嵐山渓谷 紅葉とハイキングを楽しめる素晴らしいスポット

紅葉

埼玉にある紅葉の名所、嵐山渓谷に行ってきたのでレポします。

嵐山渓谷について

嵐山渓谷は埼玉県を代表する景勝地の一つです。

岩畳と清流、豊かな自然が織りなす場所でもあります。

外秩父山地の堂平山中にある自然林に源を発し、東秩父の山から小川町をえて嵐山町の遠山地区に流れ込みます。

そして岩場によって流路を狭められ、この地にある清流を作り出しているそうです。

大平山から延びた細原と呼ばれる部分では流路が大きく180度転じて半島状の独特な地形を作り出しております。

また、大平山の他に正山、遠ノ平山などの山々にも囲まれており、ハイキングを楽しむこともできます。

アクセス

公共交通機関

東武東上線武蔵嵐山駅からイーグルバスせせらぎバスセンター方面行きで10分、休養地入口で下車、徒歩15分で到着します。

マイカー

300台止まれる有料駐車場がハイキングコース入り口にあります。

料金は普通車1000円

補足
ただし紅葉まつり期間中(11月17日~12月9日)は駐車料金割引あり※嵐山渓谷バーベキュー場駐車場利用とのこと

徒歩

武蔵嵐山駅から千手堂、大平山を渓谷してアクセスすることができます。

このルートだとコースタイムは約65分ほど。

軽くハイキングも楽しみたいという方は徒歩で行くことをお勧めします。

紅葉の時期について

嵐山渓谷と言えば紅葉。

渓谷と合わせて楽しむことができ、シーズン中は多くの観光客で賑わいます。

そして紅葉の見頃は11月下旬~12月上旬ごろです。

駐車場前からスタート

私は車できたわけではありませんが、小倉城跡跡方面から歩いてきたのでここからのスタートとなりました。

12時過ぎぐらいの駐車場の様子です。

平日でしたが、それなりに埋まっておりました。

土日はもっと混み合うことが予想できますので、出来るだけ平日に訪れることをお勧めします。

駐車場

駐車場前には綺麗なトイレあり。

中にもありますが、一応ここで済ませておきましょう。

トイレ

駐車場横に嵐山渓谷ハイキングコースがあります。

駐車場

険しくはありませんが舗装されているところはなく、山道を歩いていくので山には登らないという場合も靴は滑りにくいものを選んでいくといいです

嵐山渓谷

そしていきなり紅葉が飛び込んできます。

紅葉

綺麗なグラデーションになっており、とても綺麗です。

紅葉

思わず見入ってしまいますね。

紅葉

大平山登山口

しばらく進むと大平山へ至る登山口があります。

山があるのであれば登らないわけにはいきませんね。

すぐに登ることにしました。

大平山

大平山の山頂までは階段がひたすら続きます。

ですが険しいところ、危険な箇所、迷いやすいところなどは皆無でお散歩感覚で登れます。

山頂まではゆっくり歩いても15分から30分程度で登れると思います。

大平山登山口

山頂の手前には展望の良い休憩所とベンチがあります。

そこではたくさんの方がお昼を食べておりました。

私は平日に登っているので普段、そこまで人と会うことはないのですが、流石に紅葉シーズンで晴天にも恵まれていたのでたくさんのハイカーの方とすれ違いましたね。

見晴台

大平山山頂

あっさりと山頂へと到着してしまいました。

標高は178.9mですが嵐山町の最高峰だそうです。

ここから嵐山町と遠山の盆地を見渡すことができますよ。

戦国時代、この付近には小倉城、そして大平山には物見櫓もあったようです。

山頂

ですが眺めは・・・うーん。

正直手前の見晴台からの方が良いですね。

大平山の山頂からの景色はご覧の通り、木々がちょっと邪魔です。

山頂からの景色

大平山を下山してからは紅葉観賞の続きです。

真っ赤に色づいている木々。綺麗!

紅葉

犬を連れて散歩している方も目立ちました。

犬連れもOkなようです。

紅葉

日が当たるとより輝いて見えます。

紅葉 オレンジ

今年は塩害や一気に冷えすぎた影響で、紅葉が全体的にくすんでいるようです。

しかしそれでも綺麗ですね。

紅葉

皆さんも写真撮影に夢中になっておりました。

紅葉

紅葉と枯葉が敷き詰められた道はまさに日本の秋という感じです好きです。

紅葉

進んでいくと突然ひらけて山が目の前に出てきました。

正面の山もあちこち色づいていて綺麗ですね。

左手で座っている方は、この風景をスケッチしているようでした。

紅葉

ススキも秋を演出してくれる植物の一つですね。

こういうススキで囲まれた道を歩くのも好きです。

ススキ

そして渓谷に出ました。

嵐山渓谷

とても綺麗です。

夏ならば思いっきり飛び込みたいところですね。

嵐山渓谷

 

この付近もとても綺麗ですね。

ちなみに名前の由来ですが、渓谷と周囲の紅葉・アカマツ林の美しい景観が京都の嵐山に似ていることから武蔵嵐山とされたそうです。

のちにそれが町の名前にもなり「嵐山町」となったそうです。

紅葉

石が敷き詰められた道をさらに進んでみます。

この付近はちょっと足場が悪いので通行する場合は注意が必要です。

石畳

奥にはさらに素晴らしい光景が広がっておりました。

嵐山渓谷

奥に進むとさらに素晴らしい景色が広がっておりました。

嵐山渓谷

昭和30年代には読売旅行などの雑誌で、新日本百景に選ばれたりもしたそうですがそれも納得ですね。

嵐山渓谷 嵐山渓谷

まとめ

初めて嵐山渓谷に訪れてみましたが、近場にもこんな良いスポットがあったんだなあと感じました。

首都圏からのアクセスもよく、手軽にお散歩気分で紅葉を楽しむこともできるのでお勧めなスポットです。

周囲は山々に囲まれているので、がっつりと山を登った後に楽しむことができるのも良いですね。

また、キャンプ場・バーベキューもあり紅葉・ハイキング以外のレジャーも楽しむことができます。

お勧めはやはり紅葉の時期ですが、新緑のシーズンも綺麗なようです(逆に冬は少し地味だとか)

様々な楽しみ方ができる場所だと思いますので一度訪れてみてはいかがでしょうか。

 

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みくぞう

山の魅力にとりつかれたソロハイカー。 山には主にトレーニングで登っています。 最近はトレランがメインになりつつありますが、ハイキングもあいかわらず好きです。 気づけば山や温泉のことばかり考えているようになったので、細かく役立つ情報を発信していきます。

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