奥鬼怒温泉郷 八丁湯へと行ってきたのでレポします。
ここへは手白澤温泉に行く道中、時間が空いたので立ち寄りました。
八丁の湯について
奥鬼怒温泉郷の一つで女夫渕から一番近いところにある温泉宿です。
ダイナミックな滝を見ながらの温泉が楽しめるのが特徴です。
アクセス
女夫渕から徒歩約1時間30ほど
また、八丁の湯へは女夫渕から送迎バスが出ているのでバスで直接アクセスすることもできます。
ただし日帰り入浴での送迎はやっていないようです。
送迎サービスは宿泊者のみです。
営業・利用料金
日帰り入浴は500円。
時間は9:00~15:00
中の様子
実は訪れた日は、休館日だったのですが(知らずに訪れてしまった)
「せっかく来てもらったので・・・」
と、特別に入れてもらえることになりました!!!!
当然のごとく、中に入浴客は誰もいないので完全貸し切りで温泉を楽しめ最高でした。
本当に特別に入れてくださった主人には感謝しかありません。
外観の写真はうっかりと撮り忘れてしまいましたが、近くの日光沢温泉と同様、良い感じに鄙びておりました。
中も年季が入っておりますが、清掃は隅々まで行き届いている印象。
ここも混浴ですが、日光沢温泉とは違って脱衣所は男女別に分かれております。
こちらが男性脱衣所となります。
脱衣所もとっても綺麗でした。暖房もあるので、それほど寒い思いはしなくてすみます。
とてもほっこりする話ですね😊
脱衣所にはコインロッカーがあり100円返却式です。
貴重品はこの中に預けてから入浴しましょう。
温泉について
ここの温泉は全て100%自然湧出のかけ流しです。
泉質は中性低張性高温泉湯。
追い炊きは冬季も全くやっていない自噴高温泉だそうです。
だからこそ、休館日でもこうして温泉に入ることができたのでしょう。
脱衣所を出るといきなり目の前に温泉が飛び込んできます。
ここは雪見の湯。
泉質は皆同じですが、温度は若干異なります。
雪見の湯は三つある露天の中で一番温度が高かったです。
熱湯は苦手なので長湯はできませんでしたが、湯の花が大量に舞っておりすごかったです。
ここまで湯の花が大量に舞っている温泉はあまり見られないのでは、というぐらい舞っておりました。
若干わかりにくいですが、これが舞っている湯の花。
そしてなんとここの露天では滝を見ながら温泉に浸かることができるのです。
なんの事前知識もなくきたのでこれには驚きました。
なお、シャンプー、ソープも一応揃っております。
こういった昔ながらの温泉宿はシャンプー類は禁止のところも多いですがここはOKのようです。
そして雪見の湯から少し下ったところにあるのが滝見の湯。
より近くで滝を見ることができます。
ここのお湯は一番温度が低く、長湯が可能です。
ただ、ぬるいぐらいなので真冬に長時間つかるのは厳しいかもしれません。
訪れた時は木々は冬枯れしておりましたが、春は新緑・秋は紅葉とそれぞれ滝とともに楽しめるようです。
そして上段にある石楠花の湯
滝の真横にあり、最も見晴らしが良い温泉です。
滝のすぐそばで温泉に浸かれる幸せ、言葉では言い表せません。
そして内湯もあります。
ただ、内湯は露天から離れたところにあるので着替えて移動しなければなりません。
内湯はやや熱めで長風呂はできなかったので、私はやはり露天の滝見の湯が一番良かったですね。
まとめ
今回は日帰り利用でしたが、予想以上に良かったのでここにも宿泊したくなりました。
露天ぶりの充実っぷりと、その景色の良さ、泉質の良さには驚きました。
特に今回は完全貸し切りで堪能できたので文句のつけようもありません。最高の一言でした。
一番気に入ったのは上記でも触れたとおり、露天の滝見の湯。
ぬるめのお湯でいつまでも滝を眺めながら浸かっていたくなる良いお湯でした。
お湯は硫黄臭はしますが、癖はあまりなく、とても柔らかで万人受けしそうなお湯でした。
この露天に文句をつける人はあまりいないんじゃないでしょうか。
露天は混浴ではありますが、女性専用の内湯・露天はありますし、混浴もタオル巻きOKですので女性の方も安心して楽しめると思います。
これだけの温泉が日帰り入浴料金500円なのはちょっと破格だと思います。
心に残る良い温泉でした、また絶対に再訪したいと思います。
みくぞう
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