シナノ トレランポール 14.0 をレビュー

シナノ トレランポール

シナノのトレランポールを購入ししばらく使ってみたのでレビューしてみます。

シナノ トレランポールについて

正式名称はシナノ トレランポール 14.0です。

トレッキング用のポールはすでに持っていたのですが、携帯に便利で軽量なポールがもう一つ欲しく新たに導入してみることにしました。

トレッキングポールとトレランポールの違いについてですが、大差はないようです。

ですがトレランポールの方が軽量でコンパクトに折りたためるという特徴があります。

購入したシナノのトレランポールの重量を含めたスペックは以下の通りです。

  • 使用サイズ:110cm、携帯サイズ:31cm
  • 本体重量:約182g(1本)

長さ110センチに対して本体の重量が182gとかなり軽めです。

私が持っていた安物のポールの重量は200gとこちらも軽かったのですが、さらに軽いです。

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2017年10月16日

そして素材ですが、こちらは選ぶ上で重要視したポイントです。

カーボンかアルミかの選択があったのですが、私はアルミのこちらのポールにしました。

理由としてはカーボンはアルミよりさらに軽量で取り回しがいいのに対し、ぽっきりと折れることがあるというデメリットがあります。

使用時に折れてしまえば下手すれば大怪我に繋がることもあるでしょう。

一方、アルミはカーボンより重い(とはいっても重さはほとんど感じませんが)デメリットがある一方、折れにくく少々曲がる程度ですむというメリットがあります。

ポールは折れなければ少し曲がっても使用できますし、何より突然折れない方が安心・安全です。

また、シナノは創業100年の老舗国産メーカーですし、そういった点も安心感がありましたね。

破損時はシャフト交換もしてくれるそうです。

外観

まずは折りたたんだ状態です。

折りたたむとかなりコンパクトになります。

シナノ トレランポール

ですので、このようにザックの下部にあるループにポールを固定することも可能です。

サイドポケットに入れるより安定するし、ループを引っ張ればすぐに取れるので楽ですね。

ザックとポール

ポール下部。素材はゴムで濡れた岩場などでも滑りにくいです。

ポール

ポール上部。

ポールを組み立てる際は、こちらの赤色のカバーをまず外します。

ストック

中に収納されている出っ張りを引っ張ると組み立てることができます。

ポール

こんな感じで引っ張ります。

組み立て

固定前はこんな感じで紐で繋がっていますが

ポール

紐を引っ張るとすぐに組み立てることができます。

組み立て完了後はこのような感じになります。

ポール

組み立て後はこのように紐を巻きつけて固定します。

ポール

使用感

それまで使っていたポールと比べ、正直重さ的にはそれほど違いは感じられませんでした。

ですがコンパクトになることと、組み立てがシンプルで楽、というのは今まで使用していたポールにはなかった大きなメリットでした。

また、アルミではありますが素手で持っていても手が冷たくならないのがいいです。

そしてトレランポールということで片手でまとめて持って走って見た場合、どうなのか?という点ですが長時間持って走っても軽量なので手が疲れる、ということもありませんでした。

ですが持ちながら走っていると途中でポールが抜けたりするのが(とはいっても紐で繋がっているので落ちたりはしませんが)玉にキズなところです。

私の固定や組み立ての仕方が悪いかもしれませんが、ここは改善して欲しかった。

組み立て、分解しやすい一方・固定も外れやすい点は問題ですね。

ですがこれはあくまで手で持って走っている状態限定でして普通に歩いている時には固定が解除されたりすることはありませんので、安全性には特に問題はないと思います。

トレランポールという名前はついておりますが非常に軽量かつコンパクトなポールですので、ウルトラライトやファストパッキングな装備を集めている方にもお勧めできますね。

 

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みくぞう

山の魅力にとりつかれたソロハイカー。 山には主にトレーニングで登っています。 最近はトレランがメインになりつつありますが、ハイキングもあいかわらず好きです。 気づけば山や温泉のことばかり考えているようになったので、細かく役立つ情報を発信していきます。

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