長野県、下諏訪にある菅野温泉に行ってきたのでレポします。
目次
菅野温泉について
下諏訪には共同浴場の温泉銭湯が多く、初めていく場合はどこにいくか迷うと思います。
私もグーグルを駆使してどの温泉が良いか、色々と調べていたのですが、調べていくうちにあることがわかってきました。
それは「下諏訪の温泉は熱い」
共同浴場のお湯は熱くなる傾向がありますが、下諏訪でも例外ではないようです。
ですが困ったことに私は圧倒的にぬる湯派。
ぬる湯でじっくりと長く浸かるのが好きなので、熱い風呂にさっと入ってさっと出る江戸っ子スタイルはどうにも合わないのです。
それにレビューの中には
「アツすぎて入れなかった」などという一文も・・・
私も街の銭湯でお湯が熱すぎて入れなかったという悲しすぎる思い出がありますが、遠征していく温泉でそれはなんとしても避けなければなりません。
今回紹介する菅野温泉は下諏訪の温泉の中では比較的ぬるめ(あくまで下諏訪の温泉の中ではという意味で一般的には熱めです)ということでこちらの菅野温泉に入ることにしました。
同じように熱いお湯がダメという人はこの菅野温泉に入ると良いですよ。
詳しくは後述しますが、熱いお湯がダメな私でもなんとか入れましたから。
ちなみに温度は43度ぐらいです。
営業時間・料金
営業時間 | 5:00-21:30(最終受付:21時30分) |
休館日 | 無休 |
料金 | 子供110円 大人230円 |
都内の銭湯価格(460円)に慣れているとその安さに驚きます。
しかもただの沸かし湯ではなく、源泉掛け流しの温泉でこの安さですからね・・・
本当にありがたいことです。
アクセス
公共交通機関
JR中央本線下諏訪駅から徒歩約5分
マイカー
長野自動車道岡谷ICから約15分、中央自動車道諏訪ICから約30分
駐車場は町営四ツ角の無料駐車場が利用可能です。
ちなみにグーグルマップを参考に行ってみたところ、中途半端なところで案内が終わってしまい、結構迷いました(汗)
路地裏にあるのですが、これが非常にわかりにくい!
こちらの看板を見逃さないようにしましょう。
こちらが菅野温泉がある路地です。
外観
入り口に暖簾があります。
この付近だけ街の雰囲気とは明らかに異なるレトロな感じです。
ですが正直なところ、小綺麗さはないのでモダンなスーパー銭湯に慣れている方はこの時点で少し抵抗があるかもしれません。
こちらが入り口です。
内部の写真はとれなかったのでここからは文章のみでお伝えしていきます。
内部の様子
まず、入り口横にある券売機でチケットを買います。
はじめに番台のおばさんに大人一枚と言ってしまったのですが、こういった温泉銭湯には珍しく券売機があるのです。
上記でも触れましたが大人はなんと230円という破格です。
これで源泉掛け流しなのですから近くにあったら毎日通うレベルですね。
脱衣所の様子
脱衣所は全てロッカーなどは無し。
貴重品は番台横にある小物入れに預けることができますが、サイズが小さいので財布などは問題ありませんが、大きなものは入れるのが難しいので注意です。
車できている方は貴重品は事前に車においたほうがいいですね。
脱衣所にはドライヤーが一台だけあります。
ただし一回の使用につき10円がかかり、使用前には番台のおばさんに払うシステムです。
こういうところもいかにもレトロな温泉銭湯らしいですが、230円で入れるのですから文句は当然ありません。
ちなみにドライヤーは一台しかないので持ち込みも可能とのことです。
ドライヤーの風量はやや弱かったです、私は髪の量がとても多いので乾くまで結構時間がかかってしまった・・・
脱衣所は古びてはおりますが汚いとは感じませんでした。
ですが気になったのはやたら暑いということです。
取材時は8月の下旬だったのですが、外の気温とほとんど変わりませんでした。
つまり冷房がないということですね。
一応、扇風機はありましたが(一台は故障中でした)温泉からあがったあとは中々汗が引きませんでした。
浴場内の様子
貴重品を小物入れに預け、浴場へ。
事前調査によってあらかじめわかっておりましたが、浴槽は中央に大きな楕円型の浴槽が一つあるだけでした。
浴槽の底面は鮮やかな青色のタイルが特徴的で、これがなかなか綺麗です。
そして洗い場は十分数がありますがシャンプー、ボデイソープなどは一切ありません。
みなさん、持ち込んでおりました。
ウオーターサーバーなどの気の利いたものはもちろんありませんが、洗い場の隅に飲料水とかかれた蛇口が一つだけあったので水は持ち込まなくても大丈夫です。
ちなみに飲んでみましたが、温泉というわけではないようです。
利用者は予想通り地元の方が大半でした。
利用時間は18時ごろだったのですが、学校帰りと思われる若者の姿も。
一目見て私はよそ者だとわかったのでしょう、「どこからきたの?」と湯船で声をかけられました。
これ、結構共同浴場ではよくあるんですよね(決して嫌ではないですが)
さて、肝心の欲感ですがまず感じたのは「結構熱いな!」
湯温は43度前後とのことで覚悟はしていたのですが、足先から徐々にゆっくりと入っていかなければ慣れませんでした。
ですがなんとか許容範囲内の熱さだったのでとりあえずは一安心。
泉質は泉質/ナトリウム・カルシウム-硫酸塩・塩化物泉で、特にこれといった特徴も癖も無し。
無味無臭で見た目も温泉らしさはありません。
肌触りはややギシギシした感じでしたが湯上りは肌が柔らかく、スベスベ感もありました。
熱めなので、夏よりも冬向きでしょう。
そして下諏訪温泉の中ではぬるめとはいえ、長湯には不向きです。
私は出たり入ったりと頑張りましたが、40分ほどでギブアップ。
ぬるめだったら二時間以上は入っているんですけどね・・・
まとめ
入っている時はこれといった特徴は感じませんでしたが、驚くことが一つ。
山登り後の翌日はどこかしら筋肉痛や疲れが出るのですが、この菅野温泉に入った翌日はいつも感じるような筋肉痛や疲れが出ませんでした。
今思うとこれも温泉の力なのかなあ、と思います。
それに普段は長湯が好きな私ではありますが、山登り後で疲れたあとはこういった熱めのお湯にさっとはいってすぐにでるのがむしろ効果的なのかとも感じました。
熱めとはいえ、入れない温度ではないので熱いお湯が苦手というのであれば、下諏訪温泉に行く際はこの菅野温泉を選べば間違い無いでしょう。
何よりも230円で源泉掛け流しの良質な温泉に入れるというのが一番の魅力です。
みくぞう
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