冬山vs夏山どちらがいいか?二つのメリットとデメリット

登山の魅力の一つは季節ごとの変化だと思います。

同じ山、同じコースでも季節が異なるだけで雰囲気は大きく異なります。

特にそのギャップが激しいのが「夏山」と「冬山」です。

平地でも変化が大きいですが、山だと体感する物も眼に映る景色も

「本当に同じ空間なのか?」と思ってしまうほどです。

そして夏山と冬山、どちらの良さも悪さもあります。

そこで今回は夏山と冬山のメリットとデメリットをまとめてみました。

夏山のメリット

 

高い山にも登れる

 

 

 

別に標高の高い冬山でも登山はできるのですが、冬の高山登山は何かとリスキーで初心者には敷居も高いです。

しかし一方、夏の高山は有名な山であれば登山道も整備されており、登山初心者の方にも登りやすいです。

標高が高い山でもロープウエイやバスで一気に標高の高いところまで登ることができたり、登山口から山頂までの標高差も少ない山も多いので体力に自信がない初心者の方にも向いた山は多いです。

高山植物が見れる

冬山は植物や花は基本的にはオフシーズン。

森は枯れて、場所によっては降雪し閉ざされた白一色の世界となります。

しかし、夏は生命が躍動し一気に咲き誇る季節。

山では様々な植物や花が顔を見せ、登山道を鮮やかに彩ってくれます。

登山道に咲く花や植物がメインで登山をされている方も多いでしょう。

自然の避暑地として使える

よく晴れた日に稜線に出ると稜線上は緑の絨毯に覆われ、空はこれ以上はないというぐらいの鮮やかな青色を見せてくれます。

その青と緑のコントラストが美しく、頬を撫でる風は下界のなまぬるい風と違って涼しげです。

標高の低い低山だと異なりますが、2000m前後の山だと美しい景色だけでなく、爽やかで快適な環境に身を置くことができます。

夏山のデメリット

虫がうっとおしい

とにかくよく体感するデメリットはこれでしょう。

山にもよりますが、夏は虫たちにとっても活動の季節なのです。

それゆえに山行中にずっとアブや蜂につきまとわられ怖い思いをしたり、被害にあった方も多いのではないでしょうか。

虫嫌いの方にとっては夏山登山は厳しいものがあるでしょう。

蜘蛛の巣や薮もうっとおしい

虫たちが活動するということはそれを捕食する蜘蛛の活動も本格化していきます。

そしてちょっとマイナーなルートに入ると蜘蛛の巣だらけということも珍しくありません。

登山初心者の方は山の時期と選択を間違えて蜘蛛の巣の洗礼を受けたという方も多いでしょう。

そして夏は薮もうっとおしくなります。

人気のある登山道はしっかりと草刈りがされ、快適に歩けますがこちらもちょっとマイナーなルートだと草木は伸び放題になり藪漕ぎを強いられることもしばしばあります。

登山を初めてまもない初心者だとこういう体験をしてしまうとそれだけで

「もういいや・・・」という気になってしまうものです。

熱中症・脱水症状のリスクがある。

登山は登る山にもよりますが、かなり運動強度が高く発汗量が多くなります。

特に夏場の発汗量は凄まじく、汗っかきの私などはすぐに滝汗を書いて登山後は「川にでも落ちたの?」と人に聞かれるほど、全身ずぶ濡れになります。

ですから当然登山中は脱水を防ぐため、こまめな水分補給がかかせないのですが水分消費量が多い夏山では持参する水分量も多くなります。

難しいのは自分の発汗量を把握し、どれぐらい水を持っていくのかの見極めです。

特に登山初心者の方はわからないところでしょう。

持っていく水分量の見極めを誤って途中で水がなくなった、という経験をした方は多いのでは?

下手すれば死に繋がるのでかなり気をつけなくてはいけないのですが、上記で説明したような理由で夏山では特に脱水・熱中症にかかるリスクが高いです。

冬山のメリット

空気が澄んでいて、綺麗。

冬山は夏山とは別世界です。

夏山が生命の躍動を感じる場所ならば、冬山は静寂の世界。

葉は枯れ落ちて、花も少なくなり、夏山のような華やかさはありませんがその代わり凛とした澄みきった空気を登山中に楽しめます。

蜘蛛の巣や虫がいなくなる

冬山は生き物の気配が消え、蜘蛛の巣や虫たちも姿を見せなくなります。

薮も枯れて夏や秋は登山道が隠れて消えてしまったようなところも通行可能となります。

そのことからあまり人の歩かない山やバリエーションルート、破線などでも快適な登山が楽しめるようにもなります。

バリエーションルート三つの魅力と四つのデメリット

2019年7月16日

夏とはまるで違った世界を楽しむことができる。

夏と冬の山は大きく異なり、一度訪れた山の同じ場所でも

「本当に同じ場所なのか?」

と疑問に思ってしまうぐらいの別世界です。

特に雪山は夏山とのギャップの違いを楽しむことができます。

同じ山の同じコースでも全く違う感覚で楽しむことができるでしょう。

夏山以上に非日常感を味わえる。

登山の魅力の一つといえば「非日常感」ですが冬山、特に雪山は非日常感の極みといった感じの世界です。

雪で覆われた白一色の世界は日常では決しておめにかかれない世界です。

そして雪山ならではの自然が作り出した芸術も楽しむことができます(樹氷など)

冬山のデメリット

夏山以上に危険

積雪量が多い雪山と無雪期の倍以上時間がかかったり、凍結箇所では転倒や滑落、雪崩、凍傷、低体温症など夏山以上の危険がつきまといます。

また、行き慣れた山でも積雪期だと登山道が消えていたり、全くトレースがついていなかったりすると道迷いの可能性も跳ね上がります。

雪山は登山初心者はお断りの世界なので敷居の高さから初めの一歩がなかなか踏み出せないということも。

新たに装備を揃える必要がある

無雪の低山ならばそれほどではありませんが、雪山に挑むならばグローブ、ジャケット、サングラス、ピッケル、アイゼンなど新たに揃える装備品がたくさん出てきます。

つまり夏山以上にお金がかかるのです。

まとめ

夏山と冬山、それぞれメリットもデメリットもありますが別の魅力もあり、どちらも楽しむことができます。

登山の魅力の一つとして四季の変化をダイレクトに感じることがあげられますが、夏山と冬山はどちらも四季の変化を大きく感じられます。

また、冬山でも無雪の低山ならば登山初心者でも楽しめるので冬は山はオフシーズン、高い山しか登らない・興味がないという方も近くの里山や低山に一度出かけてみるといいですよ。

冬は低山・里山登山ののベストシーズン。

標高の高い山にはないまた違った魅力がきっと登山中にいくつも発見できるでしょう。

 

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みくぞう

みくぞう

山の魅力にとりつかれたソロハイカー。 山には主にトレーニングで登っています。 最近はトレランがメインになりつつありますが、ハイキングもあいかわらず好きです。 気づけば山や温泉のことばかり考えているようになったので、細かく役立つ情報を発信していきます。

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