なぜ私は登山をするのか?その6つの理由

登山が趣味です、というとよく「なぜ山に登るの?」と言われませんか?

私はよく言われます。

そして「何が楽しいの?」とも。

どうやら山に興味がない方は登山=きついものと捉えている節があり、休みの日になぜわざわざ辛い思いをするの?

なんであえてきつくて危険な山に登るの?と思っているようです。

そう聞かれれば「楽しいから」と答えているのですが、その一言だけではあまりにも簡潔すぎるのでもう少し詳しく説明していきたいと思います。

目次

私が山に登る理由

健康の為

健康ブームの今の世の中、健康を意識する方は多いでしょう。

そして健康のため、運動をする方も多いと思います。

私もその一人でして登山をする理由はただ楽しいからだけでなく健康目的も理由の一つです。

普段、デスクワーク中心の会社員の方であれば意識しなければ運動する機会はあまりないと思います。

だからこそ、そういった方を対象としたスポーツジムが乱立しているのだと思いますが、個人的には運動するのであれば室内よりも野外で行った方が数倍気持ちいいと感じております(スポーツジムを否定しているわけではありません)

そして登山は気持ちいいだけではなく、健康にも非常にいい!

健康的に痩せてスタイルがよくなる!

汗を流し代謝が良くなることでの美肌効果!

腰痛・肩こり改善!

森林浴によるリラックス効果!

脳の活性化!

などなど、これでもか!というほど登山は健康に良いのです。

登山と健康についてはこちらの記事で詳しくまとめております。

驚異の登山の健康効果9つ!登るほどに健康になる!

2017年10月10日

森林浴の驚きの効果5つとおすすめの森林浴スポットを紹介

2018年3月30日

もちろん、極端なロングトレイルは体にはよくありませんが、適度な距離や負荷であれば健康には確実に良いアクテイビテイなのです。

しかも歩くことさえできれば、特別なトレーニングや練習も必要なく、気軽に始めることができるのです。

こんな体に嬉しい登山を逆に始めない理由がない、と私は思っているのですがどうでしょうか。

自然を楽しむため。

これも山に登る大きな理由の一つです。

都会で暮らしていると、自然ってあまり感じることはないと思います。

近所に大きな公園があればラッキー、という感じで意識しなければ運動と同じで自然と触れ合う機会ってあまりないと思うんです。

私の場合はボーイスカウトをやっていたこともあり、幼少の頃からハイキングやキャンプなどで自然と触れ合い、自然の中にいる(動く)心地よさを早くから知りました。

だからこそ、体が自然を求めてしまうのでしょうね。

今やちょっと検索すれば確かに美しい自然の画像や動画は見ることができます。

ですが実際にその場に身を置かなければ味わえない絶対的な感覚は確かに存在します。

山に登らなくても自然の中にいるだけでも気持ちいいものなのですよ。

試しに近所の緑がたくさんある公園などを歩いてみれば、その感覚がちょっとだけでも味わえると思います。

そして山では公園の何倍もの自然のスケールと気持ち良さが味わえます。

白山

甲府の白山からの景色。 低山で気軽に登れる山ながら驚くほどの絶景が眺められます。

西沢渓谷

紅葉時の西沢渓谷。
アクセスが良く、険しくもないハイキングコースでこれだけの美しい景色が見れます
マイナスイオンを肌で感じることができました

ウノタワ

紅葉時の奥武蔵、ウノタワ
幻想的かつ美しい空間が広がっておりした

厳しさ、辛さを味わうため

登山って辛い、厳しいとマイナスなイメージがあるようですが、私にとって山での辛さ、厳しさはむしろプラスです。

自然の持つ厳しさは都会では決して味わえないものです。

いつしか私は山の持つ、厳しさや辛さも魅力の一つとして捉えるようになっておりました。

まず、個人的には山は簡単に登れてしまっては面白くはないと思っております。

厳しく、辛い経験を乗り越えて山頂にたつからこそ達成感、感動が味わえるからです。

また、普通に登ってはあっという間に登れる山でも縦走やコース取りによっては長く厳しいものになるのも山の面白さの一つですね。

山の厳しさや、辛さは仕事や人間関係で得られるそれとは全く別です。

怪我や遭難時などでは話は別になってくるでしょうが、山での厳しさや辛さは基本的にストレスだと感じないのです。

私だけかもしれませんが、とんでもない傾斜の急登が目の前に現れるとげんなりするどころか「燃えて」くるのです。

そして厳しさや辛さを乗り越えることができると自分が強くなった気がします。

沢

増水した秋田乳頭山の沢。
渡渉するときは自然の恐ろしさを味わいました。

温泉を楽しむため

登山後の温泉が楽しみになっている方は多いと思います。

私もその一人で山にハマると同時に温泉にもどっぷりとはまってしまいました。

温泉が好きになりすぎて今は下山後の温泉がメインとなったり、温泉目的で山行計画を立てることも・・・

普通に入っても気持ちいい温泉ですが、山で体を動かし大汗をかいた後に入る温泉は至高の一言です。

これは多くの方に共感していただけると思いますが、とにかく気持ちいいんです!!

普通に入るより数倍は気持ちがいいです、天国とはこのことか!と思うぐらいです。

そして登山も健康にいいですが、温泉もいうまでもなく健康にいいですよね。

私は体が強く、目立った病気を滅多にしないのが自慢なのですが私の健康の秘訣は山と温泉にあると自負しております。

もちろん、食事や睡眠にも気を使っておりますがそれ以上に山と温泉という健康最強セットの効果が大きいと感じております。

なにせほぼ週一ペースで続けておりますからね。

そして歩いてしか行けない山の中にある温泉もあります。

登山をしていればそんな普通では出会えない温泉にも出会えるわけです。

日光沢温泉

歩いてしか行けない山奥にある日光沢温泉

鬼怒川温泉、八丁湯。
自然に囲まれた温泉で、滝を見ながら入浴できる

煙草屋温泉

那須岳中腹にある煙草屋
絶景を見ながらつかる温泉は最高の一言

癒しを得るため

厳しい、辛いところもある山ですが、それ以上に癒しの要素が強い場だと思っております。

ストレスを強く抱えているという方はぜひ、近くの山に足を伸ばしてほしいです

山の中に入るだけで、頭がスッキリし、身も心も癒されます。

山に登った後は体は疲れているのですが、心は癒され満たされているという状態になります。

これはどんな山に登っても同じです。

だから山はとても心地いい疲労感と癒しをもたらしてくれるものだと思っております。

高尾山

ホームマウンテンである高尾山の三号路。
人が多い高尾山ですが、時間帯とコースを選べば静寂そのもの。
とても癒されます

静寂、孤独を味わうため

人気の山であれば静寂どころか、人混みにうんざりすることになりますが

高尾山口

紅葉真っ盛りの高尾山口
このときは駅から山頂まで人が連なっておりました

登る山や時期さえ間違わなければ圧倒的な静寂が広がっております。

そして私は基本的に単独ですので、静寂の中に孤独も味わうことができます。

静寂はともかく、孤独のどこが楽しいの?と思われたかもしれませんが日常生活の中で完全に一人になることってあまりなくないですか?

たとえ一人暮らしでも部屋の外からは人の気配を感じますし、たとえ友達0でも仕事をしていれば人との触れ合いは必ずあります。

つまり日常の中で完全に孤独を味わう機会は実はあまりないんです。

でも山の中に入れば話は別です。

その場に自分しかいない完全な静寂と孤独を味わうことができます。

そんな環境だと自分自身としっかりと向き合うことができるんです。

だからよく山の中を歩きながら考え事をすると捗るし、良いアイデイアが思い浮かぶこともよくあります。

何よりも静寂と完全な孤独という非日常感が私は好きだったりします。

筑波連山

ほとんど人とすれ違わなかった筑波連山縦走 存分に静寂と孤独をあじわうことができました

まとめ

山に登る理由を長々と語ってしまいましたが一言でまとめると「楽しいから」

その一言につきます。

とにかく楽しいのです、確かに合う合わないはあるでしょう。

ですがそれを知るためにも一回だけ手頃な近くの山に登ってみませんか?

もしかしたらものすごく登山という行為はあなたに合ったものかもしれませんよ。

 

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みくぞう

山の魅力にとりつかれたソロハイカー。 山には主にトレーニングで登っています。 最近はトレランがメインになりつつありますが、ハイキングもあいかわらず好きです。 気づけば山や温泉のことばかり考えているようになったので、細かく役立つ情報を発信していきます。

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3 件のコメント

    • コメントありがとうございます。そうでしたか・・・
      こればかりはいくら説明しても伝わりづらいことだと思います。

  • なぜ登るの?の意味は、毎年少なからず遭難者がでて大掛かりな捜索が行われて周りに多大な迷惑を掛けているのに、前回は無事だったから、経験豊富だから、大丈夫。って大丈夫じゃないから実際に。先に捜索費用を払ってから登れよと言いたいんだと思いますよ。

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    山の魅力にとりつかれたソロハイカー。 山には主にトレーニングで登っています。 最近はトレランがメインになりつつありますが、ハイキングもあいかわらず好きです。 気づけば山や温泉のことばかり考えているようになったので、細かく役立つ情報を発信していきます。