鬼怒温泉郷 手白澤温泉 冬の景色と最高の温泉と料理と

日光、奥鬼怒温泉郷にある手白澤温泉へと行ってきたのでレポします。

アクセス

公共交通機関を使ってのアクセスは結構大変です。

まず、鬼怒川温泉駅から女夫渕行きのバスに乗ります(料金1540円、片道約1時間30

そして終点の女夫渕でおり、そこからハイキングコースを約2時間ほど歩かなければ辿りつけません。

鬼怒川温泉郷の宿の中には女夫渕からバスの送迎を行っているところもありますが、手白澤温泉は送迎サービスはやっておりません。

ですので、女夫渕からは歩いていくしか方法はありません(車で訪れた場合も同様です)

なお、一応鬼怒川温泉駅からタクシーを使えば歩かずに直接、手白澤温泉までアクセスが可能ですが料金は15000円と高額ですのでオススメしません。

宿泊料金

日にちや一部屋の利用人数によって変わります。

かなり値段が変わってくるので、繁忙期や土日は避けたほうが無難です。

ちなみに私は一人で平日に泊まり、宿泊料金は18000円でした。

詳しくはこちら

なお、完全予約制で日帰り入浴も受け付けていないので注意です。

日光鬼怒川温泉駅到着

鈍行に揺られて朝の10時前に到着しました。

平日なのにもかかわらず人は結構おりました。

鬼怒川温泉駅

天気はびっくりするぐらいの快晴でした。

雲ひとつない青空にこれからの山行の期待が高まります。

駅前

女夫渕のバス停は駅を出て左手の奥まったところにあります。

自分が訪れた時はすでにバスが到着しておりました。

バス停

女夫渕までの時刻表はこちら。

日に4本しかないので注意です。(18時台のは女夫渕まで行かない)

遅くとも13:25分行きのバスに乗らなければアウトです。

女夫渕から手白澤までは徒歩で2時間ほどかかるので、15:50分のバスに乗ってしまうと途中で日が暮れてしまうので危険です。

時刻表

女夫渕到着

1時間30ほどバスに揺られ(途中トイレ休憩あり)女夫渕まで到着。

自宅からここまで4時間ぐらいかかってしまいました。

ですが長ければ長いほど、旅している感が強くなるのでそれほど苦痛ではなかったです。

女夫渕にもトイレはあるので、まだ済ませていなかったらここで済ませていきましょう。

ハイキングコースにはトイレはありません(途中にある八丁の湯で借りようと思えば借りれますが)

トイレ

鬼怒川温泉駅行きバスの時刻表はこちら。

こちらも本数が少ないので注意。

また17:30のは鬼怒川温泉まで行かないので、こちらも注意が必要です。

時刻表

トイレを済ませたら手白澤温泉まで続く遊歩道を目指し進んでいきます。

看板

遊歩道はこの橋を渡ってすぐのところにあります。

遊歩道

鬼怒遊歩道からスタート

ここからハイキング開始です。

ちなみにこの遊歩道を通らなくてもそのまま林道を直進してもOKですが、こちらの林道は若干距離が長いのでオススメできません。

それにやっぱり味気ない(と思われる)林道よりも断然、こっちの遊歩道の方が歩いて楽しいと思いますしね。

遊歩道開始地点

遊歩道はいきなり結構急な階段から始まります。

階段

ですが階段は10分もすれば抜け、あとは後半まで平坦かつ歩きやすい道が続きます。

階段

そしてここでいきなりサプライズが。

目の前をのそのそと毛むくじゃらの生物が横切ったのです。

カモシカ

その正体は天然記念物のニホンカモシカでした。

遭遇するのは久しぶりでしたが、私の存在には全く動じず、こちらをガン見してきました。

臆病な熊や猪と違って、ニホンカモシカは肝が座っている個体が多いような気がします。

戦闘力的には熊や猪の方が断然上なはずなのにね。

ニホンカモシカ

そして季節的に相当雪が積もっていると思ったのですが、この付近は全く積もっておりませんでした。

ちょこちょこ霜柱があった程度。

まあ翌日はうっすらと積もる程度の雪は降っていましたけどね。

霜柱

スタートから10分ほどで吊り橋に到着。

写真では分かりづらいですが結構立派です。

吊り橋

吊り橋を過ぎたら冬枯れした森の中をひたすら歩くことになります。

ここからは本当に歩きやすく、とても気持ちの良いハイキングとなりました。

森の中

見所も結構多かったです。

例えばこういった氷柱。

寒さ的には全然たいしたことがないのですが、こういうちょっとした氷柱はあちこちにありました。

氷柱

朽ちた雰囲気の良いベンチ。

使用するのはちょっとためらわれますが、見た目的にはなかなか良い感じです。

ベンチ

途中からは沢にそって歩くことになります。

さわぞい

落石防止用と思われるネットがあります。

できて間もないようでとても真新しかったです。

歩道

実際この付近は落石が多いようで、上から落ちてきたと思われる岩がゴロゴロありました。

いわば

この付近にも見事な氷柱がありました。

氷柱

ちょっとした滝もあります。

この滝は凍っていませんでしたが、滝壺付近がエメラルドグリーン色になっており、とても綺麗でしたね。

滝

日が差し込んできて気持ちが良い

森の中

そして森の中に突然、車が現れます。

八丁の湯の送迎バスです。

送迎バス

八丁の湯へ

時間的に余裕があったので、ここで立ち寄り入浴をすることにしました。

八丁の湯

八丁の湯から先はしばらく林道を歩いていきます。

この付近からちょこちょこ雪が出てきました。

林道

そしてここから手白沢温泉までは本格的な登山道となります。

それほどきつくはありませんが、アップダウンも出てきます。

登山道

手白沢温泉へと続く登山道にも雪が積もっていました。

が、アイゼンは無しでも問題なく歩けるレベルです。

登山道

たいした登りではなくても今までがフラットな道だっただけに、結構息が上がりました。

登山道

この付近は階段にも氷柱がありました。

氷柱

時間的には4時前だというのに早くもやや暗くなってきました。

登山道

手白澤温泉到着

ですが日が落ちる前に無事、到着しました。

山小屋風を想像していたのですが、実際はとてもモダンで綺麗な建物でした。

手白澤

入り口横には湧き水があり、飲めます。

温泉ではありませんが、とても美味しいです。

湧き水



中の様子

中は外観以上に綺麗でした。

中の様子

そして綺麗なだけでなく、オシャレなんです!

私のような小汚いおっさんが入っていいの?と思ってしまうレベル。

廊下

あちこちにご主人のセンスが光るインテリアが置いてあります。

インテリア ピアノ

雑誌類は受付横に置いてあります、やはり山や温泉の雑誌ばかりでした。

雑誌類

ドライヤーも受付横にあり、自由に借りることができます(一応脱衣所にもあります)

ドライヤー

こちらはお酒とジュース。

ビール

自動販売機はありませんが、価格は山の中とは思えない超良心的な価格です。

ちなみに料金は右横の箱の中に入れます。

ジュース お代入れ

先代犬のクロちゃんの写真。

柴犬の賢い子だったようです。

クロ

この飲み物売り場の前がこの宿で唯一の喫煙所となっております。

部屋や食堂、脱衣所は全面禁煙です。

喫煙所

お部屋の様子

お部屋は畳敷きの和室です。

一人で泊まりましたが、一人には十分すぎるほどの広さです。

とても綺麗で嫌なニオイも全く無し。

お部屋

トイレも水洗でとても綺麗でした(ウオッシュレットではない)

トイレ

洗面所

洗面所

歯ブラシと紙コップ

歯ブラシ

ハンドソープが備えてあります。

ハンドソープ

他には水

水

お茶

お茶

ストーブ、金庫、ポットなどがあります。

アメニテイも十分すぎるほど充実しておりました。

ストーブとか

食事について

この宿は温泉はもちろん、食事も大きな魅力の一つ。

山の中とは思えないほどの料理を提供してくれるのです。

まずは夕食から紹介していきましょう。

こちらは前菜。

前菜の時点で思わず「すげえ・・・」とつぶやいてしまいました。

他の人のブログなどで事前情報は得ていたものの、やはり写真と実物は異なるものです。

実物を見たらがっかり、というパターンもありましたが今回は逆でした。

何もかもが写真以上でした。

料理

これが今回のお品書き(丁寧にお品書きまでついてくるんですよ)

どれも美味しかったですが、特に鹿刺しと岩魚の塩焼きが美味しかったですね

お品書き

鹿刺しは生姜醤油につけていただくのですが、生臭さや癖は全くなくとても柔らかく食べやすかったです。

お肉が苦手って人でもいけるんじゃないかって思うほど美味しかったです。

鹿刺し

岩魚の塩焼き。

骨まで非常に柔らかく、頭から尻尾まで全て食べきることができました。

また、ポン酢との相性も抜群で非常に美味しかったです。

岩肴

牛肉の赤ワイン煮込み。

これも美味、付け合せの野菜までぬかることなく美味しかったです。

牛肉 そばがき汁 抹茶アイス

朝食はこちら

朝食も全て美味しかったです。

朝食

特に岩魚の甘露煮は今まで食べた甘露煮の中で(そんな食べたことはないけど)一番といってもいいほどのうまさ。

こんな朝食を毎日食べたい、と心から思うようないい朝食でした。

甘露煮

温泉について

そしてメインの温泉。

ここは当然、というか期待以上に良かったです。

まずは脱衣所。

とても広く、清潔感がありました。

脱衣所

手白澤温泉の湯の名前は兵次郎の湯というらしいです。

説明書き

泉質は単純硫黄泉(酸化水素型)です。

温泉成分表

そして浴場は内湯と露天の二つだけです。

こちらは内湯。

内湯は露天と比べるとかなり熱めで、熱いお湯が苦手な私は数十秒浸かっただけですぐに上がってしまいました。

内湯

洗い場はシャワーはなし。

かわりに温泉がドバドバ出ております。

温泉で頭や体を洗うというなんとも贅沢なことができるわけです。

温泉

ちなみにシャンプーやソープもあります。

シャンプー

そしてここの目玉はやはり露天風呂でしょう。

温泉は無色ですが、濃厚な硫黄の匂いが漂っておりしっかりと温泉感があります。

そしてお湯の中には大量の湯の花が舞っており、ちょっとお湯につかるだけど湯の花が身体中に付着します。

露天は温度もぬるすぎず暑過ぎずちょうどいい温度です。

また、夜には空を見上げれば満天の星空が広がっており、最高でした。

露天風呂

朝早く起きて、朝風呂にも入りました。

滞在中4回ぐらい入ってしまいましたね。

朝風呂

露天からは森が見えます。

露天からの景色 露天

そして忘れてはならない、看板犬の岳くんです。

彼目当てのお客さんも多いようです。

川上犬という珍しい犬種で狼の血が濃いとのこと。

岳くん

確かに見た感じはとても凛々しいのですが、寂しがり屋で甘えん坊なのだとか。

岳くん

日本犬らしくそっけない感じはありましたが、さわっても全く嫌がらずとても可愛かったです!

岳くん

まとめ

綺麗さ、サービス、温泉、料理、ワンちゃん

全てが最高でした。

リピーターが多いというのも納得です。

とにかく全てが高レベルであり、好みはあれどこれで満足できない方はいないんじゃないかなってぐらい気に入ってしまいました。

正直、宿泊料は高いですし、訪れるのは結構時間がかかり大変です。

ですがそれだけの価値は十分すぎるほどあるところでした。

行きたいけど気になっている、という方は是非是非訪れることをお勧めしたいです。

きっと私のように人に紹介したくなると思います。

 

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みくぞう

みくぞう

山の魅力にとりつかれたソロハイカー。 山には主にトレーニングで登っています。 最近はトレランがメインになりつつありますが、ハイキングもあいかわらず好きです。 気づけば山や温泉のことばかり考えているようになったので、細かく役立つ情報を発信していきます。

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