山のトイレ問題と対策。おすすめアイテムを紹介

山の問題・悩みとして必ず出てくるのが

トイレ問題」です。

特に女性の方にとっては深刻な問題・悩みだと思います。

そこで私がしている対策と使用しているアイテムや注意点を紹介していきます。

山のトイレの基本

山にトイレは少ないです。

あっても閉鎖していたり(特に冬季)して使えなかったりする場合も多いです。

そこで基本はトイレがあれば

「出し切っておく」

ことです。

したくなくてもトイレがあれば無理やり出しておくのです。

ですがそれでもしたくなることがあるのが人間というもの。

生理現象にはかないません。

ではしたくなったらどうすればいいのか?

方法1:我慢する

我慢することはよくありません。

しかし見通しが良いガレ場や尾根など身を隠せる場所が無い場所の時。

そして周りに人がたくさんいる。

そんな絶望的な状況の時に急に便意を催すこともあるでしょう。(私はありました)

そんな時はさすがに我慢せざるを得ませんよね?

そしてそんな時、どう我慢すれば良いかを伝授しましょう。

具体的にはツボを押すのです。

こちらの下痢点と呼ばれるツボです。

刺激すると、一時的に交感神経が活発になり、腸の活動を司る副交感神経の働きが弱くなります。これにより、下痢の原因となる腸の異常な活動を停滞させてくれます。

出典:下痢に効く3つのツボ

他にもいくつかの下痢止のツボはありますが私個人としてはこれが一番効きました。

また、歩きながら押すツボとしてはこの下痢点が一番押しやすいと思います。

どうしても我慢せざるを得ない状況になったら是非この下痢点を刺激してみてください。

そしてもう一つ、登山に行く時は必ずもっていくアイテムがあります。

それがこちら

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おなじみの下痢ストッパです。

使い込んでボロボロとなったこの外箱からもいかに私が長らく愛用しているかがわかるでしょう。

実際にまだ登山では使ったことはありませんが、街中でいきなり腹痛に襲われた時は何度か使ったことがあります。

この商品の特徴としては「即効性」があるということ。

これは非常に重要かつありがたいことですよね。

飲み始めてから徐々に痛みと便意が収まっていきます。

個人差はありますが大体10分ほどで効いていくようです。

そしてこのような錠剤タイプなのですが

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水無しでも飲めます。

いざ、という時に水がなくても安心・安全なのです。

ちなみにこれは予防薬ではなく、下痢を伴う腹痛が出てから飲むようにしてください。

予防薬のように使っていると便秘になることもあるそうなので注意が必要です。

ちなみに成分はこちら

消化不良による下痢、食あたり、腹痛を伴う下痢、水あたり、はき下し、軟便、くだり腹

中には効かない人もいるようですが、御守りがわりに一つは携帯しておくと安心です。

 

方法:2 携帯トイレを使う

我慢してもどうしても我慢しきれない、ということもあるでしょう。

頼みの綱の下痢ストッパやツボも効かないこともあるかもしれません。

そうなったらするしかないのですがここで携帯トイレがあると安心です。

ただ、携帯用トイレといっても「小」にしか使えないものも多数あります。

もし、それを知らずにもって行って使う時になったら・・・

と考えるとちょっとゾッとしますよね。

そして使用時の恥ずかしさを軽減するためのポンチョもあります。

少なくとも何も無しにやるよりかはマシであることには間違いありません。

方法3:キジ撃ち(お花摘み)をする

これは要するに野外でそのままするということです。

猟師が鉄砲でキジを狙うときの格好やお花を摘むときのしゃがむ姿勢に似ていることからこの名がついたそうです。

しかしここで気をつけるべきなのは

「滑落しないように注意」

することです。

実はキジ撃ち(お花摘み)をしようと思って滑落する方が多いようなのです。

こちらの記事からもわかるようにプロの登山家の方まで滑落してしまっております。

常識的にやはりキジ撃ちをするのであれば登山道の真ん中でする方はいないと思います。

出来るだけ人目につかないようなところ、姿が隠れるなところを見つけてしようと思うはずです。

ですから登山道から外れ、いい場所がないか探している時に道を踏み外し滑落してしまう方が多いようなのです。

そうならないように十分注意する必要があります。

また、用を足す前に掘れるようであれば地面を掘ってからしましょう。

そのためのアイテムも実はモンベルから出ております。

 

便をそのまま放置するのではなく、埋めることがマナーであり使用したテイッシュは袋に入れて持ち帰る、これが鉄則です。

 

最後に

まとめると

・トイレがあるところでは必ずトイレに行く

・我慢すべきところではツボ押しかストッパ

・やむをえずにする場合は携帯トイレがあると便利

・携帯トイレがない場合は、滑落に十分注意してから行う

・出したものは埋めて、テイッシュは持ち帰る

でしょうか。

とりあえずいざという時のためにテイッシュとスコップとストッパとトイレは装備品の中に入れておいた方が安心です。

 

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みくぞう

山の魅力にとりつかれたソロハイカー。 山には主にトレーニングで登っています。 最近はトレランがメインになりつつありますが、ハイキングもあいかわらず好きです。 気づけば山や温泉のことばかり考えているようになったので、細かく役立つ情報を発信していきます。

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