琴平丘陵ハイキングコースを歩いてきたのでレポします。
目次
琴平丘陵とは
西武地鉄道、影森駅から芝桜の名所、羊山公園までをつなぐハイキングコースです。
距離は6キロちょっと。
丘陵とはいえ普通の山道で、アップダウンもそれなりにあるのでなめてかからないほうが良いです。
これだけでは物足りない方はお隣の武甲山を繋げて回るのもおすすめです。
実際私は武甲山から下って琴平丘陵を回りました。
ガイドブックはこちらを参照しました。
武甲山をつなげると距離にして20キロを超えるので満足感もあります。
浦山口駅からスタート
私は武甲山の浦山口コースから下ってきたのでここからスタートです。
影森駅からでも浦山口駅からでも実はそれほど距離は変わりません。
そして浦山口駅で降りたのであればまず立ち寄りたいのはここ。
不動名水です。
反対側の表参道コースにも湧き水がありますが、こちらの湧き水も美味しい!
武甲山の石灰岩質で磨かれたカルシウムを豊富に含んだ湧き水です。
とても冷たくて口に含むとほのかな甘みがあります。
この近くに住んでいる方は毎日この湧き水が飲めるのだから幸せですね。
大淵寺からスタート
浦山口からこちらの大淵寺までは歩いて30分ほどだと思います。
琴平丘陵のハイキングコースはこのお寺の境内の中にあります。
秩父札所27番目の霊場でもあります。
境内はとても綺麗。
ちなみにここにも延命水という湧き水があります。
この水を飲むと、三十三ヶ月長生きするという伝説があるようです。
この水も美味でした。
そしていよいよハイキングコースのスタートです。
コースの途中にはカタクリの群生地があるようです。
訪れたのは4月だったので咲いてはいませんでしたが、他の方のレポをみるとなかなか見事な群生のようです。
誰もいないだろうと思いきや、意外と人がおりました。
芝桜の季節だったので、おそらく羊山公園方面から来たのだと思われます。
まあご覧の通り、天気もよく絶好のハイキング日和でしたからね。
そして新緑が最高に綺麗でした。
目に優しいエメラルドグリーンのシャワーに大変癒されました。
新緑だけでなく、ヤマツツジもあちこちで咲いておりました。
新緑とヤマツツジのコラボは言うまでもなく最高でした。
琴平丘陵での見頃は4月中旬から下旬にかけて。
ヤマツツジだけでなく、山桜も咲くそうです(訪れた時は咲いておりませんでしたが)
岩井堂へ
こちらのハイキングコース内にも秩父三十四観音巡りの礼所があります。
円融寺の本堂であり観音堂とも言います。
この通り、岩場の斜面に建っており中々迫力がありました。
岩井堂からの眺め、結構高度感がありました。
お地蔵様もたくさんありました。
大仏座像もあります。
修験道へ
ここは修験道として使われていたようです。
ちなみに中央の車輪のようなものは回すことができます(どのような意味があるかは不明です)
この奥に階段があるのでそこを下っていきます。
この周辺にはたくさんの動植物が生息しているようです。
陸生の貝類もいることに驚きました。
東屋もあります。
ここまでくるのは結構小刻みなアップダウンがありました。
ですが道は明瞭ですし、よく整備されているのでトレランするのにも向いております。
実際こちらの琴平丘陵は秩父の名峰・武甲山トレイルランというレースのコースでもあります。
終盤のこのトレイルなんかは特に走りやすいです。
羊山公園へ
そして目的地である羊山公園に出ました。
羊山公園という名前の通り、羊さんたちがおりました。
一心不乱に草を食べていて、触ってもうんともすんともいいませんでした^^;
手触りはモコモコ、サラサラ、さすがは天然100パーセントのウールですね。
そして羊山公園を象徴する芝桜の群生。
淡いピンクや恋ピンクがパッチワーク柄のようになっており、とにかく綺麗でした。
バックの武甲山との2ショットも映えます。
これだけ見事な芝桜ですが、実は植えられたのは2000年と結構最近なのだそうです。
そうは見えませんけどね。
訪れた時はまだ満開ではなく五分咲きくらいでしたが、それでも十分見応えがありました。
訪れた時は平日でしたが、それでもかなりの観光客で賑わっておりました。
秩父で1~2位を争うほどの観光名所なのではないでしょうか。
別の角度から。
手前の芝桜、新緑の木々、奥にそびえ立つ武甲山。
全てが最高です。
芝桜の見頃は4月中旬から5月上旬頃だそうです。
入園料は大人300円。中学生以下は無料となります。
ちなみに芝桜のシーズン中は屋台も多数出ます。
芝桜だけでなく、チューリップもあります。
西武秩父駅でゴール
ゴールは西武秩父駅。
羊山公園からは徒歩で15分ぐらいです。
まとめ
琴平丘陵はお寺や花と見所が多く、程よいアップダウンで歩きごたえもそれなりにあるのでおすすめです。
特に芝桜のシーズンの時に観光も絡めて回れば充実した1日となるでしょう。
ただ、丘陵とはありますが実際は普通の山道ですのでトレッキングの装備をして回ったほうが望ましいと思います。
冒頭でお伝えしたように隣の武甲山と絡めて回るのも楽しいです。
羊山公園はシーズン中は300円の入園料がかかりますが、実際に訪れてみて300円払うだけの価値はあると感じました。
それぐらい、芝桜は圧巻の美しさでした。
開花状況はこちらのホームページで確認できるので、見頃の時を狙って訪れましょう。
みくぞう
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