元ランナー兼ハイカーが感じたトレラン5つの魅力

トレイルランニングにはまってしまいました。

以前の記事で「トレランをやらない」などと言っていたのにも関わらずはまってしまいました。

「自分にとってトレランは少しリスクが大きすぎ、怖すぎてとても出来ません。

特に下りで走るのは絶対に無理ですね。」

などと言いつつ、やってしまっております。

下りもがっつりと走ってしまっております。

確かに怖いという気持ちはありますが、実際にやってみたらそれ以上に楽しかったのですよね。

大人になると大きく感動したりする機会が少なくなりますが、これは目から鱗と言いますか。

世の中にこんなにも楽しいことがあったのか!」というぐらいに新鮮な感動がありました。

私はもともとロードランは以前からやっておりました。

トレーニングの一環として、仕事帰りに我ながらストイックに走り込んでいたわけです。

が、ロードランに関してはあまり楽しいとは感じられませんでした。

登山のように森林浴が楽しめるわけでも、壮大な景色が見られるわけでもないのでやがて飽きてしまい、やらなくなってしまいました。

登山に関しては完全にはまって抜け出せなくなってしまったわけですが、たまにすれ違うトレランの方を見ていたら再び走りたくなったのです。

なんと言いましょうか。

山道を颯爽と走り抜ける姿が単純に格好良く、輝いて見えたからです。

そんなちょっとしたきっかけで走り出したわけですが、そこからまたどっぷりとはまってしまったわけです。

ロードにはなかった特に下りを駆け下りる気持ち良さ、爽快感が病みつきになってしまいました。

さて、前置きが少し長くなってしまいましたがそんなロード→登山→トレランといった流れで移行した私が感じたトレランの魅力を紹介していきたいと思います。

トレランの魅力

① 下りも楽しめる

登山が好きな方でも「下りが大好きだ!!」って方はあまり見かけないような気がします。

むしろ「下りは苦手」「登りだけでいいのに」と下りに関してはネガテイブな意見が目立ちます。

世間的にも「登山」ですからあくまで登りがメインであり下りはおまけ、あまり取り上げられることはないように感じます。(遭難は登りよりも圧倒的に下りが多いようですが)

ですが、トレランはむしろ登りよりも下りがメインなスポーツです。

下りを駆け下りるダウンヒルがトレラン最大の魅力の一つであり、他では味わえない気持ち良さを体感できます。

誰かがトレランはランニングというよりはスキーやスノーボードなどといった「滑り降りる」スポーツに近い、と語っておりましたが、実際にそれを感じました。

下り坂を駆け下りていくというよりは「滑り降りて」いくに近い感覚です。

私だけでなく、トレランにはまってしまった方はこのダウンヒルに大きな魅力を感じたからではないかと思われます。

ですからトレランをするようになれば、登りだけでなく下りも大きく楽しめるようになるはずです。

どうせ山にきたのだから登りも下りも楽しみたい!という方にはまさにうってつけだと思います。

② 交通費が節約できる

登山の欠点というか問題点の一つとして「交通費」が高くつきやすいというのがあげられます。

近郊の山ならばともかく、遠征するとなると相当な出費になりますよね。

そして電車だけでなく、バスに乗らなければ登山口までたどり着けない山も多いです。

ですがトレランをしてある程度走力がついてくれば、多くの方は「バス」を使うという選択肢はなくなるのではないでしょうか。

私がまさにそうであり、トレランを始めてからバスをあまり使わなくなりました。

10キロ以内の範囲であればバスを使わずに「走っていってしまおう」と思うようになったのです。

トレーニングにもなりますし、交通費も節約できるので一石二鳥です。

ただし、あまりにも遠すぎると入山時間が遅くなったり、山に登る前に体力を消耗しきってしまう危険があるので、あくまで臨機応変に対応していくことが大切だと思います。

③ 1日の行動範囲が広がる。

トレランでは通常は一泊二日、人によっては二泊三日は必要なルートでも1日で回りきることができます。

1日の間にできるだけいろいろ見て回りたい、時間がなくて一泊なんてできない!なんて方にとってはとても魅力的なことだと思います。

私もトレランを始めてからいくつもの山も平気で縦走できるようになったのでとても得した気分になります。

④ 達成感がより強く感じられる

達成感があるのは登山も同じです。

ですが登山経験者だからこそ言えるのですが、登山よりさらに達成感が感じられる気がするのです。

その要因は登山よりも更に負荷がかかる運動強度の高いスポーツであり、更に移動距離も長くなる傾向にあるからです。

山頂に達した時も登山と同じような達成感がありますが、それ以上に感じられるのがゴールした時。

長く困難なルートだった時ほど「やりきった!」というような達成感が全身で感じられるのです。

⑤  ロードよりも体に優しい

ロードを走って膝や足を痛めたりする方って多いですよね。

ですが山道を走ってまず感じたのがロードよりも明らかに足にかかる負担が少ないということ。

山道といってもガレ場や岩場などは別ですが、低山に多い土の山道だとロードよりも明らかに楽です。

そしてロードにはない、草木や水の匂い、鳥のさえずりや風の音。

五感で感じられるもの全てがとても心地いいのです。

登山でもそうですが、トレランでも森林浴も同時に楽しめるので癒し要素が高く、きついのに体に優しい面もあるわけです。

まとめ

記事中でも少し触れましたが

「忙しい方」「欲張りな方」「爽快感を味わいたい方」「よりハードなスポーツを楽しみたい方」「自分を思いっきり追い込みたい方」

などに当てはまる方はトレランはお勧めできます。

私は忙しい以外は当てはまるので、思いっきり楽しめております。

トレランはランニングやハイキングのいいとこ取りのスポーツです。

ロードやハイキングを楽しんでいる方ならばきっと楽しめると思います。

 

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みくぞう

山の魅力にとりつかれたソロハイカー。 山には主にトレーニングで登っています。 最近はトレランがメインになりつつありますが、ハイキングもあいかわらず好きです。 気づけば山や温泉のことばかり考えているようになったので、細かく役立つ情報を発信していきます。

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