YAMAPとのコラボなどですでに知っている方は多いと思いますが、どうしても紹介したくなったのでしてしまいます。
それが「山と食欲と私」という漫画です。
山と食欲と私とは?
『山と食欲と私』(やまとしょくよくとわたし)は、信濃川日出雄による日本の漫画。『くらげバンチ』(新潮社)にて2015年9月から連載中の漫画
現時点で40万部を超える大ヒット作です。
ネットで連載しているのでしらない方は是非ここで試しにご覧ください。
内容について
内容はタイトルが全てを端的に表しております。
主人公の女の子、日々野鮎美ちゃんが
山に登る
↓
飯を食う
↓
山に登る
↓
飯を食う(以下ループ)
という内容です。
山に登って飯を食うだけのシンプル極まりない内容ですが、心に響くものがあるのです。
山が好きだということもありますが、最近の漫画の中では一番気に入っているかもしれません。
そしてこれは登山をする方、あるいはこれからしようかなと思える方全てにお勧めできる漫画だと思っております。
では、その理由を説明していきましょう。
一言でいえば
山の楽しさなどポジテイブな面をピックアップしているからです。
山の漫画といえば
や
これは主に「楽しさ」をピックアップしたシーンですね。
「登山は苦しいだけじゃねえ!気持ちいんだよ!」
という作者の主張が伝わってくるようで私はここが大好きです。
実際この通りなんですよね、苦しいんだけど気持ちいいっていう。
そしてこの漫画の核である
食事シーン。
どれも実に美味しそうに、幸せそうに描いてあります。
下界での食事も人生の数少ない楽しみの一つですが、山の上での食事は更に楽しみになります。
空気や景色という最高のスパイスが加わることで何てことのない食事も実にうまく感じるからです。
そしていつも以上に幸せな気分になるのですよね。
この漫画の食事はどれも比較的お手軽に作れてしまうものばかりなので
「自分も真似して食べたくなる」
というところもポイントです。
実際に実写版として漫画と同じ料理を再現している方は何人もいるようです。
私は普段は山ではコンビニで買ったおにぎりやパンですましているのですが、この漫画を読んでからは自分で作って食べたくなりました。
それだけの影響力がこの漫画にはあるのです。
現在掲載中でこの先、少し雰囲気が変わることもあるかもしれません。
ですがおそらく、登場人物が滑落して死んだりだとかK2に無酸素登頂を試みるとかシリアスでハードな展開にはならないと思います。
終始ゆるい雰囲気で山のもつ楽しさを私たちに伝えてくれるでしょう。
みくぞう
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