高尾山、いろはの森と聞いて「ああ!あそこね!」となる方は果たしてどれぐらいるのでしょうか。
今回紹介するのいろはの森コースは前回紹介した蛇滝コースと同じく、マイナーなコースです。
今回でいろはの森を訪れるのは三回目ですが、そろそろ紹介せねばと記事を書いてみました。
いろはの森とは
いろはの森とよばれる由来は「いろは」という48文字をそれぞれ頭文字とする樹木を選んで表示してあるからです。
中には古来より愛されている地方名で示されているものもあります
選んだ樹木の大半は高尾山に自生しているものであり花の咲く木、赤い実のなる木、常緑の木、落葉する木、太い木、細い木
など、様々なものがあります。
アクセス
アクセスは大きく分けて三つ。
一つはJR高尾駅北口にある京王電鉄バス・小仏行きに乗り、日影沢バス停で下車。
そこからいろはの森登山口までいく方法(高尾駅からいろはの森登山口まで約4キロなので歩いていくことも可能です)
一つは1号路山頂付近にあるいろはの森コース入り口から下りる方法。
一つは城山から日影沢林道を下っていろはの森登山口まで向かう方法。
どのルートでも歩いたことがありますが、今回は日影沢林道を下ってアクセスする方法を紹介します。
日影沢林道からスタート
高尾山頂から城山までやってきたので、日影沢林道から下ろうと思います。
ここは日影沢バス停から登ってくる方が多く、下る方はあまりいないかもしれません。
はじめはこのような舗装路を延々と下っていきます。
舗装路は苦手!という方は多いかもしれませんが、ここの右側は景色が開けているので景色を眺めながら下ることができます。
天気のいい時などはやはり気持ちがいいものです。
途中でこのようなゲートが出てきます。
一瞬行き止まりか!?と焦ってしまいますが・・・
このように左手に迂回路があるのでご安心を。
途中から沢が出てきます。
夏でも結構涼しいので、夏場でもオススメです。
途中から舗装路からトレイルへ。
やはりトレイルの方が嬉しいですね。
また、途中では水場があります!
こちらも夏にはとても嬉しい。
夏場でもとてもよく冷えており非常に美味しかったです。
しかし結構長い・・・
こちらの日影沢キャンプ場が見えてくるとまもなくいろはの森登山口です。
こちらのキャンプ場は超メジャーな高尾山域にありながら結構な穴場のようです。
広いし、ここでキャンプしたらさぞ気持ちいいでしょうね。
いろはの森スタート
いよいよここからいろはの森コースの始まりです。
こちらの案内板にもある通り、面積は452ヘクタールあるそうです。
序盤は舗装路です。
資材置き場か何かでしょうか。
山の中になぜソフトクリームのオブジェがあるのか。
車もありました、こんな細い道でも車は通れるようです。
舗装路は終わり、トレイルへ。
当日はお天気だったので木漏れ日が森に差し込み、いい雰囲気です。
こちらはなんの施設でしょうか。
やがて本格的な登山道へとなっていきます。
途中にはちょっとした沢もありますよ。
いろはの森には木の標識と
その木にちなんだ和歌があちこちで見受けられます。
これらの木の説明や和歌を見ながら登るのも楽しいと思います。
まさに学習の歩道ですね。
そして高尾山ではありますが、なんとクマの目撃情報があったとのこと!
高尾山域でも場所によってはクマが出ることがあるようです。
念のため、クマ鈴を鳴らして歩いた方がいいかもしれません。
進むにつれて坂は急になっていきます。
階段も結構多いです。
ですがベンチもあちこちにあるので、小休憩を挟みつつ登っていくことができますよ。
そしてこの階段を登り切れば・・・
1号路と合流します!
1号路に出るとその人の多さに驚くことになると思います!
山頂へ
高尾山山頂に到着。
山頂まではちょうど40分ほどでした。
まとめ
いろはの森は数ある高尾山のコースの中でもあまり知られていないコースなので、常に人が少なめです。
ですので静かな山歩きを楽しみたい方にはオススメできるコースです。
ただし、1号路から下る場合は高尾駅まで4キロあるので注意が必要です(バスを使って行くこともできますが)
また、高尾山のコースの中では稲荷山コースと並んで本格的な登山道となっていると思います。
本格的な登山を楽しみたいという方にもオススメできるコースです。
他の高尾山のコースについてはこちら。
みくぞう
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