山や沢の水って飲めるの?

山の楽しみといえばいくつもありますが、水場での冷えた水もその楽しみの一つだと思います。

特に夏場で体が火照っている時に飲むキンキンの水は(山の水は夏場でも冷えているものが多い)最高です。

そんな山でのオアシス的な存在である水場ですが、「本当に飲んでも大丈夫なのか」?と自分でも気になったので調べてみました。

地図上で示されている水場は基本的に飲める

結論からになってしまいますが、地図上に表記されている水場の水は基本的に飲んでも大丈夫なようです。

ただ、きちんと水質検査されているわけではない場所も多いので、最終的には自己責任ということになるようです。

また、地図上に表記されていない水場も多数存在しております。

水場

甲州高尾山にあった地図上にない水場

こちらは飲んでもいいかどうか、ネットなどで調べると詳細が出てくる場合もありますし出てこない場合もあります。

私は上記のようにパイプに通されている水場やコップが用意されている水場であれば、たとえ地図上に表記されていなくても飲んでしまいますがここも自己責任ですね。

また、こちらのように山小屋が管理している水場、というか水道がありますがこちらも注意表記がなければ飲んでも大丈夫なようです。

水場

大菩薩峠、ロッヂ長兵衛横にある水場

沢の水は飲まないほうがいい

私はまだ何も知らなかったころ、他の登山客が沢の水を直接すくって飲んでいたのを真似して飲んでいたのですが、今思えば危険なことをしておりました。

沢の水は一見キレイに見えても、汚染されている可能性があり、特に上流に山小屋やトイレなどがある沢の水は飲まないほうが無難です。

飲みたい場合は煮沸をする。



ただ、水が尽きて下界まで距離もある、など沢の水でも飲まざるを得ない状況というのは出てくるかもしれません。

そんな時は煮沸をして飲むという手があります。

微生物などを加熱して殺菌することで飲めるレベルの水になるのです。

ただし殺菌はできても滅菌はできず、菌が出した毒素などもなくならないので完全に安全というわけではありません。

携帯用浄水器を使う。

煮沸より確実なのがこちら。

携帯性にも優れているので登山にもぴったりな一品だと思います。
いざという時のために一つ持っておくのも手だと思います。

まとめ

定期的に水質検査がされている水場以外は「絶対」はないようです。

しかし自分の工夫次第では安全性を高めることができるので、心配な方は色々と工夫して飲んでみるといいかもしれません。

山で水当りや下痢になれば時には命にかかわることもあるので念には念を入れても損することはないでしょう。

 

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みくぞう

山の魅力にとりつかれたソロハイカー。 山には主にトレーニングで登っています。 最近はトレランがメインになりつつありますが、ハイキングもあいかわらず好きです。 気づけば山や温泉のことばかり考えているようになったので、細かく役立つ情報を発信していきます。

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