網代弁天山 ミツバツツジと桜の隠れた名所

網代弁天山

秋川丘陵にある網代弁天山に登ってきたのでレポします。

網代弁天山について

この山は地図にもガイドブックにも載っていないマイナーな山ですが、ハイキングコースとして整備されており快適に歩くことができます。

今回は網代弁天山(あじろべんてんやま)・網代城山(あじろしろやま)の二つの山について紹介します。

標高は網代弁天山は292m、網代城山は330m。

どちらも秋川丘陵という丘陵地帯にある山なので山というよりは丘に近いかもしれません。

急登などの険しいところや危険箇所もほとんどなく、初心者の方でも安心して歩けると思います。

4月中旬から下旬にかけてはミツバツツジが咲き誇り、大変綺麗な光景をみることができます。

今回は運良く満開の時に行くことができました。

コース・コースタイム

地図にはのっていないとお伝えしましたが、YAMAPではハイキングコースとして地図が掲載されておりますのでこちらの地図を利用することをお勧めします。

地図

詳しくはこちら。

公共交通機関を利用するのであれば、このコース通り武蔵増戸駅からスタートし武蔵五日市駅をゴールとするコースをおすすめします。

秋川サイクリングロードからスタート

私はというと秋川サイクリングロードを自転車で走ってアクセスしました。

秋川サイクリングロードから網代弁天山登山口までは比較的楽にアクセスできるので、近ければ自転車を使ってアクセスするのもお勧めできます。

秋川サイクリングロード

秋川サイクリングロードは道幅が狭く、すれ違う時は十分減速する必要がありますが景色はとてもいいです。

秋川サイクリングロード

桜の時期は桜を楽しみながら走ることもできます。

桜

桜並木もあります。

桜並木

しばらく走っていくと晴れていれば、奥多摩の山々も見えてきます。

奥多摩

東京サマーランドです。

東京サマーランド

山肌が桜でピンクに染まっており、とても綺麗ですね。

山肌

東京サマーランドを過ぎてからまもなくして、サイクリングロードを抜けて林道に入ります。

林道

網代弁天山の標識がありました!あと1キロです。

標識

ここにも桜が!

桜

網代弁天山登山口

上の標識からまもなくして網代弁天山の登山口に到着。

奥の赤い鳥居が目印です。

登山口

いやあそれにしてもなんとも華やかな登山口です。

桜とミツバツツジに彩られており、大変綺麗です。

これぞ日本の春!ともいえる光景です。

網代弁天山

鮮やかなピンクが青空に映えます。

ミツバツツジ

自転車を鳥居の横にデポって出発!

鳥居

お伝えしたように地図には載っていなくてもハイキングコースとして整備されているので非常に歩きやすかったです。

新緑も綺麗でした。

トレイル

ちょっとした地図もあります。

地図

分岐、ちなみに貴志島神社方面へ行っても網代弁天山山頂へと登頂できます。

標識

ですがとりあえずは標識の通り、網代弁天山方面へ

網代弁天山

少し階段を登るとちょっとした小ピークがあり椅子とテーブルがそれぞれ二つずつありました。

ピーク

このルートは秋川丘陵の一部となっております。

地図

山頂だけでなく、登山道のあちこちでもミツバツツジが見られます。

ミツバツツジ

網代弁天山山頂

そうこうしている間に山頂です。

本当にこれといったきつい登りもなく、あっという間に登れてしまいます。

山頂もツツジや桜が咲き誇っておりました。

網代弁天山

なんと綺麗なのでしょう!

ミツバツツジ

ひらけていて展望も結構いいです。

景色

山頂標識は「弁天山」のみ表記されておりました。

正式名称は網代弁天山だと思うのですが・・・

弁天山

続いて網代城山へと登ります。

ですがこの標識にもあるように網代弁天山から網代城山までは1キロもありません。

分岐

網代城山までは非常にフラットなトレイル。

走ってくださいといわんばかりなトレイルでもあるので、思いっきり走りたくなります。

トレイル

階段も出てきますがそれほど長くもキツくもありません。

階段

階段を登り終えると再びフラットなトレイル

トレイル

網代城山到着

網代弁天山に続いて網代城山にも登頂できました!

16世紀中頃、八王子の滝山城に入城した戦国大名の北条氏により南一揆は解体し、網代白は滝山城の支白としてその役目を果たしていたそうです。

網代城山

三角点もあります。

三角点

山頂は広くはないものの、ちょっとした広場のようになっております。

山頂

テーブルはありませんでしたが、椅子はいくつかありました。

木々で覆われているので、網代弁天山のような景色はみることはできませんがちょっと腰をおろして休憩することはできます。

椅子

網代城山をあとにして小峰公園へと下っていきます。

小峰公園

小峰公園への下りも傾斜は緩やかでしっかりと整備されており、本当にいい道です。

でもなぜかすれ違う人は少なく・・・

とてもいいコースなのにやはり知名度的な問題でしょう。

トレイル

小峰公園へ

さて、下山したら武蔵五日駅まで歩いて終了でもいいのですが・・・

まだ物足りない!という方は近くの小峰公園まで行かれてはいかがでしょうか?

こちらは大変広い自然公園でしてハイキングコースも複数あり、尾根を伝えば熊倉山までいくこともできます。

また、こちらの公園も桜の隠れた名所でもあります。

せっかくなので小峰公園も紹介したいと思います。

こちらが案内図です。

案内図

広場、なんとも開放感あふれて気持ちのいいところです。

広場

上の広場からハイキングコースへと入っていきます。

ハイキングコース

今熊山方面への分岐。

今熊山もミツバツツジの名所です。

もし体力や時間的な余裕があれば足を伸ばしてみるのもいいでしょう。

ハイキングコース

ちなみにこちらが今熊神社、表参道登山口入り口でみられる見事なまでのミツバツツジの群生です。

ミツバツツジ

こちらのミツバツツジも一見の価値があります!

ミツバツツジ

さて、少し脱線してしまいましたが再び小峰公園です。

小峰公園は桜の名所でもあるとお伝えしましたが、桜があるのはこちらの桜尾根というコースです。

分岐

桜満開時の桜尾根はこのような感じです。

桜尾根

とてもいい感じのコースですね。

まさに桜のトンネルです。

桜尾根

晴天なのも合間って非常に気持ちよかったです。

桜

まとめ

今回の網代弁天山、網代城山はミツバツツジも桜も満開の晴天時なのにも関わらず、すれ違ったのはわずか2~3人のみ・・・

気軽に登れるし、アクセスも悪くない。

何よりもシーズン中はミツバツツジや桜が綺麗です。

良い山なのでもっと広く知れ渡って然るべき山(コース)だと思います。

余裕があったら小峰公園や今熊山まで足を伸ばせばさらに充実した1日となるでしょう。

花好きや低山好きにはとてもお勧めできる山です。

 

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みくぞう

山の魅力にとりつかれたソロハイカー。 山には主にトレーニングで登っています。 最近はトレランがメインになりつつありますが、ハイキングもあいかわらず好きです。 気づけば山や温泉のことばかり考えているようになったので、細かく役立つ情報を発信していきます。

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