とある書籍から見えた新しい登山でのクマ対策

山を登る人間としてどうしても意識せざるを得ない存在が

「熊」でしょう。

私も基本は単独で山に登るのでいつも熊にはビビッております。

今までみかけたことはありませんが、それらしき気配は感じたことはあります。

もちろん、熊鈴は常に携帯しているのですが、その効果は賛否両論であり絶対的な熊対策は無いように感じておりました。

しかしとある書籍からこれは良いのでは?と思えるものがありました。

その本というのがこちら。

目次

簡単な内容

そしてその姉崎氏は有効なクマ対策を提唱しております。

その対策とは?

空のペットボトルをベコベコさせる。

クマ鈴、ラジオなどは定番ですがペットボトルをぺこぺこさせるはあまり聞かない対策ですよね。
ですがクマはとにかく自然界に無い音を嫌います。
ですから自然界には無いクマ鈴、ラジオがクマよけ対策としてポピュラーになったのだと思いますが、最近はあまりにも多くの登山者が鈴やラジオを鳴らして歩くからクマもそれに慣れてしまったんですね。
つまりクマ鈴やラジオが今や自然界の音の一部となってしまい、個体によっては効き目もあまりなくなっているようなのです。
しかしペットボトルのバコバコ音は自然界に無い音でかつ、ほとんどの方が山で立て無い音であります。
ですからクマがその音を聞くと
「この音怖い!」「これはやばい!」などと思い近づかなくなるというわけです。
信用できそうな対策だと思ったのはこれを述べているのは登山家ではなく、クマ撃ちの猟師だからです。
登山家の方や山岳ライターの方が書かれたクマ対策の本はありますが、その方達はクマの専門家というわけではありません。
ですがこちらの姉崎氏はクマを知り尽くしたクマの専門家のようなものです。
その方が「これだ」と言っているのですから信憑性も高いと私は思うのです。
さらに道具は空のペットボトルのみ、というお金もほとんどかからず、どこでも調達可能だという点も大きいです。

実際に試してみて

ちなみに実際の山行で空ペットボトルベコベコ方を試してみました。

その結果、案外音は思ったより大きくならないということに気づきました。
特に沢沿いを歩いているときは沢の音にかき消されてしまう可能性大です。
こんなんで熊の耳にしっかりと届くのかよ、と少し不安にもなりましたが熊は嗅覚だけでなく聴覚もとてもいいものをもっているらしいので
この程度の音でも問題は無い、と信じたいです。
ただ、問題点としては片手がふさがってしまうこと。
常にペコペコさせていると結構手が疲れてくるということ。
まあ後者の方は常時ならしておくのではなく、時折ならすことで対処は可能だと思います。
それでも十分効果はあると思いますから。
しかし、手が塞がるのはやはり痛いのでやはり常時もって歩くのはお勧めできません。
熊らしき存在を感じた時、あるいは熊鈴をうっかりと忘れてしまった時、またはどうしても熊が怖くて安心して山歩きを楽しめない、という方はためしてみるといいと思います。
ただ、ペットボトルをならしながら歩くのは事情を知らなければいささか異様に見えるかもしれないので、人が近くにいる時やすれ違う時はならさない方が良いでしょう。
そのためにも水筒やプラティパス以外にもペットボトルも常に持ち歩いた方が良いですね。

他の熊対策

熊鈴

熊対策の定番中の定番。

私も愛用しております。

ですが効果のほどは結構意見が分かれておりますよね。

(A)
(熊鈴は有効だ!実際にあったこと無い!)

 

(B)
(いいや!熊鈴はきかない!つけていても遭遇したぞ!)
などと人によって意見がバラバラです。
ただ、一つ言えるのは「人を憎んでいるクマには逆効果」
だということです。
つまりは人間に傷つけられた手負いのクマのことです。
本来、クマは内気で臆病な性格で積極的に人を襲うことは無いそうです。
しかし手負いのクマは人間に強い恨みを抱くようになり、人を見つけるなり襲いかかってくる、こともあるそうです。
ですがまあそんなクマと遭遇する確率は限りなく低いと思うのであまり気にすることも無いと思いますね。
そんなことを気にしていたら山歩きもできませんし。
ただ、私個人としては熊鈴はつけた方がいいと思います。
熊除け効果もそうですが、自分の位置を他人に示すという効果もありますからね。
山にいるのは何も登山者だけではありません。
姉崎氏のような猟師の方もいらっしゃるわけです。
そんな猟師の方が熊や猪と間違えて登山者を打ってしまう
こともあるようなので、自分は熊ではありませんよ、人間ですよ
という意思表示のために熊鈴はつけておいた方がいいと私は思います。

ちなみに私はこれを使っております。

高すぎない軽やかで涼しげな音がお気に入りです。

ラジオ

ラジオも定番熊除けアイテムの一つですが、こちらは熊鈴に比べてあまり使用している方は見ませんね。

こちらも効果のほどは熊鈴と同じで個体によるものが大きいようです。

しかしラジオは熊鈴と比べて「うるさい」という否定的な意見が多いような気がします。

確かに静かな山の中にはミスマッチな音ですからね。

つける方は音量に気をつけ、人の多いところでは消すようにしましょう。

一般的な人にとってもっとも強力な攻撃手段とされる熊撃退スプレー

レビューの中には効果はあった、という意見もありますがいざ実践時に的確に使えるか?となると少し難しいところもあると思います。

まず、上記の本でもありましたが熊は非常に動きが素早いようです。

瞬間的な動きであればあのシカより上で、熟練の熊撃ちでも熊の身体能力を目にすれば銃を撃つ気力すらなくなることもあるとありました。

そんな熊相手にです。

冷静にスプレーを取り出して、噴射することなどが果たしてできるのだろうか?と少し疑問に思うのです。

とはいえ、一番強力な攻撃手段であることには間違いないでしょう。

そして実際に使用してみたら想像以上のパワーがありました。

熊よけスプレー、カウンターアソールトがとんでもなかった

2017年9月25日

※2019年8月追記

いつか遭遇するかな、と覚悟してはおりましたがとうとう南アルプスにて熊と遭遇してしまいました。

南アルプスで熊と遭遇!その時私がとった行動と対策

2019年8月16日
余計熊を興奮させ、攻撃されるリスクがあがるのでこれも絶対にやめましょう。

まとめ

重要なのは「熊と出会わないようにする」ということです。

そのためには上記であげたようなペットボトルなどの新しい対策も有効に活用していきましょう。

 

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みくぞう

山の魅力にとりつかれたソロハイカー。 山には主にトレーニングで登っています。 最近はトレランがメインになりつつありますが、ハイキングもあいかわらず好きです。 気づけば山や温泉のことばかり考えているようになったので、細かく役立つ情報を発信していきます。

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