霞丘陵からツツジ咲く塩船観音までハイキング

塩船観音

青梅市にある霞丘陵と塩船観音のレポです。

霞丘陵&塩船観音について

霞丘陵は岩蔵温泉から塩船観音まで続くハイキングコースです。

ほとんどアップダウンのない平坦かつ道幅の広い尾根道が続きます。

全長は10キロもないのでちょっとしたハイキングにお勧めです。

一方、塩船観音は霞丘陵の終点(または起点)の真言宗醍醐派の別格本山です。

二万本ものツツジが有名でして、毎年ツツジのシーズンとなる4月中旬から5月上旬にかけては多くの観光客で賑わいます。

また、ツツジが有名ですが6月は紫陽花、7月は百合、9月〜10月にかけてはハギや彼岸花と四季を通して多彩なお花を楽しむことができます。

詳しくはこちらをご覧ください。

アクセス

河辺駅から塩船観音を目指してスタートするルートと岩蔵温泉までバスで行きスタートするルートがありますが、私としてはツツジのシーズンに岩蔵温泉からスタートするルートをおすすめします。

こちらのルートだと塩船観音がゴールとなるわけですが、最後にあざやかなツツジが見れるので感動もひとしお、というわけです。

もちろん、メインデイッシュを先にいただきたいという方は塩船観音からスタートして岩蔵温泉をゴールとしてもいいのですけどね。

岩蔵温泉をゴールにすれば温泉に入って帰ることもできますし。

河辺駅から塩船観音までは3キロとちょっと距離はありますが、歩いても十分行ける距離です。

バスで行く場合はJR河辺駅北口 で 都営バスに乗車します。

またJR小作駅からもバスはでております。

岩蔵温泉からの場合は「岩蔵温泉」バス停 利用で JR東青梅駅下車です。

岩蔵温泉からスタート

私はやはり最後にツツジをみたかったので岩蔵温泉からスタートとしました。

岩蔵温泉バス停からすぐのところに塩船観音を示す標識があります。

写真だと42キロのように見えますが、実際は「4.2キロ」ですので安心を。

ちなみに岩蔵温泉は東京都で唯一の温泉郷です。

日帰り入浴をやっている旅館もあるので岩蔵温泉をゴールとする方はバスに乗る前に入浴するのもいいかもしれません。

標識

七国峠方面へと向かって進んでいきます。

標識

ここから山へと入ります。

尾根に出るまでは登りとなりますがゆるやかな登りなので、安心です。

トレイル

初めはちょっと荒れた感じですが

トレイル

こちらの分岐からは平坦かつ綺麗に整備されたトレイルが続きます。

標識

ご覧の通り、道幅も広く非常に綺麗に整備されたトレイルです。

風景的には陣馬〜高尾山の縦走路にちょっと雰囲気が似ている気がします。

トレイル

ですが混み具合は陣馬〜高尾とは比べ物になりません。

霞丘陵はとても静かで私が訪れた時は一人とすれ違っただけでした。

平日でしたが、知名度的に休日でもそんなに混み合うということはないと思いますので静かな山歩きを楽しみたいという方にもいいと思います。

写真にもあるようにベンチも多数あります。

トレイル

途中には富士山が見れる展望のいいところもあります。

標識

ですが春先で霞んでしまっていたため、富士山は見えず・・・

きっと冬の天気のいい日ならばくっきりと見えるのでしょう。

富士山は見えず・・

分岐は多いですが標識もあちこちにあり、迷う心配もないでしょう。

新宿というのが気になりますが・・

標識

七国峠到着

こちらが七国峠となります。

そして下の写真の後ろにある踏み跡から七国山へと登ることができます。

標識

これが七国山への取り付きです。

いえ、取り付きというほど大げさなものではないのですが・・・

取り付き

七国山到着

1分ほどで登れてしまいます。

わかりにくいところにありますが、ここが霞丘陵の最高地点なので記念に登ってみましょう。

七国山

三角点もあります。

ただ、見晴台といっても景色は皆無。

そもそも七国山という名前の由来は「七つの国をも見晴らせる山」というものですが、今は全く展望はありません。

昔はあったのだと思いますが・・・

ちなみにこの張り紙にもある通り、霞丘陵にも熊はでるようです。

念の為熊鈴はつけて入山したほうがいいでしょう。

熊注意

七国峠でも分岐がありますが、迷わないように塩船観音方面へ。

トレイル

一旦車道に出ます。

シャドウ

引き続き標識に従って塩船観音方面へと向かって進みます。

標識

ここからしばらくは舗装路です。

舗装路

こちらのゲートを抜けます。

舗装路

舗装路も多くトレイルの道幅も広いので自転車で走るのもいいと思います。

実際、以前訪れた時は自転車で走りましたがとても気持ちよかったですよ。

舗装路

ここから再びトレイルです。

トレイル

やはり舗装路よりトレイルの方がいいですね〜

トレイル

しかし綺麗に整備されていて公園のような雰囲気なのに人が少ない・・・

穴場ですね。

トレイル

入山券売り場の看板が出てきました。

塩船観音はツツジのシーズン中は入山料がかかります

大人300円、子供100円です。

が、結果的に私の場合は入山料はかかりませんでした。

トレイル

塩船観音到着

なぜかというとすでにツツジはかれかけていたからです。

塩船観音

期待していただけにこれはちょっと残念。

ですが綺麗は綺麗です。

塩船観音

色とりどりのツツジがまりものようでとても可愛らしいです。

塩船観音

高台にあがっての一枚。

上

この付近は赤いツツジが綺麗でした。

塩船観音

河辺駅でゴール

ツツジを鑑賞したあとは河辺駅まで3キロほど歩き、帰宅しました。

ちなみに河辺駅のすぐ側には「梅の湯」という温泉もありますので汗を流して帰るのもいいでしょう。

河辺駅

まとめ

塩船観音は見頃が過ぎてもまだたくさんの観光客で賑わっておりましたが、その先の霞丘陵ではほとんど人がいませんでした。

塩船観音をみただけで帰るのはもったいないです。

ぜひその先の霞丘陵にも足を伸ばしましょう。

丘陵地帯でほとんどアップダウンもないので「登山」という感じではありませんが、軽く歩きたい・ハイキングしたい時などにはまさにうってつけのコースだと思います。

塩船観音もツツジだけでなく四季を通して花を楽しむことができますので、その季節の花と一緒に楽しむことをお勧めします。

 

The following two tabs change content below.

みくぞう

山の魅力にとりつかれたソロハイカー。 山には主にトレーニングで登っています。 最近はトレランがメインになりつつありますが、ハイキングもあいかわらず好きです。 気づけば山や温泉のことばかり考えているようになったので、細かく役立つ情報を発信していきます。

関連コンテンツ



塩船観音

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

ABOUTこの記事をかいた人

山の魅力にとりつかれたソロハイカー。 山には主にトレーニングで登っています。 最近はトレランがメインになりつつありますが、ハイキングもあいかわらず好きです。 気づけば山や温泉のことばかり考えているようになったので、細かく役立つ情報を発信していきます。