第10回、さがみ風っ子トレイルランニングというトレイルレースに参加してきたのでレポします。
目次
さがみ風っ子トレイルランニングについて
この大会のコンセプトは親子の絆と相模原の自然の二つです。
さがみ風っ子トレイルランニングはトレイルレースでは珍しく「親子」で参加できるレースなのです。
普段薄れがちな親子の絆を確認できるレースとして人気のようです。
種目は以下の通りです。
①親子の部・ロング:およそ13~14km程度
②親子の部・ミドル:およそ10km程度
③親子の部・ショート:およそ5~6km程度
④絆の部:およそ13~14km程度
⑤ネイチャーラン: およそ2km程度
⑥気合いの部(10回目からの新設):およそ13~14km程度(こちらの部門のみソロ参加可能)
ロングでも13~14と短めです。
また、絆の部では仲間とのグループランを楽しむことができます。
そしてユニークなのは親子や絆の部での参加の場合は親子やグループで「手を繋ぎながらゴール」することがルールとして定められているところです。
ここも他のレースにはない特徴の一つだと思います。
私は独身で子無しのため、今回から新設された「気合いの部」にて参加することにしました。
コースについて
コースはミドル、ショート、ロングに分かれておりそれぞれ若干コースも異なります。
詳しくは公式HPのこちらをご覧ください。
ですがお伝えしたようにロングでも短めなので、初心者向きです。
コース自体の難易度もそれほど高くはありません。
エイドは数カ所にありましたが水のみでした。
トレイルレースでは必要装備を背負って臨むのが普通ですが、このレースでは短くエイドも比較的多くあるためかザックを背負わずに走っていた方も多く見受けられました。
ですが走力に自信がない方はやはりせめて水分や行動食などは背負って参加した方が良いと思います。
なにせ大会が行われるのは6月、蒸し暑くなることも十分考えられますので。
トレイルとロードの割合はトレイル7:ロード3
といった感じだったでしょうか。
トレイル率も高く、走れるところも多いので上位入賞者は1時間を切るようです。
私はロングコースで参加したのでロングコースについて紹介していきます。
ちなみに大会の動画があったので参考までに。
制限時間について
基本的に制限時間はないようですが13時を目安にゴールしてほしいとのことです。
気合いの部に関しては90分を目標にするとのこと。
私の感覚だと13キロを90分以内で完走するのはそこそこ難しいと思いますが、これはあくまで目安であり90分を超えても失格になるということはありません。
会場の様子
まずは駐車場です。
駐車場は無料ですが、駐車場希望の方は事前に申し込みが必要ですので注意です。
また、公共交通機関を使う場合は当日、JR橋本駅から無料のシャトルバスが15分おきにでているのでそれを利用するといいでしょう。
会場は城山コミュニテイ広場。
すでにたくさんの人で賑わっておりました。
ちょうど開会式をやっておりました。
相模原のゆるきゃらでしょうか?
出店もたくさん出ておりました。
レース前やレース後の飲食には困りません。
気合いの部、ロングコースについて解説
さて、ここからは気合いの部ロングコースについて説明していきます。
ロングコースのキツイところは前半に集中しております。
城山湖から草戸山〜峰の薬師までは下の写真のような急な階段が連続して出てきます。
ここを駆け上っている方もいたので私も頑張って真似しましたが途中でバテました(笑)
ロングレースならば走力のある方以外はこのような急な階段は抑えて登るのがいいのですが、ショートなので頑張って走ってみてもいいかもしれません。
峰の薬師からは爽快な下りパートに入るので思いっきり飛ばせます!
峰の薬師の下りは一部舗装路もありますが、傾斜は緩く快適に走れます。
そして峰の薬師から1キロほど下るとこのようなやや荒れたトレイルに入ります。
走れますがやや荒れているので十分注意が必要です。
このような沢もあります。
この付近は標高は低いはずなのに山深い雰囲気が感じられ、なかなか楽しいです。
この階段は滑りやすいので注意。
そしてここからは再び登りのパートとなります。
ですが前半よりかはきつくはなく、頑張れば走れる登りです。
草戸山付近はハイカーもおりましたが、この付近はマイナーなルートなので誰もいませんでした。
なかなか面白いコース取りです。
続いて再び城山湖の周囲のロードを走り、牡龍籠山へと向けて登ります。
この登りは短くたいしたことはありません。
牡龍籠山を下山後はすぐに小松ハイキングコースというハイキングコースを走ります。
ここは下り基調で走りやすく、快適に飛ばせます。
小松ハイキングコースを抜けたら再びロードを少し走り、トレイルの中へ。
このコースは初めて知りましたが、ここもなかなかいいところです。
そして最後はロードの登り。
結構傾斜はきついですがなんとか頑張って走りきりゴールへ!
まとめ
コースは樹林帯の中がメインです。
景色が開けているところは草戸山山頂と牡龍籠山山頂ぐらいであとはひたすら鬱蒼とした森の中を進みます。
ですので絶景がみたい!という方にはあまり向いていないコースだと思います。
ですが普通のハイカーは歩かないようなマイナーなコースを繋ぐコース取りになっており、山深く感じられるところも多くなかなか楽しめます。
何より親子や仲間通しで走れるというのが大きいでしょう。
ショートやミドルであれば「トレランがはじめて」という方でもきっと楽しめると思います。
10回目からはソロでも参加できるようになったので、一人で思いっきり楽しみたいという方にもおすすめです。
みくぞう
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