丹沢主脈日帰り縦走 前編 美しい紅葉と富士山がそこに (焼山〜姫次)

丹沢主脈を日帰りで縦走してきたのでレポします。

総距離約23キロ、標高差1,378m、さらに日没の時間に追われながらのハードな山旅となりました。

丹沢主脈とは

丹沢主脈(たんざわしゅみゃく)とは丹沢山地の塔ノ岳から丹沢山や丹沢山地最高峰の蛭ヶ岳を経て焼山に至る稜線で、丹沢山地を構成する大きな稜線の一つである。

私は焼山、姫次、蛭ヶ岳 、丹沢山、塔ノ岳を縦走してきました。

コースタイム

  • スタート07:58
  • 1時間28分
  • 焼山09:26 – 09:39 (13分)
  • 43分
  • 避難小屋10:22 – 10:26 (4分)
  • 1時間44分
  • 蛭ヶ岳12:10 – 12:24 (14分)
  • 蛭ヶ岳山荘12:19 – 12:22 (3分)
  • 1時間8分
  • 丹沢山13:30 – 13:51 (21分)
  • みやま山荘13:31 – 13:36 (5分)
  • 1時間0分
  • 塔ノ岳14:36 – 14:45 (9分)
  • 尊仏山荘14:36 – 14:42 (6分)
  • 日ノ出山荘14:42 – 14:44 (2分)
  • 17分
  • 花立山荘15:01 – 15:04 (3分)
  • 21分
  • 堀山の家15:25 – 15:29 (4分)
  • 11分
  • 駒止茶屋15:40 – 15:42 (2分)
  • 55分
  • ゴール16:37

このコースタイムは終始かなり早めに歩き、塔ノ岳から大倉まではほぼ走ってのコースタイムとなります。

日が長い時期であればもう少しゆっくりと歩くこともできましたが、登った時期は11月中旬。

5時にはもう真っ暗になるのでなんとか日が落ちる前に下山できるようほとんど休憩なしで行きました。

アクセス

公共交通機関を使ってのアクセスですと渋沢駅から大倉バス停まで向かい、大倉尾根からアプローチする方法。

橋本駅からバスを乗り継ぎ焼山登山口からアプローチする方法の2パターンありますが、私は後者の方でアプローチしました。

なぜなら焼山登山口のバスは本数が少なく、最終便である17:53のものを乗り逃すと歩いて帰るしか方法がなくなるからです。

一方で大倉バス停は渋沢駅北口駅までの便は平日だと21時台、土日だと20時台まであります(詳しくはこちらを)

万が一、道迷いや怪我などで下山が遅れてしまった場合も大倉バス停なら安心だと思い、焼山登山口からのスタートとなりました。

ですのでまずは橋本からのアクセスの仕方を紹介します。

橋本駅北口からスタート

橋本駅北口に出たら目の前に見えるエスカレーターを降りましょう。

橋本駅

するとバス停が目の前にあるので、三ケ木方面のバスに乗ります。

三ケ木方面までのバスはたくさん本数が出ています。

終点の三ケ木までは運賃は430円。

バス停

三ケ木から東野行きバスに乗り換え

橋本から焼山登山口まではバスの乗り換えをしなければいけないので注意です。

直通便がないのでやや不便ですね。

東野行きバスは降りてすぐのところにありますが本数が少ないので要注意です。詳しくはこちら

焼山登山口までの運賃は330円です。

バス停

焼山登山口着

15分ほどバスに揺られ到着です。

バス停を降りると目の前には山蛭対策のスプレーと塩があります。

登った時期の11月はまだ蛭の活動時期だったので一応塩は持って行きました。

ちなみに近くにトイレもあるので、もしまだ済ませていなかったらここですませておきましょう。

塩

そして焼山目指して出発です。

車道

車道を歩いているとすぐに焼山登山口の案内板が見えてくるのでそれに従って進みます。

案内板

案内板から間もなくして森の中に入ります。

森の入り口

朝日が差し込む心地いい林道を進んでいきます。

林道

登山開始

するとすぐに焼山を示す案内板が見えてきます。

ここから本格的な山道になります。

案内板

こちらにも山蛭を注意を促す看板が。

ちょうど雨上がり直後だったので不安になりました。

看板

まずは傾斜のゆるい階段を進んでいきます。

ウオーミングアップにはちょうどいい感じの登りです。

階段

道はすぐに石畳の道へと変化します。

歩きやすくて風情もあり、とてもいい感じ。

なんだか時代劇に出てきそうな雰囲気でした。

石畳の道

石畳が終わると徐々に傾斜が上がっていきます。

それに伴い息も上がるように。

先のことを考え、この時点で小走りに近い状態でした。

登山道

登山道はややがて九十九折のカーブが続く道に変化。

何回も「あれ?さっきも同じ道通らなかったけ?」という錯覚に襲われました。

植林の多い低山にはよくありがちなことですね。

つづら道

九十九折を抜けるとよく整備された歩きやすい道が出てきます。

ここで朝日が差し込み、みずみずしい森林を照らし出してくれます。

登山道

朝日と紅葉。

上の方はもう紅葉はあまり残っていませんでしたが、この付近ではまだまだ残っており美しい色づきに目が何度も奪われました。

ゆっくりしている暇などないのについつい立ち止まって写真を撮ってしまいました。

やはり紅葉は人を惹きつける何かがありますね。

紅葉

途中にある危険箇所。

地図上でも危険箇所と記されておりましたが、落ち葉が積もっている今の時期は特に危ないですね。

写真を見るとわかると思いますが、落ち葉で登山道と崖の境目がわかり辛くなっており滑落しやすい状態となっておりました。

道も細くなっているのでここを通る際には十分な注意が必要です。

危険箇所

そしてまた階段が出てきます。

今はまだ「ああ、階段か」という程度でしたがこの時点ではこの後「これでもか!!!」というほど階段が続くことになると思っておりませんでした。

後半は「また階段か・・・」と階段に遭遇するたびに絶望するばかりでした。

階段

途中で発見した鳩らしき鳥の羽。

天敵に襲われたっぽいのですが、血の跡も死体もなくちょっと不思議でした。

鳥の羽

そしてまた九十九折が始まります。

この時点でも結構きつかったので先が思いやられました。

九十九折

時々紅葉に目をとめてまだまだある各ピークから現実逃避しておりました。

紅葉

あれ、なんだか鉄塔らしきものがあるな、と思い進んでいくと

登山道

焼山山頂

なんとその鉄塔らしきものの下には焼山山頂を示す案内板が。

あれ?ここが山頂なの?と周りを見渡していると

焼山山頂

「違う、これ鉄塔じゃない。展望台だ!」

と展望台の存在に気付き、とりあえず登ってみることに。

展望台

するとです。

そこには想像以上に素晴らしい景色が広がっているではありませんか。

目の前に見えるのは宮ヶ瀬湖

そして仏果・高取方面もばっちりと見ることができました。

手前の紅葉と相まって本当に素晴らしかったです。

焼山山頂

でも展望台の床が妙にしなるのでやたら怖かったです。

高所恐怖症の方はちょっときついかも。

焼山山頂

山頂付近には焼山のいわれの看板があります。

どうやら毎年山に火が入れられていたから焼山と名付けられたようです。

毎年山火事になっていたなんて・・・可哀想な山です。

焼山看板

また、東海自然歩道の説明もあります。

なかなか読み応えがあるので見入ってしまいました。

案内板

こちらが標識です。

標識



姫次に向け出発

そして次なるピークである姫次に向けて足早に出発しました。

本当はもう少しゆっくりしていたかったですが、今日はそんな時間はないのです。

登山道

途中で何があったのか根こそぎ持って行かれていた倒木を発見。

この木だけ一体何があったというのでしょうか?

倒木

この姫次までのルートが今回の山行の中で一番歩きやすく、かつ紅葉が綺麗でしたね。

アップダウンはほとんどなしで(終盤に登りはちょこっと出てきますが)そこかしこに色づいた木々がありました。

紅葉

秋の訪れを感じる小道が雰囲気抜群で最高でした。

紅葉

しばらく紅葉を眺めながらずんずん進んでいくと避難小屋の案内板が出現。

綺麗な避難小屋らしいのでとりあえず寄ってみることに。

避難小屋

するとこんな開けた場所に出ました。

ススキが良い感じの場所です。

ここでテント泊でもしたらさぞ気持ちが良いと思いますが残念ながら丹沢は基本的にテント泊は禁止です。

ちなみに右奥にある建物がその避難小屋です。

開けた場所

外観からしてかなり綺麗です。

避難小屋

中も驚くほど綺麗でした。

変なカビ臭さもなし。

隣にトイレもあるので住めるレベルですね。

避難小屋

テーブルもあります。

避難小屋 避難小屋

避難小屋から先は木道がしばらく続きます。

木道

ここが東海自然歩道最高地点のようです。

といっても特に展望があるわけではありません。

東海自然歩道

そこからさらに進むと視界が開けてきます。

山道

姫次到着

そして姫次到着です。

焼山から5キロもありましたが、ほとんどアップダウンのない平坦な道でしたのでそれほど長くは感じませんでした。

姫次

姫次はとても気持ちの良い場所で景色も抜群です。

また、ここのカラマツ林は県内最大級なのだとか。

姫次

訪れた日は晴天だったので富士山もはっきりと眺めることができました。

紅葉する木々と富士山という一枚は我ながら最高です。

秋を感じる日本の風景を撮ることができ満足です。

富士山

次は蛭ガ岳へと向かいますが、長いのでこの記事ではここまで。

蛭ガ岳からがこの縦走路の本領が発揮されていきます、長さ的にも景色的にも。

後編はこちら

丹沢主脈日帰り縦走 後編(蛭ヶ岳〜丹沢山〜塔ノ岳〜大倉尾根)

2017.11.11

 

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みくぞう

みくぞう

山の魅力にとりつかれたソロハイカー。 山には主にトレーニングで登っています。意識高いとよく言われております。 気づけば山や温泉のことばかり考えているようになったので、細かく役立つ情報を発信していきます。

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