山での行動食って悩みますよね。
何が自分にあっていて、何が山で携行するのに適しているか、実際に試してみなければわからないところもあります。
ジェルがその典型で、ある人は絶賛していても全く口に合わなかった、ということが多々ありました。
そして登山中の携行食として定番である「羊かん」
夏でもとけない、冬でも凍らない、高カロリー、栄養価が高い、携帯性に優れているなどの理由から多くの登山者に愛用されていますよね。
私は今まで登山やロードバイクなどのスポーツに特化した「スポーツ羊羹」がお気に入りだったのですが
いかんせん、値段が高いのですよね。
山に行くたびこれを持って行くのはコスト的に少々きついのです。
そこでスポーツ羊かんのかわりになりそうなものがないかを探していたところ、発見したのがかし原 ◆ 塩羊かん◆ 14本×6袋入です。
かし原の塩羊かんについて
特筆すべきはコスパの良さです。
なんと14本×6袋入りで1830円なのです。
一方でスポーツ羊かんは10個入りで948円(現在のアマゾンの価格)
圧倒的にかし原の塩羊かんの方がコスパがいいですね。
じゃあスポーツ羊かんと比べて成分の方はどうなのかというと
スポーツ羊かんは原材料は
・マルトデキストリン、生あん(小豆)、砂糖、パラチノース、寒天、食塩
マルトデキストリンは多糖であり、スポーツ時のパフォーマンスアップに繋がると言われている成分です。
パラスチーのは人工甘味料で健康にはあまりよくないと言われております。
一方、かし原の塩羊かんの原材料は
・砂糖、生餡、水飴、寒天、塩
と非常にシンプルです。
マルトデキストリンこそ含まれておりませんが、余計な添加物が含まれていない分、かし原の塩羊かんの方が安心感があります。
外観
スーパーなどではあまりみかけないのでアマゾンで購入しました。
羊かんはサイズこそ小さいもの、14本も入っているのでかなりお得感があります。
大きさはちょうど手のひらサイズ。
そしてこの塩羊かんの良いところの一つとして非常に開けやすいことがあげられます。
赤印を引っ張るだけで
このように簡単にツルんと向けてしまいます。
他の市販の羊羹も試しましたが、味はよくても開封がしづらい羊羹が多かった印象です。
ですがこちらは違います、ほとんど力を入れずとも非常に簡単に開封することができます。
これ、特に冬場で指がかじかんでうまく動かない時などにすごく重要になってくる要素だと個人的には思っております。
そしてスポーツ羊かん同様、下から押し出すことができます。
それゆえに、手を汚さず食べることができます。
ただ、はじめに包装フィルムをはがさなければいけないのでその点のみはスポーツ羊かんの方が良いですね(スポーツ羊かんは下部を押し出すだけで食べられる)
味について
行動食といってもやはり一番重要なのは味ではないでしょうか。
いくら栄養価が高く、携帯性に優れていても味がまずければ持っていこうという気にはなりません。
スポーツ羊かんは味もしっかりと美味しかったですがふじ原の塩ようかんはどうだったかというと・・・
安かろう悪かろうではありませんでした。
安くてもしっかりと美味しいです。
甘すぎず、ほのかに塩味がきいており、大変美味です。
欠点としては山での携帯食として買ったのに、美味しいので日常でのおやつとしてつい手が伸びてしまうことでしょうか(笑)
携帯性について
お伝えしたように手のひらサイズなので携帯性は抜群です。
私の持っているザックのフロントポケットにいつも忍ばせております。
まとめ
山での行動食のために作られたのではないか?
と思ってしまうほどこの塩羊かんはまさに山にぴったりです。
エネルギーだけでなく、塩分補給にもなりますからね。
羊かんが嫌いでなければ、試してみることをお勧めします。
みくぞう
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私もスポーツ羊羹からこれに変更しました。
偶然、近くのスーパーで安売りしていたのがきっかけでしたが、携帯しやすさ・食べやすさ、美味しい味・・・目からウロコでした。
地味なパッケージなので、地元の食品業者が販売しているローカルなものかと思っていたら、関東で作られている全国区の商品なんですね。
ありがとうございます。
スポーツ羊羹よりコスパ的に圧倒的にこちらのスポーツ羊羹の方が優れていますよね。
今も愛用しております、また同社の栗羊羹も美味しいのでおすすめです。