山で食べるご飯は美味い。
景色と空気という下界では手に入らない調味料が加わることで平凡な食事でも魔法のように美味しく食べられるのです。
これは誰もが認めることだと思いますが、これはお菓子でも同じです。
山で食べるお菓子はうまいのです!!
そこで山で食べるべきおすすめのお菓子(行動食)をいくつか紹介します。
目次
かし原の塩羊羹
羊羹といえば、登山の定番行動食です。
夏でも溶けない、冬でも凍らない。
その上、携帯性に優れ、栄養価もカロリーも高く、適度に水分を含むので口の中が乾燥していても食べやすい・・・
などなど、山登りのために作られたのではないか、というほど登山の携行食として向いております。
そんな羊羹の中でも特に良いなと思ったのがこちらのかし腹の塩羊羹です。
まず、小さいので携帯に便利ですし、包装もストレスなく簡単にスルンと剥くことができます。
それと塩羊羹ですので、登山中に大量に失う塩分も同時に補給できると言う点。
さらに「美味しい」という点。
今まで何点も行動食に適したお菓子を試してきましたが、こちらのかし原の塩羊羹はトップクラスと言って良いでしょう。
ウイダーインゼリー エネルギー
私はやっぱり一番エネルギー(マスカット)が好きです。
バリエーションがいろいろありますが、効果の差は気休め程度だと思うので私は味で選んでおります。
今やゼリー飲料はたくさんありますが、こういった飲み物の優れた点はエネルギー補給と水分補給が同時にできるという点です。
登山時はどうしても口内の水分が不足しがちになり、パサついたものは飲み込みにくくなりますがこういったゼリー飲料ならばそういった心配は一切なし。
また、遭難時などで咀嚼する力も無くなった時にもゼリー飲料であれば無理なく飲み込むことができます。
更にキャップもついているのでペットボトルのようにちびちびと必要な時にだけ飲むこともできますし、登山時にはまさにピッタリのものといえましょう。
薬局やスーパー独自のブランドのゼリー飲料はウイダーインゼリーなどより格安で手に入りますが、やはり味でいえばこれが一番だと個人的には思います。
カロリーメイトゼリー(ライム&グレープフルーツ)
こちらもゼリー飲料ですね。
カロリーメイトといえば、ブロックタイプのものが有名ですが最近ゼリータイプのものも登場したのですよ。
アップル、ライム&グレープフルーツ、フルーティミルク
の三種があるのですが、私はこのライム&グループフルーツが一番好みです。
ウイダーの方と比べるとややドロっとしており、ゼリーを食べているというよりは飲んでいる感覚に近いです。
ウイダーの方はゼリー飲料といってもゼリーの食感を楽しめるのに対し、こちらは完全にペースト状になっているのです。
食感としては離乳食に近いと感じました。ですから正直こちらはウイダーに比べ万人受けはしないでしょうね。
ですがライム&グレープフルーツの爽やかな後味でスポーツにぴったりなのはこれだと個人的には思っております。
ちみに栄養素はビタミンをはじめ、4種類のミネラルやタンパク質、脂質、糖質と小さいながら豊富です。
登山時に必要なエネルギーも十分に吸収できると思います。
アミノバイタルガッツギア
アニメ絵のパッケージで一見、子供向けですが低価格で250mgという大ボリュームを誇ります。
そして味も爽やかで美味しい、最近のお気に入りです。
アップル味とマスカット味がありますが個人的にはマスカット味の方が気に入っております。
詳しくはこちら。
メープルシロップくるみ
登山の行動食、定番の一つにミックスナッツがあります。
確かに栄養価は高く、携帯にも優れており、しかも夏場でも解けない、と行動食にはピッタリのものだと思います。
しかし一度試してみたところ、私はどうもはまれませんでした。
軽く塩で味付けされているものもありますが、基本的にミックスナッツって味気ないんですよね。
ナッツそのままの自然が楽しめるといえばそれまでなのですが、登山時はどちらかといえば自然そのままの味というよりはやや濃いめの味の方が欲しくなるもの。
そこで何か良いものがないか探していたところ、見つけたのがこちら。
はじめは行動食としてではなく、普通に下界のおやつの時に食べたのですが一口食べてすぐにはまりました。
決して味が濃いわけではありませんが、抜群の美味しさを誇っております。
くるみってそのまま食べても別にそこまで美味しいわけではありませんが、メープルシロップと組み合わせることでここまで美味しくなるとはちょっと驚きでした。
ナッツと相性が最高に良いのはチョコレートだ、と勝手に思っていたわけですがこれを食べてその認識を改めなければいけないなと思いました。
メープルシロップの優しい味わいとくるみの香ばしい風味のハーモニーがたまりません。
一度食べると手が止まらなくなるのが難点です(笑)
ちなみにくるみは
ハリボースターミックス
こちらは別記事で詳しく取り上げて紹介しております。
個人的にこれが登山行動食のナンバーワンですね。
味、利便性、登山とのマッチング、携帯性
全てにおいてパーフェクトです。
ちょっとこれを超える行動食があるとは考えられない。
と思えてしまうほど優れた行動食だと個人的には思っております。
以上が個人的に殿堂入りの行動食4つでした。
これら4つは特に欠点らしい欠点が見当たらなかったので殿堂入りとしました。
しかしちょっとした欠点はありますが、他に気に入っている行動食もありますのでそちらも紹介いたします。
番外編
スニッカーズ
ナッツぎっしり確かな満足。
でおなじみのスニッカーズですが、そのカロリーの高さから下界では食べるのを躊躇してしまう食べ物でもあります。
しかし山でならばカロリーの高さはプラスになり、罪悪感なく食べることができます。
こういったカロリーの高い食べ物を美味しくいただけるのも山の魅力の一つですね。
個人的にはヌガーの食感と、甘ったるい味が気に入っております。
たくさん食べると太るのはもちろん、虫歯にもなりそうですが登山の時だけならばそれほど問題ないでしょう。
欠点としてはチョコバーなので夏場は溶けるため持っていけないところです。
一本満足バー(チーズタルト)
カントリーマアム(チョコミント味)
私は行動食を選ぶ時は(自分の中で)定番のものと
新しいものを別にチョイスするようにしております。
こちらのカントリーマアムは最近、新しく選んだやつですがこれは個人的に大当たりでした。
アイスクリームのチョコミント味そのままの味です。
冷やすと更にチョコミント味そっくりになります。
私はアイスのチョコミント味が大好きなのでこれもおおいに気に入りました。
アイスのチョコミント味が好きならばとてもお勧めできます。
ただ、欠点としては「夏季限定」商品だということです・・・
スポーツようかんプラス
携帯性、味、カロリー、腹持ち、ともにとても良かったのですが量が少ないのがたまに傷でした。
また、冒頭でお伝えしたかし原の塩羊羹と比べると高価という点もネックです。
押し出すだけで羊羹がムニュッと出てくるので、食べやすさではスポーツ羊羹の方が上ですが、コストパフォーマンスはよくないのでリピートにはつながりませんでした。
まとめ
今後もどんどんと新しい行動食を選んで実際に登山時に食べて紹介していきます。
中には以外なものが登山の行動食にぴったりだった、ていうものもあるかもしれませんね。
みくぞう
最新記事 by みくぞう (全て見る)
- 高尾にある知る人ぞ知る里山「初沢山」(初沢城跡)に登山!コースの組み合わせ次第で楽しめる山です。 - 2021年12月3日
- Apple Watchでの登山が快適すぎてやばい!そのメリットと快適さについて - 2021年11月30日
- 高水三山 初心者お断りの神塚尾根を使って登る - 2020年1月24日
コメントを残す