OMM SONIC JACKETを購入したのでレビューします。
OMM SONIC JACKETについて
OMM SONIC JACKETはウインドシェルです。
要はウインドブレーカーですね。
雪山用のハードシェルは持っていたのですが、雪のない冬の低山ではオーバースペックですし、かといって上に何か羽織るものがないと動いている時はいいですが、立ち止まった時や休憩時などは寒すぎます。
ですので登山にもトレランにも使えそうなウインドシェルを探していたところ、良さそうだったのでこちらの商品を購入してみました。
低山といえど標高が100mあがるたびに、0.6℃ずつ気温が下がると言われております。
それゆえに、冬の低山の山頂で凍えるような経験をした方も多いのでは?
そんな時、活躍してくれるのがこういった風を遮り汗冷え、および低体温症を防いでくれるウインドシェルです。
こちらのOMM SONIC JACKETは風を通さない、というウインドシェルの役割もしっかりと果たしつつ驚くほど軽量、コンパクトなのが特徴です。
ウインドシェルは軽量・コンパクトなものが多いですが、OMM SONIC JACKETは特に軽量・コンパクトさに特化しております。
Sサイズでなんと重量は58グラム。
世界最軽量クラスのウインドシェルなのです。
外観・使用感
カラーはブラック、イエロー、ブルーの3色ありますが、私は一番発色がよくて綺麗だった青をチョイス。
ちなみに山で季節を問わず一番目立つ色は自然界にはあまり存在しない「青」だそうです。
このジャケットは鮮やかな青色ですので山の中でもより目立ちそうです。
そういった意味でも遭難対策としても役立ちそうです。
裏面
特にプリントなどはありません。
袖。
穴が空いており、ここに手を通すことができます。
ちょっとした手袋がわりにもなるので便利です。
生地は写真からもわかると思いますが、ペラペラです。
てかてかしているので、肌触りも突っ張った感じを想像されるかもしれませんが意外とさらっとした着心地です。
そして気になる収納面についても触れていきましょう。
収納する時は襟の裏のバリバリをはがします。
バリバリを剥がすと収納袋があらわれるので、これにジャケットを丸めて収納していきます。
なれれば30秒程度で収納が完了できます。
全て収納するとこんな感じです。
600mlのペットボトルと比較すると大きさがわかりやすいと思います。
収納すると手のひらサイズですのでジャケットやザックのフロントポケットにしまうことも可能です。
まとめ
寒さに対する感覚は個人差があると思いますが、私は冬は体が温まるまではこのジャケットを羽織っております。
で、ちょっと汗ばんだりしたらすぐにぬいでザックのフロントポケットにしまっております。
また、山頂などで休憩する時体が冷えないようにこのジャケットを羽織ったりしております。
登山はレイヤリングが重要で天候や運動量に応じて脱いだり着たりする必要がある、と多くの方は理解していると思いますが正直、ちょっと面倒だと感じる時もあると思います。
私も寒くってもザックをおろしてジャケットを着たりする手間を考えるとつい我慢してしまう、というようなことが以前はありました。
ですがこのOMM SONIC JACKETは収納しやすいところが煩わしさや面倒臭さを解消してくれます。
いちいちザックを降ろさずともジャケットのポケットやザックのポケットに収納できるのが便利でいいです。
また、小型のザックであればザックを背負った状態でも着用できます。
私はトレランザックであれば背負った状態でも着れるので、面倒くささはほとんど皆無です。
また、ペラペラな生地ではありますが、風はしっかりと遮ってくれ、軽量化と実用面の両立もしっかりとされていることを実感しております。
どちらかが犠牲になっていてはあまり意味がありませんが、これはそういったこともなくこれといった欠点も見当たりません。
強いて言うならばフードがついていればより完璧だったな、という感じですね。
ですが持っていて損することはないアイテムだと思います。
軽量かつ携帯性もいいので、季節を問わずお守りがわりに気軽に持っていくことをお勧めします。
ウルトラライトやファストパッキングなど軽量化にこだわる方はもちろん、アウトドアで活動する多くの方にお勧めしたい一品です。
みくぞう
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