峰の薬師へハイキング 津久井湖が見渡せる景色が魅力

本堂

神奈川、相模原にある峰の薬師にいってきたのでレポします。

峰の薬師について

峰の薬師(みねのやくし)は、神奈川県相模原市緑区三井にある寺院。江戸時代には「武相四大薬師」の一つとして多くの信仰を集め、三井(みい)の薬師とも呼ばれた。現在は曹洞宗の寺院で、大覚山東慶寺と号する。(wikiより抜粋)

峰の薬師は1492年創建の寺院で高尾山の薬王院、大山の日向薬師とともに四大薬師の一つに数えられ、昔ながら武蔵・相模の人々の命を守り、病をなおす薬師様として信仰されてきました。

登山道は関東ふれあいの道として整備されております。

また、峰の薬師から様々なハイキングコースに接続できます。

今回は表参道コースから峰の薬師に登り、梅の木平から高尾山口へと至るコースを紹介します。

アクセス

公共交通機関のアクセスは橋本駅北口から神奈川中央交通 橋09系統「峯の薬師入口」バス停下車。

徒歩数分で参道入口へと至ります。そこから峰の薬師までは15分ほどです。

峰の薬師入り口からスタート

峯の薬師入り口バス停からスタートです。

ここは新設されたバス停でしてこのバス停ができたことで一気にアクセスが良くなりました。

バス停

バスの時刻表はこのような感じです。

本数は少ないのでこのバス停から帰る場合は注意が必要です

時刻表

バス停から表参道は目の鼻の先です。

歩いてすぐの距離です。

表参道

表参道は完全なる登山道。

舗装は一切されていないので注意が必要です。

表参道

この標識にもあるように距離は530m、14分と短いのですが

標識

なかなかの傾斜で侮れません。

毎週のように山に登っている私でも結構きついと感じてしまいました。

表参道

峰の薬師到着

ですがあっという間に到着するので疲労困憊にはならないかと。

峰の薬師はこの通り、かなり開けておりベンチもあります

ですがトイレの真ん前だというのがちょっとあれなので、別の場所で休憩することをお勧めします(おすすめの休憩スポットは後述します)

峰の薬師

ちなみに峰の薬師にはこちらの東参道コースからも登ることができます。

東参道

東参道コースは表参道コースとは逆でほとんど舗装されております。

傾斜的にも表参道コースよりも緩いので、表参道コースよりも楽に登れますが個人的にはあまり面白みを感じませんでした。

やはりおすすめは表参道コースの方ですね。

東参道コース

※東参道コースは別の日に登りました。

峰の薬師は小説、姿三四郎の舞台でもあります。

檜垣兄弟との果し合いの場として登場します。こちらはその石碑です。

彫刻

こちらは峰の薬師事務所。

事務所

お菓子や軽食、飲み物などが販売されておりました

事務所

平日でも営業しておりました。

また、ここで御朱印ももらえます。

事務所

とうがらし地蔵尊

お地蔵様

とうがらし地蔵尊の近くには津久井湖周辺のアクセスマップがあります。

地図

また、バス停の時刻表も

バス停時刻表 バス停時刻表

こちらは散策マップですね。

津久井城跡ハイキングについてはこちらの記事で紹介しております。

津久井湖などの景色

津久井城山へ登山 短いながら登り応えあり!

2019年2月8日
ハイキングコース

こちらは鐘撞堂

鐘撞堂

こちらは紅葉時の鐘撞堂付近の写真です。

燃えるような赤色が美しかったです。

紅葉時

峰の薬師は紅葉も美しい

こちらは峰の薬師本堂になりますが、ご覧の通りかなり寂れております。

あまり手入れがされていないようです。

本堂

そして前述したおすすめ休憩スポットはこちら!

本堂から少し登ったあたりにベンチがあるのですがそこから津久井湖が見渡せるのです。

ビュースポット

この素晴らしい景色を眺めながら一息つけば最高ですよ!

津久井湖などの景色

そしてここからさらに登っていくと

トレイル

峰の薬師、奥の院へ

峰の薬師の奥の院に到着します。

ですがここは本堂以上に経年劣化が激しいですね。

奥の院

あまり手入れがされていないようで、あちこち痛んでおります。

峰の薬師自体も寂れておりますし、維持費用が出せないのかもしれませんね。

奥の院

さて、奥の院から先は大桐山などへいたる南高尾山稜縦走ルート、草戸山から草戸峠、高尾山口へと至るルートなどがありますが、今回は梅の木平から高尾山口へと降るルートを紹介します。

ちなみに南高尾山稜の記事はこちら。

穴場的存在、静寂の南高尾山稜

2017年7月20日

草戸山の記事はこちらです。

草戸山 高尾山口から登れる静かな山

2018年10月6日

梅の木平は三沢峠という峠から下れます。

梅のきヒラ

梅の木平へ

梅の木平へと下っていきます。

梅の木平まで3キロ、高尾山口までは5キロと結構な距離がありますが、基本緩やかな下り貴重で険しいところ、危険箇所などはありません。

迷いやすい箇所などもなく、基本は一本道ですので初心者にもお勧めですよ。

分岐点

前述したようにこのようなゆるい傾斜の下りが続きます。

梅の木平

人も少ないのでトレランに最適です。

トレイル

やがて林道へ

林道

ここのお地蔵様があるところから草戸峠へと登ることもできますが、今回はまっすぐ下っていきます。

お地蔵様

ここが梅の木平。

ここの関東ふれあいの道の一つです。

ここから高尾山口までは車道を歩いていくことになります。

関東ふれあいの道

ここからバスで高尾山口まで向かうこともできるのですが、本数が少ないのでバスに頼ることはあまりお勧めしません。

梅の木平から高尾山口までは距離にして1.4キロで30分もあればつくので、歩いていくことをお勧めします。

車道

高尾山口でゴール

体力に余裕があればここからまた高尾山に登ってもいいかもしれません。

高尾山口

まとめ

峰の薬師自体はお世辞にも綺麗と言えませんが、その周辺の景色やハイキングコースなど魅力は多いです。

高尾周辺はバリルートを含め本当に様々なコースがあるので、私もまだ周りきれていないぐらいです。

この峰の薬師周辺のコースも初心者でも安心な起伏の少ないコースが多いので、色々と回ってみるのもお勧めです。

 

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みくぞう

山の魅力にとりつかれたソロハイカー。 山には主にトレーニングで登っています。 最近はトレランがメインになりつつありますが、ハイキングもあいかわらず好きです。 気づけば山や温泉のことばかり考えているようになったので、細かく役立つ情報を発信していきます。

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