山好きならば「山の近くに住みたい」と思われる方が多いのではないでしょうか?
私もその一人でして、実際に山の近くに移住しました。
その山の近くのエリアとは「八王子」
ご存知、ミシュラン三つ星を得た高尾山を中心に都心でありながら自然豊かなところです。
他にも飯能、鎌倉などの候補があったのですが利便性などの面から八王子にしました。
そして間も無く八王子に移住してから一年が経とうとしておりますが・・・私は今の所「100%満足」しております。
後悔の気持ちなど微塵もありません。
やはり自然が近くにある生活はいいです。
そして住んでみて山好きの方にはもちろん、サイクリストやキャンパーをはじめとした自然やアウトドアアクテイビテイが好きな方にもピッタリなエリアなのではないか?と感じ記事を書いてみることにしました。
目次
理由その1 街から山までの距離が近い。
まずはなんといってもコレ。
これが移住した一番の理由だったのですが、住んでみて思った以上に山までのアクセスが良いです。
八王子といっても広く西は陣馬山(ギリギリ八王子ではなく、神奈川県ですが)から奥高尾の山々、東は多摩丘陵
南は草戸山などの南高尾山稜、北は滝山城跡や今熊山など
標高は低いですがちょっとした山があちこちに点在し、どこに住んでも山へすぐアクセスできると思います。
そうなのです、八王子といえば多くの方は「高尾山」をイメージすると思いますが八王子は「高尾山」だけではないんです!!
高尾山以外にも素晴らしい山々や自然が広がっております。
そして比較的簡単にすぐに登れてしまう山が多いのですがここも気に入っているポイントです。
毎日登るのであれば、険しい山よりも里山のようななだらかで簡単な山の方がベストです。
お散歩感覚で登れる山が多いので、気軽に山まで行けるのも良いところです。
ちなみに車がなくてもやっていけるか?
ですが私的には「全く問題ありません」
移動手段は電車、自転車、徒歩、ランニング(笑)ですがスーパーもあちこちにありますし、全く困りません。
しかしこれはまあその方の体力レベルや状況にもよると思うので「絶対大丈夫」とは言い切れませんが。
八王子は山を丸ごと切り開いたエリアなため坂も多く、家族持ちで毎回たくさん買い込むという方、体力に自信がないという方は車があったほうがいいでしょう。
理由その2 他の山域へのアクセスが良い
住んでみてわかったのですが、八王子市からだと他の山域へのアクセスも抜群に良いです(※これは主に公共交通機関を駆使してのアクセスを意味します)
他の山域というのは奥武蔵、丹沢、三浦半島、奥多摩、山梨方面ですね。
奥武蔵には八王子駅から八高線を使えば一本で、しかも時間にして40分ほどで東飯能にいけてしまいます。
東飯能は奥武蔵の玄関口、私はよく東飯能から縦走したり天覧山など飯能の山で遊んだりしております。
更に秩父方面に行くのも便利。
東飯能で西武線に乗り換えれば乗り換え一本で他の奥武蔵の山域や、秩父方面にもアクセス可能です。
山梨方面も八王子駅、または高尾駅から中央線を使えば乗り換え無一回のみで山梨方面へとアクセス可能です。
例えば高尾から大月までだとなんと乗り換え無し、乗車時間36分ほどでいけてしまいます。
しかも交通費は583円!
山梨の山もバス無しでいけるところをチョイスすれば1000円ちょいの交通費でいけてしまいます!これはかなりお得です。
奥多摩へのアクセスも容易です。
八王子駅から奥多摩駅だと
八高線から青梅線に乗り換え一回、交通費は756円、時間にして約1時間30でいけてしまいます!!これは大きいです。
更に丹沢などは西側に住んでいれば楽にチャリでいけてしまいます!
住んでいるエリア、または脚力・体力によっては通常バスを二回乗り継ぎしなければアクセス不可能な北丹沢の「焼山」にも自転車でいけてしまいます。
私はつい先日、東丹沢にある仏果山までチャリでいって登ってきましたが「お得感」が半端なかったです。
なにせ通常、電車やバスを乗り継がなければアクセスができない場所に「タダ」でいけてしまい、本格的な山登りまでできてしまったわけですから。
また、よくやるのは武蔵五日市、飯能まで自転車で行きそこから山登りをするということです。
奥多摩や奥武蔵にも自転車で行けてしまうので本当にお得です。
写真は網代弁天山の登山口。
ここまでは秋川サイクリングロードを通って楽々アクセスできました。
更に三浦半島も「境川サイクリングロード」という草戸山にある境川源流から江ノ島まで続く、サイクリングロードを通れば楽にアクセス可能です。
このように八王子を拠点とすれば様々な山域へと容易にアクセスが可能で、交通費も抑えることができます。
理由3 キャンプをするにも適した環境
山登りをする方ならキャンプをされている方も多いのでは?
八王子はキャンプにも適した土地でもあるのです。
まず紹介したいのはこちらの片倉つどいの森公園
こちらは宿泊はできませんが予約不要、利用料金無料
でバーベキューやデイキャンプが楽しめる珍しい公園なのです。
非常に広い公園で休日にもなると公園内はたくさんのテントを楽しむキャンパーで賑わいます。
宿泊はできませんが無料で利用できるというのは魅力的ですよね。
続いては大地沢青少年センター
正確には八王子市ではなく、町田市ではありますが位置的にはほぼ八王子市です。
こちらは予約必要で400円の料金がかかりますが
そしてきわめつけは日影沢キャンプ場です。
高尾山のいろはの森の登山口近くにあるキャンプ場です。
こちらも完全予約制ではありますが宿泊可でなんと無料!!
こちらは利用したことはありませんが、近くはなんども通っておりこんな感じです。
みた通り、とても綺麗で広いキャンプ場です。
これがタダで利用できるなんて凄すぎます。
このように八王子近辺にはキャンパーにも嬉しいキャンプ場が充実しているのです。
理由その4 サイクリングロードが多数ある。
記事でも書いた通り、私は移動手段に自転車をよく使っているのですが、八王子近辺にはまあサイクリングロードが多いこと。
多摩川、秋川、境川、浅川、湯殿川・・・
などなどパッと思いついただけでもこれだけ八王子近辺にはサイクリングロードが走っております。
また、サイクリングロードだけでなく自転車で走りやすいところも多いです。
私はあくまで山に行くための移動手段として自転車を使っておりますが、サイクリング目的でも十分楽しめると思います。
こちらは秋川サイクリングロード。
細いですが、このとおり景色はとてもいいのです。
秋川サイクリングロードは主にあきる野市や奥多摩方面に行くときに使います。
こちらは湯殿川。
正式なサイクリングロードではありませんが、車の通行は不可なので自転車では超走りやすいです。
主に高尾山に行くときに使います。
こちらはご存知の方も多いであろう多摩川サイクリングロード。
進むんでいくごとに奥多摩の山々が近づいていくるのでそれだけで興奮します。
こちらは浅川サイクリングロード。
人も少なく、のどかな風景を楽しみながら走ることができます。
このようにサイクリングロードもたくさんあるので、サイクリングがメインの方でも八王子は楽しめると思います。
理由その5 都心に近く利便性が良い
いくら山に近くても利便性がよくなくては住む気にもならないと思います。
しかし八王子市内には大型スーパーや衣料品店、病院なども充実しており、自然豊かでも「田舎」というほどではありません。
都会と田舎の中間あたりでしょうか。
飲食店も多いので外食派の方も困ることはないと思います。
八王子は八王子だけで完結できるので八王子市民は市街にあまりでない、と聞いたことがありますが住んでみて「なるほど」と納得してしまいました。
都心まで出る必要があっても八王子からは中央線を使えば新宿まで乗り換え無しで40分弱でいけますし非常に便利です。
山にも都心にも近く便利な街なのです。
理由その6 家賃が安い
東京の中ではかなり安いほうです(そのため学生の方が多い印象です)
特に西側になるほど家賃も安くなる傾向があるようです。
実際、私は現在1kですが42000円ほどです。
ですがボロボロというわけでもなく、防音もしっかりしており、バストイレは別ですし、駅からも近く、不満はほとんどありません。
強いてあげるとすればバスタブやシャワーが古いタイプのもので若干使いづらいぐらいでしょうか?
探せばこれぐらい安く良好な物件も結構あります。
まとめ
当初は山好きの方向けに書く記事のつもりでしたが山好きはもちろん、キャンプや自転車、自然そのものが好きという方にもお勧めできる街だということに気づきました。
派手さはありませんが、京王線沿いは特に静かですので静かに暮らしたいという方にもお勧めできます。
もちろん、仕事や家族の関係などもあると思いますので誰にでもお勧めできるわけではありませんが、少しでも参考になれば嬉しいです。
少なくとも私は八王子に移住して100パーセントよかったと思っておりますし、毎日の日々が充実してきたことは確かです。
移住したメリットは数多く思い浮かびますが、デメリットは本当に一つも思いつきません。
やはりすぐに山に登れる環境というものはとても良いものです。
みくぞう
最新記事 by みくぞう (全て見る)
- 高尾にある知る人ぞ知る里山「初沢山」(初沢城跡)に登山!コースの組み合わせ次第で楽しめる山です。 - 2021年12月3日
- Apple Watchでの登山が快適すぎてやばい!そのメリットと快適さについて - 2021年11月30日
- 高水三山 初心者お断りの神塚尾根を使って登る - 2020年1月24日
コメントを残す