秋川丘陵 かたらいの路 手軽に楽しめる良コース

標識

あきる野市にあるハイキングコース「秋川丘陵 かたらいの路」を歩いてきたのでレポします。

秋川丘陵 かたらいの路とは

駅から駅へとつなげられる便利なハイキングコースです。

多摩川・秋川沿いに広がる丘陵エリアでサマーランドやゴルフ場の脇を通り抜けていくコースとなります。

これといった見所はありませんが訪れる人は少なく、丘陵地帯だけあってアップダウンも緩やかなので、ちょっと山歩きをしたいという時に使えるコースです。

ただ、訪れる人が少ないためか蜘蛛の巣がコース場に多かったというレポも多数上がっておりました。

ですので訪れるのであれば冬から春にかけてがおすすめです。

私は冬に(12月下旬)に訪れましたが、蜘蛛の巣もなく快適な山行を楽しめました。

コース

秋川丘陵かたらいの路のコースはこちらのサイト

の地図が参考になるでしょう。

秋川丘陵の地図

ですがこれだと8キロとミニマムなコースなので私はさらにそこから網代弁天山・網代城山へとつなげております。

この二つの山も秋川丘陵のすぐ隣にあり、簡単に登れる里山ですので秋川丘陵だけでは物足りない、といった方にはこの二つも山も追加して回ることをお勧めします。

アクセス

JR五日市線秋川駅コースからスタートし、JR武蔵五日市駅がゴールです。

バスを使わず駅から駅へと歩けるコースです。

注意
縦走コースですのでマイカーでのアクセスは不向き。

公共交通機関を使ってのアクセスをお勧めします。

秋川サイクリングコースからスタート

JR五日市線秋川駅からスタートするのが普通ですが、私は滝山丘陵から縦走してきたので秋川のサイクリングロードからスタートです。

秋川サイクリングロード

この滝山丘陵にも「かたらいの路」があり、つなげることができるのです。

滝山丘陵も道がよく、オススメのハイキングコースです。

詳しくはこちらを。

滝山城跡

滝山城跡 都内有数の桜の名所でお花見ハイク

2019年4月13日

秋川サイクリングロードは台風の影響で激しく崩壊しておりました・・・

秋川サイクリングロード

通行は可能でしたが、自転車でのサイクリングはしばらくは無理でしょう。

秋川サイクリングロード

以前とは変わらぬところも残っておりました。

秋川サイクリングロード

そして途中で秋川サイクリングロードを抜けて戸吹トンネルという長いトンネルを抜けます。

戸吹トンネル

戸吹トンネルを抜けると住宅街に出ますが、秋川丘陵の標識が出てきます。

この標識にしたがって進んでいきましょう。

標識

しばらくは車の通行量の少ない静かな舗装路を移動し

舗装路

秋川丘陵入り口到着

上の標識から1キロほどで、秋川丘陵ハイキングコースの入り口に到着します。

秋川のサイクリングロードからは30分ほどでした。

秋川丘陵

上の写真の階段を登るとちいさな祠が。

祠

そしてベンチもありました。

ベンチ

ここは大多摩ウオーキングトレイルというコースでもあるようです。

標識

秋川丘陵はあまり訪れる人も少ないハイキングコースのようです。

が、道はしっかりと整備されております。

しかし人が少ないだけに、夏から秋にかけては蜘蛛の巣だらけになるようなので夏や秋の入山は避けたほうが無難でしょう。

トレイル

私が訪れたのは12月後半だったので蜘蛛の巣もなく、虫もおらず快適でした。

道は途中からこのような幅の広いものへと変化します。

トレランにもいい感じのコースだと思います。

トレイル

こちらは秋川丘陵の数少ない展望のいいところ。

ですが鉄塔が若干邪魔です^^;

景色

奥に見えるのは里山ではおなじみのゴルフ場です。

秋川丘陵

そして見逃さないでいただきたいのはこちらの標識。

秋川丘陵唯一のピークである雹留山(ひょうどめやま)を示す標識です。

標識

雹留山を示すエピソード。

なんだか胸が熱くなります。

標識

上の標識のすぐ横に踏み跡があるのでそこを登ればすぐに雹留山山頂です。

トレイル

雹留山山頂へ

あっという間に雹留山山頂です。

山頂には標識があるだけで何もありませんが、すぐに登れるのでついでに登っておきましょう。

雹留山山頂

ここは富士通グループの森のようです。

標識

この先がサマーランドのようです。

入園料が必要なので間違って入らないように注意。

サマーランド入り口

さて、これで秋川丘陵は終了なのですが・・・

おそらくこれでは物足りない!という方も多いと思います。

そこで物足りなさを感じたのであればすぐ近くの網代弁天山や城山にも足を伸ばしましょう。

秋川丘陵をおりるとすぐに網代弁天山を示す標識があります。

が、この時は台風の影響で通行止めになっていた区間があり、遠回りを促す注意書きがありました。

標識

遠回りしてもあっという間にまた山道へとログインできました。

トレイル

こちらの標識に従い、貴志嶋神社へとまずは向かいます。

標識

こちらのコースも整備されており、とてもいい感じです。

トレイル

こちらが貴志嶋神社。

山の中にあるとは思えないほど大きな神社です。

貴志嶋神社

網代弁天山山頂

そして貴志嶋神社からほどなくして網代弁天山山頂。

ここも登山初心者でも楽に登頂できると思います。

網代弁天山山頂

山頂からは今回紹介したコース一の展望が見れます。

当日は曇っておりましたので今ひとつでしたが・・・

網代弁天山からの景色

網代城山山頂

続いて網代城山山頂。

網代弁天山の本当にすぐ隣にあります。

ですが山頂手前の登りは結構急なので登山初心者の方はペース配分などに注意です。

網代城山

先の網代弁天山山頂とは違って展望はありませんが、比較的広い山頂でベンチもありますので休憩にはいいです。

昔はここにお城があったようです。

網代城山山頂

下山路はいくつかありますが、まだ行ったことがない高尾神社へと下るルートにしてみました。

標識

はじめはここもいい感じだなと思っていたのですが・・・

コース

わかりますでしょうか。

途中にはとんでもないくだりがあったのです。

うーん、初心者の方はこのコースを下りで使うのは避けたほうがいいかもしれません。

転倒しないようにロープを補助に慎重に降りて行きました。

急な下り

途中には展望のいいところも。

展望

そして高尾神社まで降りてきました。

高尾神社

高尾神社に近づくとライトが自動点灯してびっくり!

高尾神社

武蔵五日市駅でゴール

高尾神社からゴールの武蔵五日市駅までは1.5キロほど

お疲れ様でした。

武蔵五日市駅

まとめ

正直、あまり登山とは言えないコースですが、軽く山を歩きたいときにはぴったりなコースです。

アップダウンも緩やかで道もはっきりしており、標識もあちこちにあり、街にもすぐ出れるので、登山初心者向けのコースでもあります。

写真を見て分かる通り、派手さや華やかさは皆無ですが里山の良さを感じられる良コースでもあります。

駅からのアクセスもいいので近くにお済みの方は春や冬にはぜひ訪れてみてください。

 

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みくぞう

山の魅力にとりつかれたソロハイカー。 山には主にトレーニングで登っています。 最近はトレランがメインになりつつありますが、ハイキングもあいかわらず好きです。 気づけば山や温泉のことばかり考えているようになったので、細かく役立つ情報を発信していきます。

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