車なしでも行ける!自転車輪行登山のススメ

※こちらは車を所有していない登山者向けの記事です。

突然ですが、マイカーを持っていないといけない(行きづらい)山って多くないですか?

「この山行きたいなあ」

と思ってアクセス手段を調べてみると車を持っていないとアクセスが厳しい・・・ということが結構あるのです。

もちろん、公共交通機関のみでいける山も多いのですが、困ったことに車無しでないといけない山って山深く魅力的な山が多いんですよね。

そして登山者は見た感じマイカーでアクセスする方の方が圧倒的に多い!

そう、我々車無しの登山者はマイノリテイなのです!!

それまではアクセス難の山は登山口まで走って行ったり、と頑張ってきたのですがランニングだけでは限界があります。

ですが車を使わずともアクセス難の山にもアクセス出来る手段を発見したのです!

その手段とは

自転車を使う

正確には自転車を輪行(公共交通機関を駆使して自転車を持ち運ぶこと)して登山口まで走っていくのです。

これで今まではアクセスの難しかった山にも行けるようになったり、バスを利用しないといけないような山にも自転車でいけしまうため、交通費を大幅に節約できたり。

などと大きなメリットがありました。

ですがメリットだけでなく、登山の交通手段として自転車を使うデメリットもあるのでそちらもあわせて紹介していきたいと思います。

登山の足として自転車を使うメリット

交通費を節約できる

登山口までバスやタクシーを使わなくてはアクセスできない山の場合、自転車を使うことで大きく節約できます。

登山口までのバス料金って登山客を対象としているため、通常と比べ高めに設定されていることが多いのです。

さらにバス会社によっては「荷物代」として別料金を請求されることも・・・

これが往復ともなればかなりの費用となってしまいますよね。

さらに電車賃も合わせれば、かなりの高額になってしまいます。

いく山にもよりますが5000~1万円以上の出費になることも珍しくありません。

ですが登山口まで自転車で走ればバス代はかかりません。

自宅から近くに山があるのであれば、そこまで自転車でいけば電車賃もかからず「タダ」でいけます。

これはかなり大きいです。

私はういたお金で温泉やその土地の美味しいものを食べたりしています。

ダウンヒルを楽しめる

ダウンヒルとはくだり坂を自転車で高速で走ることですね。

登山口まで登るのは大変ですが、その分帰りは一気に高速で駅までおりることができるわけです。

自転車でのダウンヒルは格別です。

ほとんどペダルを漕がなくても勝手に進んでくれるので、感覚としてはスキーやスノーボードに近い感じです。

まさに頑張った自分へのご褒美という感じです。

下山後は温泉や食事などの楽しみがある方は多いと思いますが、私の場合はダウンヒルというもう一つの楽しみができました。

また、行きはバスを使い帰りは輪行した自転車で一気に駅まで走る、などということもできます。

片道のバス代はかかりますが、登山口までは大抵登りですので帰りは快適なダウンヒル(くだり坂を高速で走ること)が楽しめます。

先日、はじめて行きはバスで帰りは自転車という山行を経験しましたがこれがまた気持ちいいのです。

これはマイカーでは味わえない気持ち良さだと思います。

鳳凰三山の帰りに持ち込んだ自転車で快適ダウンヒル。 10キロほどの林道は車もほとんど通らず最高に楽しかったです。

帰りのバスの時間を気にしなくていい!

バスを利用する場合、気にしなければいけないのが帰りのバスの時間です。

もしバスの時間を逃したら大変です。

電波が通じるところであればタクシーを呼ぶこともできますが、通じない場合は駅まで歩いていくか、ビバークするしかありません。

予想以上に時間がかかり、バスの最終便に乗り遅れそうだ!と焦ったことがある方も多いのでは?

かくいう私もその一人なのですが、下山時に焦ると思わぬ事故に繋がりやすく危険です。

マイカーの方であれば、多少遅くなっても車があるから、と余裕があると思うのですが・・・

何より登山中もバスの時間のことが気になって、せかせかと進んでしまったり(特に日帰りだと)余裕を持って楽しめません。

ですが輪行した自転車をあらかじめデポしておけば、我々車無し登山者もバスの時間を気にしなくていいんです!

多少遅くなったとしても焦ることなく、下山できます。

これも大きなメリットだと思います。

いけなかった山にいけるようになる!

これは登山口までバスが出ておらず、駅からの距離もあるような山ですね。

そんな山も自転車で頑張って走れば、登山することも不可能ではありません。

達成感がより強く味わえる!

駅から徐々に標高を上げていき登山口までのぼり、そこからさらに山頂を目指すのは体力を要しますが、達成感も通常の登山と比べより強く感じます。

様々なスポットに気軽に立ち寄れる

登山の帰り、良さそうなお店や美味しそうなお店をバスの中で発見することも多いのでは?

そういうとき、気になるのに行けないというなんとも悶々とした気持ちになりますよね・・・

ですが自転車であればそういったお店やちょっとしたスポットにも気軽に立ち寄れます。

余力があれば下山後にちょっとした観光もできるようになるのです。

登山の足として自転車を使うデメリット

重い

私が自転車の足に使っているのはイギリス製のミニベロ「ブロンプトン」

非常にコンパクトですぐに折りたためるというメリットがあるのですが・・・

とにかく重い

重量は12キロあるのですが、これを輪行袋に入れて肩にかつがなければいけないのでそれが大変なのです・・・

コンパクトに折りたためるのはいいのですが・・・

特に電車の乗り換え時や階段の上り下りをするのが一苦労です。

また、ブロンプトンは非常にスピーデイーに折りたためるのですが、他の自転車の場合はそもそも折りたたんで輪行するのが「面倒」となる可能性もあります。

高い

私は初期費用だと思って割り切りましたが・・・

ブロンプトンは中古でも15万以上するのですよねえ・・・

私の場合オプションパーツをそこからさらに買ったので20万以上かかりました。

他のミニベロや輪行可能なクロス、ロードの場合だとそれ以上するものもザラにあります。

まあそれでも車に比べたらずっと安いですけどね。

あちらは実売価格もそうですし、維持費が毎月かかります。

一方自転車は維持費がほとんどかからないので、本当に初期費用だけで済みます。

体力が必要

交通費を節約できる代わりに「疲れます」

駅から登山口までは大抵の場合登りなので、登山口まではヒルクライムとなります。

場所によっては急坂が延々と続くところもあり、そうなると登山前にバテてしまうことも・・・

山頂標識

乾徳山は塩山駅から自転車で登山口までのぼり、さらにそこから山登りし山頂へと立ちました。 達成感はあったのですがかなり疲れました・・・

ですので自転車を登山の足として使用する場合は普通以上の体力が必要不可欠です。

また、登山前には駅から登山口までの距離はどれぐらいか?

どれぐらいで登山口までつきそうか?

などを大まかに調べ、計算する必要があります。

そうしないと肝心の山登りする時間がなくなってしまうことも・・・

ですから自転車を使うのはこれから山に登ろうとする方向けではありません。

ある程度登山経験があり、自分で山行計画が立てられて、体力もある方限定といっていいでしょう。

盗難のリスクがつきまとう

これは日常生活でもそうですが、私のブロンプトンは高額で盗まれやすい自転車なので登っているときは常に

「大丈夫だろうか」「盗まれていないだろうか・・・」

という不安があります。

ですので

鍵をしっかりとしたものに交換する。

平日に登る。

登山者の少ない登山口近くの茂みの中にデポる

など工夫しているので盗難の可能性は低いと思うのですが、それでも不安はありますね。

登山後、デポッた自転車がちゃんとあるのを確認してようやく安心できます。

まとめ

以上、自転車を登山の足に使うメリット・デメリットを書いてみました。

正直、全ての登山者にお勧めできるわけではないです。

体力がない方、登山初心者の方にはとてもおすすめできません。

ですがある程度登山経験があり、体力にも自信があるという方には自転車はとてもお勧めできる交通手段です。

確かに高いですが、初期費用だけで済みますし、月に何度も山登りするのであれば元はすぐに取れてしまいます。

それぐらい自転車は節約効果が高く、便利なものだと私は感じております。

そこで重要になるのが自転車のチョイスですね。

折りたたみが面倒なモデルは輪行が面倒になるので、自転車で行こうという気持ちも薄れがちになります。

ですがブロンプトンは慣れれば折りたたみは10秒以内にできますし、走行性能も悪くありません。

さらに6団変速のモデルであれば坂もある程度登れます。

ですので登山の足としてブロンプトンを選ぶのはお勧めできます。

高かったですが私は心から買ってよかったと思っておりますよ。

 

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みくぞう

みくぞう

山の魅力にとりつかれたソロハイカー。 山には主にトレーニングで登っています。 最近はトレランがメインになりつつありますが、ハイキングもあいかわらず好きです。 気づけば山や温泉のことばかり考えているようになったので、細かく役立つ情報を発信していきます。

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