登山時、ベースレイヤーとしてファイントラックから出ている「スキンメッシュ」を愛用しております。
スキンメッシュは一言で言うと「汗冷え」を防いでくれるシャツです。
登山は冬でも大量に発汗しますが、動いている時はあまり寒さを感じなくても休憩時には汗冷えによる寒さ・冷たさを感じます。
ただ不快感を感じるだけでなく、時と場合によりは低体温症にかかることもあります。
低体温症にかかると全身の震え、気だるさなどの症状が現れ、時には昏睡状態に陥ったり、不整脈が出たりすることもあります。
命に関わるようなこともあるので、低体温対策は非常に重要になってくるわけですね。
スキンメッシュは汗を外に逃がし、汗が肌に触れないようにしてくれるので汗冷え・低体温症対策としてはとても優れたものなのです。
見た目はこんな感じのうっすいシャツなんですけどね。
も導入することにしました。
最近、グローブタイプのスキンメッシュもあることも知り、ちょうど手先の冷たさで悩んでいたので試しに購入することにしました。
するとこれも効果てき面。
なぜもっと早くに導入しなかったのだ、と後悔するほどの快適さを得ることができました。
スペック
- 重量 12g
- 素材 ポリエステル85%、ポリウレタン15%
シャツタイプもそうですがグローブタイプは12グラムと圧倒的に軽いです。
この軽さは登山時には非常にありがたいです。
そして手触りも非常にソフト。
汗をかいても多少濡れてもベタつくこともありません。
外観
見た目はお伝えした通り、非常に薄っぺらいです。
これ単体では防寒性はほぼ皆無に等しいですがインナーグローブとして使用することで効果を発揮します。
また、繰り返すように非常に薄いので耐久性もあまりないと思います。
今のところ、破けたりはしませんが、取り扱い(洗濯時など)は気をつけた方がいいでしょう。
使用感
こんなにも薄いグローブなのに、すぐに効果のほどはわかりました。
パワーメッシュインナーグローブを着用しただけで「冷たくない!」のです。
秋・冬に山に登ってしばらくすると、手に汗が滲み手が冷たくなってきてそれが悩みの種だったのですが、それはある程度「仕方のないこと」だと思って諦めておりました。
ですが途中からは手袋をしていても冷たいし、かといって手袋を外せばもっと冷たいし、でそれが結構なストレスになっていたのですよ。
登山は状況に合わせてレイヤリングをうまく調整することが基本ですが、手の場合はそれが難しい!と感じていました。
しかしそれがこの薄い手袋一枚で解決してしまうとは・・・本当に感動しましたね。
今まではスマホの操作などで手袋を外して再び着用するとき汗冷えによる「ヒヤッ」とした感覚も嫌だったのですがそれも解消されました。
まとめ
手袋をしていても手先が冷たい!と感じられている方がいればそれは「汗冷え」によるものかもしれません(もちろん、使用している手袋の防寒性に問題がある可能性もありますが)
汗冷えをしていれば、どんなに防寒性に優れたグローブでも本来の効果を発揮できないものです。
パワーメッシュインナーグローブはそんな汗冷え対策になり、グローブ本来の効果を体感できる優れものです。
手先の冷たさに悩んでいるようであればお勧めです。
また、登山以外にも長距離のサイクリングなどにも使えます。
みくぞう
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