鬼怒沼ハイキングの帰りに日光澤温泉によってきたのでレポします。
日光澤温泉について
鬼怒川温泉郷の中でも一番奥まったところに位置している温泉です。
標高は約1400m
日帰り入浴について
ここは日帰り入浴もやっており、宿泊客でなくても入浴できます。
料金
大人:500円 子供:300円
日帰り営業時間
9:00~15:00
ただし、平日は清掃日があるようなので事前に電話で確認しておいたほうが確実です
アクセス
女夫渕バス停から徒歩約2時間。
ここはバス送迎は行っていないので歩いていくしかありません。
外観
鬼怒川温泉郷の中では一番鄙びた見た目であり、一番山小屋っぽいです。
どこか校舎っぽいところもあり、雰囲気抜群。風情もありまくりです。
そしてこの温泉にもワンちゃん(柴犬)がいらっしゃいます。
しかも三匹いるようで、入り口前のところに出勤状況が書かれております。
中に入ると寝ている子が一匹いました。
この子がわらびちゃんですかね?
とっても賢そうでなおかつチャーミングなワンちゃんでした。
ですが玄関にいたのは犬のみで人の気配が全く感じられず・・・
なんど呼んでみてもなかなか出てこないので諦めて帰ろうとしていたところにおかみさんが登場しました(他のワンちゃんの散歩にいっていたようです)
なんでも不在の時は入り口横の鐘を鳴らすことになっているようです。
鐘の存在に全く気が付きませんでした。
そして入浴料500円を支払い、温泉へと案内されました。
てっきり宿の中にあるのかと思いきや宿のすぐ右横にありました。
温泉の様子
誰もおらず終始完全貸し切りで入ることができましたが、露天は混浴です。
しかも脱衣所も男女共用です(しかもせまい)
女性はもちろん、男性でもこの脱衣所は難易度が高いのではないでしょうか。
もし、女性が着替えていたら入るのは諦めていたでしょう。
温泉は上段と下段に分かれているのですが、こちらは上段の温泉。
泉質もそれぞれ違っていてこちらは塩化物・炭酸水素塩泉
お湯は無色透明ですので着替えるだけでなく、入浴も女性には厳しいかと。お湯に入っていても丸見え状態ですので・・・
ただ、お湯自体はとても素晴らしかったです。
この日は無色透明でしたが、日によって色が変わることもあるようです。
匂いは若干鉄臭く、ツンときました(嫌な感じはありませんでしたが)
非常に柔らかなお湯で、温度もややぬるめだったのでいつまでも入っていたくなりました。
近くにはタヌキの置物があります。
そしてどうやら地震の影響で温泉の成分が変わってしまったようですね。
確かにいつのまにか手のひらが温泉成分で茶色くなっておりました。
そして温泉からは近くの山の山肌が見えます。
柵がちょっと邪魔ですが。
下段の方は乳褐色のお湯です。
こちらの泉質はナトリウム-塩化物温泉
区切られておりますが、どちらも温度差はさほど無かったように感じました。
上段の温泉と同じく、どちらもぬるめです。
上の温泉と比べるとずっしりと重めの泉質で、どちらかといえばこちらの方が好みでした。
乳褐色の色も個人的に好みです、やはりこういった色の方が温泉!って感じがするので。
そしてご覧の通り、降りしきる雪の中で入る雪見風呂は最高でした。
バスの時間があったのであまり長くつかれなかったのが唯一残念なところでした。
この貸し切り状態のままいつまでも楽しみたかったのですが・・・
ちなみに露天だけでなく、内湯もあります。
が、内湯は宿泊者専用で日帰り客は入れませんでした。
まとめ
レベルが高い温泉であることは間違いなく、500円とリーズナブルな価格で入れるので満足度も高いのですが問題は
混浴難易度が高いということです。
バスタオル巻きはOKのようですが、それでも脱衣所は男女混合なので男女ともに混雑時は度胸がなければ入浴できないでしょう。
ですが貸し切り状態で入れたので、全く何も気にすることなく温泉や景色だけを楽しむことができたのはとてもラッキーでした。
ただ、日帰りだと内湯には入れないので次回は是非宿泊したいと思いました。
宿の鄙びた雰囲気も最高ですし、鬼怒川温泉郷の中でも最も奥まったところにあるので秘湯感も抜群。
混浴に抵抗がないという方であれば是非お勧めしたいです。
みくぞう
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