犬連れ登山はやめるべきか?

登山スタイルでいつも賛否両論となるのが

「犬連れ登山」です。

賛成派と反対派とはっきりわかれており、どちらが正しいかの結論が出ていない問題でもあります。

しかし実は国は犬を連れて山に入ることは禁止しておりません。

ですから犬を連れて入っても罰則があったりするわけではないのです。

ただ、人間と同様全て事故責任の世界です。

犬に何かあったら全て自分で対処しなければなりません。

そこで犬連れ登山での対策についてまとめてみました。

犬にとって難しそうな山は避ける

犬にとって難しい山というのは傾斜のきつい岩場・鎖場があるような山ですね。

人間ならば両手を使えばなんとか登れても犬にとっては厳しいでしょう。

中には両神山のガイド犬のように急な岩場をものともしない犬もいるようですが、そういった犬はごく一部でしょう。

犬が怪我した時は自分でかついで降りなければいけないわけですが、標高差のある高い山であればそれができない可能性もあるわけです。

また、犬に不向きな岩場・鎖場だらけの山であれば人間は楽しくても犬はただ辛く怖いだけ、ということにもなりかねません。

飼い主さんとしてはやはり犬にも山を楽しんでもらいたいところですよね。

ですから基本的には両手を使わずに歩ける、何度も訪れたことのある初心者向けの低山がいいと思います。

こちらの本では犬連れ登山をしてもいいのか?という題で議論しているコーナーがあるのですが、萩原氏(山と渓谷の編集長だった方です)も

「里山程度であれば問題ない」

と語っております。

そんなところで犬を連れた登山者とすれ違うとしたらどうでしょう。

苦手な方であれば「なんでこんなところに犬を連れてきたんだ!」と文句の一つも言いたくなるのもわかる気がします。

愛犬家の人はどうも全員犬が好きという前提でものを考える傾向があるような気がします。

ですが、犬が苦手な方もたくさんいるわけですからすれ違う時は抱き上げる、犬を後ろにやるなどして他の登山者に配慮してあげるべきだと思います。

糞尿の後始末をしっかりとする

フンの後始末はほとんどの方はしっかりとするようですが、尿の方はしたらそのままという方も多いようです。

しかし犬の尿が原因で植物や花を痛めてしまうこともあるようなので、尿のあとには必ず水を流してあげるようにしましょう。

真夏の低山はさける

真夏の低山は灼熱地獄と化すので人間にとっても辛い場所ですが毛皮を着た犬にとっては更に辛い場所です。

特にダブルコートの犬は熱中症の危険も高まりますので、真夏の低山を歩くのは絶対に避けるようにしましょう。

また、同じようにシングルコートで寒さに弱い犬種なのであれば、冬山は避けた方がいいでしょう。

以前、冬山で犬連れの方を見かけたのですが犬はブルブルと震えてていてかわいそうでした。

人間にとっては良くても犬にとっては良くないケースも珍しくはありませんので普段以上に気を使ってあげてください。

人が多い山は避ける

人が多ければ多いほど、配慮しなければなりませんし飼い主にとっても犬にとっても負担が大きいと思います。

人の多い山は避けて人が少ない山を選ぶといいでしょう。

 

まとめ

こちらの本に犬の遭難事故について書いてあります。

滑落した犬を救助する様子がかかれているのですが、最後はこう登山者に説教して締めくくっておりました。

「本来は山岳救助隊の出動はないんだよ。
自分で連れて登ったのだから、自分で連れて帰らなくてはならない」

:本文中より引用

この時は基本的に、救助してあげたようですが基本的に犬が滑落しても救助はされないようです。

お伝えしたように犬を連れて山に登るのは制限もなく自由なのですが

全ては「自己責任」なのです。

犬に何かあれば、自分でなんとかしなければならない。

そのことを肝に銘じて、しっかりとマナーとルールを守り楽しむようにしましょう。



 

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みくぞう

みくぞう

山の魅力にとりつかれたソロハイカー。 山には主にトレーニングで登っています。 最近はトレランがメインになりつつありますが、ハイキングもあいかわらず好きです。 気づけば山や温泉のことばかり考えているようになったので、細かく役立つ情報を発信していきます。

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