはっきりとした山道へとなっていきます。

トレイル

小松ハイキングコースと違ってこちらのコースはあまり利用者はいないようですが、その分静かな山歩きが楽しめます。

トレイル

また、こちらは道幅の狭いシングルトラックですが倒木や藪っぽくなっているところはなく、終始歩きやすいです。

シングルトラック

里に出てきました。

ここを右に抜けると小松ハイキングコース入り口に戻り、ぐるっと一周してきたことになります。

里

まとめ

今回紹介したのは6キロほどの短いコースですが、牡龍籠山から草戸山、南高尾山稜方面、七国峠、高尾山など多彩なコースや山へと繋げられるのでその気になればロングコースにすることもできます。

町から近いので何かあった時も安心なコースだと思います。

派手さはありませんが、短いながらも楽しめるコースだと思います。

低山ですので夏はおすすめできませんが、それ以外の季節は快適なハイキングを楽しめると思います。

特に紅葉の時は綺麗ですので紅葉の時期が一番おすすめです。

トレランレースのコースでもあるのでトレランするのにもお勧めです。

 

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みくぞう

山の魅力にとりつかれたソロハイカー。 山には主にトレーニングで登っています。 最近はトレランがメインになりつつありますが、ハイキングもあいかわらず好きです。 気づけば山や温泉のことばかり考えているようになったので、細かく役立つ情報を発信していきます。

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