登山は何かと怪我や痛みがつきものです。
おそらく大半の方は何かしら怪我をしたり、痛みが出たりした経験があるのではないでしょうか。
痛みがあるとどんなに景色がよくても、空気が美味しくても存分に楽しめずに辛いですよね。
私も捻挫、膝痛、股関節の痛み、足裏の痛み、擦り傷、切り傷、打撲、マメなど多くの怪我や痛みを経験しました。
幸い大怪我になるような怪我は至らなかったものの、特に足の痛みには苦しめられました。
初めは特に問題なかったのですが、ロングトレイルやトレランをしはじめてからというもののあちこち痛みが出るようになりました。
まあより体に負荷がかかっているので当然と言えば当然なのですが、一つ問題がかたずけばまた別のところが痛みはじめるといった悪循環に陥りました。
靴や靴下を変えるとかストレッチ、筋トレなど色々試みましたが(今でも継続中)なかなか目が向かなかったのが「インソール」
少し前まではインソールは取り出せない靴が多かったようですが、最近の靴はほとんどインソールの交換ができるようになっております。
インソールの役割としては足の疲労の軽減、足の歪みの修正、スポーツのパフォーマンスをあげるなどがあります。
そして調べているうちに色々と目にするようになったのが「スーパーフィート」というインソール。
何やら良さそうだ、と試しに購入してみたところ、自分の足にあっていたようで思った以上の効果を得ることができました。
スーパーフィートについて
スーパーフィートは100万人の足のデータから開発された特別なインソールです。
様々な種類が発売されているので各種スポーツにも対応しており、自分の用途に合わせて選ぶことができます。
普通のインソールと違うのは矯正する力があるということ。
人の足はそれぞれ個性があり、歩き方も人により異なります。
そして間違った歩き方をしている方も多いです(一説に寄れば日本人の9割は正しい歩き方ができていないとか)
歩き方が間違っていると足の痛みに繋がるだけでなく、肥満や腰痛を引き起こすことも。
ですがこのスーパーインソールは独自の三次元構造による強力なサポートがあり、それぞれの人が持っている歩き方の癖に対してアプローチすることができます。
つまり、スーパーフィートを敷いて歩けば自然と正しい歩き方になっていくわけです。
外観
スーパーフィートには色々と種類があるとお伝えしましたが私が愛用しているのはグリーンです。
もっともサポート力が高く、登山やランニングに向いているとのことだったのでこちらを購入しました。
ヒールカップは深く、足本来の衝撃吸収機能を引き出してくれます。
かなり使い込まれているのがわかると思いますが(購入して一年ぐらいですが年間100日ぐらい山に行くので)
天然コーティング剤による臭気を抑える処理が施されているため、臭いはほとんどしません。
横から見た図。
かなり薄っぺらくはいた感じも硬いので正直、ほとんどクッション性は感じられないのですが、バイオメカニクスに基づいた設計構造になっております。
なので足元が安定し足首や膝へのストレスを緩和してくれます。
裏面。
高密度なフォーム材を使用しているので、長時間歩いたり、走ったりするスポーツにも最適です。
効果・まとめ
本文中でも触れたようにインソール自体が硬いので、足を入れて歩いた時の感触も「硬い」といったものでした。
インソールにふかふかしたはき心地を求める方には正直合わないと思います。
また、合う合わないはあり、人によっては痛みが出てくる場合もあるようです。
靴のサイズによってはインソール自体をカットする必要がありますが、インソール自体が硬いので上手にカットしていくのは難しいと思います。
そこで専門店で足のサイズなどを測ってもらって必要に応じてカットしてもらったほうがいいでしょう。
靴やインソールはやはり実店舗で合わせないとわからないことも多いと思いますので。
私の場合はこのインソールがあっていたようで足の裏の痛みや、膝痛みが軽減しました。
私は登山・トレランで使用していますが長距離を走った場合は膝の痛みが出ることはありますが、歩きではほとんど痛みは出なくなりました。
また、重心が安定してバランスが取りやすくなった感覚もあります。
バランス感覚が低下して転倒しやすくなった高齢者の方にもいいかもしれません。
正直値段は張りますが、怪我や痛みの予防・軽減に繋がるのでそれだけの価値はあると思います。
みくぞう
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