東丹沢のはずれにある山、大峰、向山、富士居山を縦走してきたのでレポします。
目次
コースについて
大峰~向山~富士居山の三山は愛川町にある低山です。
ガイドブックなどにものっていないので、歩かれる方は少ないようですがヤマレコなどを見るとこの三つを縦走する方が多いようです。
なにせ三つ合わせても5キロほどと短く、サクッと歩けてしまうのです。
マイナーな山ではありますが、コース自体はしっかりと整備されておりました。
分岐には標識もしっかりとあるので道迷いの心配などはありません。
私は1時間ほどで登って降りてこれましたが、ゆっくりと歩いても3時間ほどで縦走できると思います。
アクセス
近くに駐車場はないので公共交通機関でアクセスすることをお勧めします。
公共交通機関のアクセスだと小田急線 本厚木駅から半原行きの神奈中バスに乗車。
半原バス停で下車して徒歩10分ほどで登山口へと到着します。
帰路は新道橋バス停から
大峰登山口から登山スタート
富士居山側から登ってもいいのですが、私は大峰側から登ることにしました。
しかし取り付きがわかりにくい・・・!
一応標識もあるのですが、写真を見ればわかる通り文字が消えかかっておりはじめは気づかずに通り過ぎてしまいました。
低山にはありがちですが、ここも民家の横に取り付きがあります。
この写真の橋が目印です。
はじめはご覧の通り、少し荒れた竹林を登っていきます。
ですが荒れていたのは最初だけでしだいに整備された登山道に変わっていきます。
ただ、登りも徐々にきつくなってきます。
標識もしっかりとあります。
マーキングもあちこちにあり、ロープまで貼ってあります。
はじめはちょっと不安になりましたが、全く問題ありません。
大峰山頂到着
登り初めてから15分ほどで山頂に到着。
ちょっと登りは急でしたが、あっという間に山頂についてしまいました。
標高は334m
山頂は標識があるだけで椅子やベンチの類はありません。
木々に覆われており、景色を眺めることもできません。
続いて向山へと向かいます。
稜線に一度出てしまえば平坦なところも多いので楽に歩けますよ。
アップダウンもありますが、ゆるやかなのでそれほどきつくはありません。
若干枝葉が散乱していたり、倒木があったりしましたが踏み跡はしっかりとあるので迷う心配もないと思います。
向山山頂
そして向山にもあっという間に到着してしまいます。
向山や大峰に比べたら多少はひらけておりますが、何かの建物があるぐらいで他は特に見どころなどはありません。
ただ、山頂標識はちょっと変わっていました。
写真を見ればおわかりいただけると思いますがなぜか明後日の方向を向いているのです。
これ、何か間違っていませんか?
反対側に回り込んで撮影。
向山は375mのようです。
続いて最後の山、富士居山へと向かいます。
富士居山までも2キロとすぐですね。
また、写真にもある通りこの標識を左に抜ければ志田峠へとも抜けられます。
富士居山までの道も明瞭・・・
ですがやはりちょっと倒木が多いですね。
また、蜘蛛の巣も結構多かったです。
やはりあまり人が入らないような山なのでしょう、実際暑くも寒くもない絶好の登山日和だったのにすれ違った人は0人でしたので。
富士居山山頂到着
富士居山にもあっという間についてしまいました。
向山から16分ほど。
本当にお手軽なプチ縦走ですね。
さて、ここまで展望は0でしたが富士居山でようやく景色をのぞむことができました。
その景色というのがこちら。
ですがうーん・・・
木々の隙間から若干見えるというだけで正直今ひとつですね。
この日は靄ってしまっておりましたが、靄や雲が出ていなくても富士山は見えないと思います。
それなのになぜ「富士」居山という名前がついたのか謎です・・・
三角点は一応ありますがここにも休憩できるような椅子やベンチはありませんでした。
景色も今ひとつですので早々に下山です。
下山路も良好でしたね。
上の写真の右から茶畑が見えました。
ここからの景色が今回の縦走路の中での一番の景色だったかもしれません(笑)
下山
1時間ほどであっさりと下山できました。
まとめ
大峰、向山、富士居山の三山を合わせれば5キロほどのお手軽なプチ縦走が楽しめます。
ただ、人によってはそれだけでは物足りないでしょう。
そこで物足りない方は周囲の山と合わせて楽しむことをお勧めしますよ。
大峰から富士居山というルートの場合は経ヶ岳。
比較的近くに登山口があるのでセットで登ることができます。
私も実はこの後、経ヶ岳へと登ったのですがこちらは結構本格的な山登りが楽しめる山でした。
また、富士居山からスタートして大峰へと降りるルートでは南山へと登ることができます。
詳しくはこちらの記事。
南山は経ヶ岳と違ってフラットな箇所が多く、ハイキングに最適な山です。
また、山頂の展望はとてもよく、宮ヶ瀬湖や丹沢の山々を眺めることができます。
このように他の山もセットで合わせればより楽しめると思うのでいかがでしょうか。
ただ、今回紹介した三山もそうですが東丹沢エリアの山々ですので4月から11月あたりまではヒルが活動しておりますので、ヒル対策は必須です。
なお、幸い今回はまだヒルは見かけませんでした。
みくぞう
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