高尾山のおすすめコースと所要時間

東京都民のオアシスとして知られる高尾山。
私も幾度となく訪れたことがある山ですが、縦走のゴール地点として「下る」事が多く、コースも1号路ばかりを利用する事が多かった事に気付きました。
が、あのミシュランの三ツ星を獲得したほどの山です。
このまま他のコースを歩かないのは高尾山に申し訳ない(もったいない)と思い、急遽1日で全コースを歩きおすすめコースの検証をしてきました。



高尾山とは?

高尾山(たかおさん)は、東京都八王子市にある標高599mの山である

:wikipedia

新宿からのアクセスが容易でお手軽に登れるので、季節問わず驚くほどの人で溢れている山です。

最寄り駅は、京王線高尾山口駅。

たまに間違えて高尾駅で降りてしまう方がいるようですが、高尾山口駅で降りるように。
新宿からアクセスする場合は京王線を使えば乗り換えなしでいけるのでとても便利です。
最速47分で、交通費も390円。
新宿からは中央線を使ってもいけますが交通費は550円かかります。
ですので新宿からは京王線を使う事をオススメします。

では全コース歩いた上での各コースの紹介とオススメ度を紹介していきます。

高尾山口駅

 

当日はあいにくの雨でしたがそれでも多くの登山客の方がおりておりました。

さすがは高尾山です。

他の山ではこうはいきません。

 

高尾山口駅

ケーブルカーリフトのりば行きという看板に従い、進んでいきます。

路上

すると駅から3分ほどで登山口に到着してしまいます。

駅から登山口までバスなどを使わず、徒歩ですぐにたどり着けてしまう点も高尾山が超人気の理由の一つだと思います。

ちなみにこのまま右手に進めば1号路へと入りますが、今回は左手へ進み稲荷山コースへと進みます。

一号路登山口

 

稲荷山コースへ

左手に進むとすぐにこの看板が見えてきますので、直進します。

ここから登山道のスタートです。

全長:3.1km
所要時間:上り90分、下り70分

高尾山コースの中で一番ハードなコースとの事ですが、一番登山道らしいコースでもあります。

稲荷山登山口

そしてハードなだけにいきなりわりと急な階段から始まるので高尾山だからとなめないでしっかりと準備運動をしてから登った方がいいです。

稲荷山コース

登り始めてから15分ほどで稲荷山コースの由来となっている旭稲荷が登場します。

稲荷山コース

雨でまだ朝早く暗かったこともあり、ちょっと不気味な雰囲気も漂っておりました。

お稲荷さん お稲荷さん

はじめの階段を抜けると次にやってくるのは岩場です。

コースはしっかりと整備されておりますが、特に雨や雨上がりは滑りやすくなりますので要注意。

稲荷山コース

しばらくするとかなりガスってきました。

稲荷山コース

そして30分ほどで東屋があるところに出て、ここから八王子の街並みを眺めることができます。

展望台

しかしこの日は真っ白で何も見えず・・・

景色

東屋をぬけるとしばらくはなだらかな道となるので、一息つくことができます。

稲荷山コース

そして山頂間近のところで傾斜のきつい階段が出てきます。

ここを登り切れば山頂です。

稲荷山コース

山頂は真っ白な世界でしたが、それでも人はポツポツといました。

稲荷山コース

稲荷山コースまとめ

・全コースの中で一番登山道らしい本格的なコース。

・岩場、階段が多め。

・雨の日は滑りやすいので避けた方が無難。

・晴れの日は見晴台から八王子の景色を一望できる。

・スニーカーではやや危険。

しっかりとした登山口があった方がいいです。

 

5号路へ

全長:900m
所要時間:30分

 

5号路

山頂のすぐ下をぐるっと一周するコースです。

全長わずか900mで、ほとんど登りない平坦な道です。

地面はこのように玉砂利でしっかりと整備されており、登山道というよりは公園のようで大変歩きやすいです。

5号路

こんな風景が続き、登山というよりは散歩に近い趣ですが自然を堪能することができます。

5号路

しばらく進むとルート分岐点に出ます。

5号路はこれで終わりです。

5号路まとめ

・とりあえず登ったけどまだ歩き足りない、という方にはぴったりです。

・冬にはシモバシラが観察できるそうなので、訪れるならば冬がおすすめ

 

左手手前に進むと一号路を経由して山頂に出ますが、左手奥の3号路へと進みます。

5号路

3号路へ

全長:2.4km
所要時間:上り60分、下り50分

こちらは比較的長めのコースですが、5号路と同じように平坦な道が続くので疲れはてることもないと思います。

3号路

こちらのコースは歩きやすいですが5号路と比べ、道幅が狭くなっております。

滑落しないように十分な注意が必要です。

3号路

途中でベンチもあります。

3号路

樹木に覆われているので昼間でもやや暗めですが、登山者が少ないので静かな山歩きが楽しめます。

3号路

また、3号路は高尾山の中でも比較的暖かく、冬でも緑が枯れないそうです。

3号路

40分ほどで浄心門へと出てこれで3号路は終わりです。

3号路

3号路まとめ

・5号路と3号路は同じような道なのでセットで歩いた方がおすすめ。

・登山者が少ないので混雑時などに利用するのがいいでしょう。

・アップダウンがほぼなく、ゆっくりと森林浴を楽しめます。




2号路へ

 

全長:900m
所要時間:30分(南、北側ルートそれぞれ15分)

高尾山中腹をループするコースです。

このコースは人工林ではなく、自然林で

南斜面はカシ類などの常緑樹が、北斜面は日本のイヌブナやブナ、カエデ類などの落葉樹があり、異なった植生を楽しめます。

 

浄心門からまっすぐすすむとすぐにこの案内板が出てきますので、その指示に従い2号路へと突入します。

ちなみにこちらの分岐点では2号路の他にも案内板に表記されているように蛇滝コースにも降りることができます。

蛇滝コースについて詳しくはこちら。

高尾山の穴場、蛇滝から高尾山へ

2018.07.23
2号路

こちらも3号路、5号路の延長線上にあるコースですね。

2号路

2号路まとめ

・3号路、5号路を歩いてもまだ物足りない方におすすめ。

・両側で異なった植生を楽しみたい方におすすめ。

 

しばらく2号路を進むとケーブルカー乗り場手前に出ます。

ここを左手方向に歩いていくと

2号路

2号路を経由して「上級者コース」

へと入っていきます。

上級者コース

ただ、上級者コースといってもそれほど難易度が高いわけではありません。

稲荷山コースとそう大差はないように感じましたから。

おそらく軽装で来た方が入らないようにこう注意書きをしたのだと思います。

しばらくこのような下りが続きます。

途中琵琶滝との分岐がありますが、病院裏へと抜けるルートを選択します。

ちなみにこちらの上級者コースは別記事で紹介しております。

高尾山の上級者コースってどうなの?実際に歩いてみました。

2017.12.18
上級者コース

すると突然このような人工物が飛び込んできます。

そう、山の中には不釣り合いな大きな病院がコースの最後にあるのです。

病院裏コース

ここで登山道は一旦終わり、車道に出ます。

ここを3分ほど進むと

病院裏

6号路コースの入り口となります。

 

6号路へ

全長:3.3km
所要時間:上り90分、下り70分

沢沿いを進んでいくコースです。

飛び石や琵琶滝など景色が次々と変わります。

六号路

このコースの序盤は電灯があります。

暗くなってしまってもある程度安心できますね(ただし序盤のみですので注意)

六号路

沢沿いなので夏でもこのコースだけは涼しいです。

6号路 六号路

20分ほどで琵琶滝に到着します。

修行者がいなかったので撮影できましたが、修行者がいる場合は撮影できないので注意しましょう。

琵琶滝

ゆるやかな登りが続き、きつさはそれほどでもないです。

6号路

そして40分ほどで飛び石が登場します。

ここは雨の日は特に滑りやすいので十分な注意が必要です。

たまにハイヒールなどで登っている方がいますが、危険なので絶対にやめましょう!

6号路

6号路は全体的に傾斜のゆるい登りですがこの最後の山頂へと続く階段だけは別。

かなりきついので気合を入れて登っていきましょう。

六号路

6号路まとめ

・夏でも沢沿いなので涼しい。

・飛び石があり、滑りやすいので要注意

・変化に富んだ登山を楽しむことができる

 

そして二度目の山頂へ。

1度目に来た時よりも明らかに人が増えておりました。

こんな天気でも高尾山には登りたい人はこんなにいるのです。

いかに人気があるかわかりますね。

山頂

ちなみに山頂から1号路へと下る途中にトイレがあります。

かなり立派で綺麗なトイレなので安心して利用することができます

 

トイレ

4号路へ

全長:1.5km
所要時間:上り50分、下り40分

温帯林系の樹木がメインのコースでしてイヌブナ、モミの樹林帯の中を歩くことになります。

このコースの目玉は途中にある高尾山唯一の吊り橋でしょう。

この吊り橋目目当てなのか人気のコースの一つでもあります。

4号路

こちらのコースもよく整備しており、アップダウンなどはほとんどなくとても歩きやすいです。

4号路

そしてこちらが吊り橋です。

4号路

歩くとそれなりに揺れますが高度感はあまりないので、それほど怖くは感じません。

4号路

4号路まとめ

・吊り橋を楽しみたいという方におすすめ。

 

ちなみにゴール地点はこの浄心門

本日、二度目の浄心門です。

このまま下山はせず、薬王院まで向かいました。

4号路

雨の薬王院はいつもはない神聖で幻想的な雰囲気が漂っておりました。

薬王院 薬王院 薬王院 薬王院 薬王院 薬王院 薬王院 薬王院

1号路へ

全長:3.8km
所要時間:上り100分、下り90分(ケーブルカー利用時:上り50分、下り40分)

薬王院に参拝するための表参道であり、一番人気のコースでしょう。

ここは特に軽装の方が目立ち、フル装備で歩くと浮いてしまうほどです。

道は全て舗装してあり、スニーカーでも安心して歩くことができます。

途中で高尾山名物の団子やラーメンなどを味わえる茶屋もあります。

また、そのまま高尾山口まで降りるのが一般的ですが、いろはの森を経由して高尾駅まで向かうこともできます。

いろはの森コースについてはこちら。

高尾山 いろはの森 静かな山歩きが楽しめるコース

2018.07.24

登山道なのに傘をさして歩いている人が多いのも高尾山ならではの光景です。

1号路

ちなみに途中のこの分岐点。

多くの方はそのまま右手へ下っていってしまいますが、あえて直進することをおすすめします。

1号路

なぜならその先の金比羅台という見晴台があり、そこから抜群の景色を見ることができるからです。

1号路

とはいってもこの日は雨なので何も見えませんでしたが

1号路

前回に登った時はとてもいいお天気だったので

穴場的存在、静寂の南高尾山稜

2017.07.20

最高の願望を楽しむことはできました。

ここは人が少なく穴場的存在なので特におすすめです。

ちなみにこれが晴れている時にとった写真です。

景色

1号路まとめ

・全て舗装路なので、下りに使った方が良い(疲れている下りに事故が多いので)

・天気が良いのであれば、途中の金比羅台には立ち寄った方が良い。

・疲れていたら途中でケーブルカーを利用することも

・薬王院、ビアガーデン、茶屋など見所が多い。

 

最後に

全てのルートを回って高尾山はルートによって違った植生や景色が楽しめるとても良い山だと感じました。

ただ、それだけにやはりとても人気があるので、曜日や時間帯によっては「ここは街中か?」と思うほど混雑しております。

混雑していればやはり楽しめないと思いますし、良さも実感できないと思いますので時間帯やコースをよく吟味してから行くといいです。

詳しくはこちらを。

高尾山 紅葉真っ盛りで超混雑の一号路へ 混雑回避方も紹介

2017.11.28

個人的に一番おすすめのルートは6号路でしょうか。

沢沿いで、水の音を聞きながら登ることとなるので非常に癒し度が高く、琵琶滝や飛び石など景色が次々に変わるので登っていてとても楽しいからです。

また、登山というよりも森林浴を楽しみたいのであればリフトを使って山頂まで登り3号路、5号路、4号路を回るのもおすすめです。

このコースは終始平坦な道が続き、登山目的で来た方には物足りないかもしれませんが、人も少なく森林浴にうってつけです。

そして下りならば一号路をおすすめします。

道幅も広く、滑落するような箇所もないので子連れでも安心して下ることができると思います。

注意点としては一号路以外はやはり登山靴がベストだということです。

高尾山は山だと思われていないところもあるかもしれませんが、やはりしっかりと山であることを今回再確認しました。

滑りやすい箇所もあるのでやはり登山靴が一番良いでしょう。

また、服装は意外とジーンズできている方が多いのですがジーンズは汗を吸うと重くなり肌にぴったりとはりつきます

動きにくいだけでなく、気持ち悪いのでジーンズは控えできれば動きやすくすぐ乾く素材の服を選んだ方が良いです。

そして下山後は最近できた極楽湯がとても良い温泉なので汗を流してから帰ることをおすすめします。

高尾山登山後の新定番、京王高尾山温泉『極楽湯』

2017.08.05

また近くに無料かつ見応え十分のミュージアムもあるので合わせて見学するのもいいと思います。

TAKAO 599 MUSEUM 高尾山をより楽しめるミュージアム

2017.12.20

一度登ればとても良い山だということをあなたも感じるでしょう。

機会があれば是非!

 

The following two tabs change content below.
みくぞう

みくぞう

山の魅力にとりつかれたソロハイカー。 山には主にトレーニングで登っています。 最近はトレランがメインになりつつありますが、ハイキングもあいかわらず好きです。 気づけば山や温泉のことばかり考えているようになったので、細かく役立つ情報を発信していきます。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

ABOUTこの記事をかいた人

みくぞう

山の魅力にとりつかれたソロハイカー。 山には主にトレーニングで登っています。 最近はトレランがメインになりつつありますが、ハイキングもあいかわらず好きです。 気づけば山や温泉のことばかり考えているようになったので、細かく役立つ情報を発信していきます。