春の花に彩られた山々 大高取山〜桂木観音〜鼻曲山

ハイキングの街、越生へお花見ハイクに出かけてきたのでレポします。

越生駅からスタート

平日に訪れましたが、桜のシーズンだからでしょうか。

私以外にも何人かハイカーらしき人が下りて行きました。

今回は越生から桜の山公園へとまず進んでいきます。

暗くなってしまった

越生のハイキングコースにはお寺や神社が多い。

あちこちに点在しており、しかも参拝料がかからないところがほとんどなので気軽に参拝できます。

山だけでなく、お寺や神社好きにもおすすめの街ですね。

神社 お寺 お寺

桜の山公園へ

越生駅から10分ほどで桜の山公園へと到着しました。

約300本のソメイヨシノが斜面に植えられており、シーズン中はライトアップも行われているそうです。

ですが公園に近づくにつれ、嫌な予感がしてきます。

桜の山公園入り口

そして公園内に入ってみて予感的中。

残念ながらほとんど桜は散ってしまっておりました。

桜は開花時期が短いので、満開時を狙って訪れるのが本当に難しいですね。

桜

地面には大量の桜の花びらが落ちておりました。

桜の花びら

桜の山公園の道は頂上にある世界無名戦士の墓へと続いております。

公園といっても結構登りが続いていくので侮れません。

桜の山

ところどころまだ残っているものもありました。

桜

この階段付近の桜は見事でした。

桜 桜

世界無名戦士の墓へと続く階段。

これがまた結構きつい。

階段

世界無名戦士の墓到着

ここには第二次世界大戦後、埼玉県庁の一室に安置されていた遺族の行方のわからない方、また受け取る方のいない御遺骨など2百余柱のほか、世界無名戦士之霊をはじめ、世界民族の霊、萬國萬霊、ビルマ戦没霊、フィリッピン戦没霊、埼玉県戦士之霊、東京都無名戦士之霊、神奈川県無名戦士の霊、石川縣戦士之霊、越生町戦没者之霊などの位牌が収められているそうです。

このような場所ゆえに、やはり心霊スポットとして有名な場所のようですね。

とはいっても訪れたのは昼間なので、特にこれといって怖い雰囲気は感じませんでしたが。

この中に入ることはできませんが、上に展望台があります。

世界無名戦士の墓

ここからの眺めはなかなかのもの。

こうして眺めてみると桜の山公園からずいぶんと登ってきたことがわかります。

世界無名戦士の墓

大高取山方面へ

大高取山方面への登山口は世界無名戦士の墓のすぐ横手にあります。

登山口

この付近の登山道は非常に整備されており、歩きやすさ抜群です。

登山道

春先だとまだ蜘蛛の巣もそれほどなく、暑くもなく寒くもないちょうどいい気候なのでとっても快適。

登山道

急登らしい急登も出てこないので、初心者の方も安心だと思います。

登山道

こういった表記は珍しいですよね。

暖かみがあって好きです。

大木

登山での「もう少し」って30分ぐらいかかったりしますが、これはしっかりと信じて大丈夫です。

本当にあとすこしで山頂にたどり着けてしまうので(笑)

登山道

途中にある落雷した木。

確かに大きく裂けておりました。

でも落雷したことを示す標識もまた珍しいですね。

大木

そして快適な登山道を進んでいると開けた場所に出ます。

ここが大高取山山頂の分岐点。

山頂

ここから大高取山山頂まではやく0.1キロ。

すぐそこですが、先週に訪れたばかりなので今回はスルーしました。

ですが大高取山山頂の景色は結構いいので、初めて訪れる場合や時間的に余裕があるのであれば足を運んでみることをおすすめします。

私は桂木観音方面へと進みました。

 案内板

ここから桂木観音まではより快適なシングルトラック。

なのでこちらもトレランモードで飛ばしていきました。

シングルトラック

人もいないので超気持ちよく走り通すことができました。

登山道

桂木観音へ

あっという間に桂木観音へと到着してしまいますが、ここは桜の季節だとより輝きを増します。

桂木観音

ここの桜もほとんど散ってしまっておりましたが、桜の絨毯が見事でそれが逆によかったです。

桂木観音

ツツジも鮮やかに咲いておりました。

桂木観音

ザ・日本の春という感じでとても素敵でした。

桂木観音

桂木観音から階段を下ると自動販売機とトイレがあります。

ここで水分を補給できるのがありがたいです。

トイレと自販機

次は鼻曲山へと向けて進みます。

トイレ、自販機から右に曲がり進んでいきます。

歩道

わかりにくいですが、民家の横を左手に抜けていきます。

歩道

可愛らしい案内板に従って進んでいきます。

案内板

ここからはまたしばらく登りとなります。

でも全然きつくはない、ゆる〜い登りです。

登山道

そしてまた走りやすい道となります。

この付近のハイキングコースは本当に走りやすいですね

登山道

一旦車道に出ますが、奥に見えている登山道にすぐにまた入っていきます。

登山道「

ところどころにこんなオブジェがあったのですが、一体なんでしょうか?

オブジェ

新緑も始まっておりました。

フレッシュなライムグリーンがとても綺麗でした。

新緑

途中で開けた場所も出てきます。

山々を望む丘だとか。

この付近の案内板はまだ立てられたばかりなのか超綺麗です。

標識

山ではおなじみの鉄塔が少し邪魔ですが・・・

鉄塔

景色はなかなかのものでした。

もうちょっと晴れていれば文句無しだったのですが・・・

景色

この先から急登がちょくちょく出てきます。

急登

また、木の根があちこちに張り巡らされており、足を取られそうになりました。

木の根

鼻曲山山頂へ

鼻曲山

ですが山頂といっても木々で遮られており、展望は望めません。

また、標識だけで他にはなにもない地味な山頂です。

群馬にも同名の山がありますが、似ても似つきません。

鼻曲山

鼻曲山から先は岩場が登場します。

大したことはありませんが、アスレチックのようでとっても楽しいです。

岩場

一本杉峠

ここもこの一本杉があるだけで他には特に何も特徴なし。

一本杉

次は北向地蔵へ向けてGO

北向地蔵

北向き地蔵方面もご覧の通り。

とても整備された走りやすい道です。

道

そして北向地蔵へと到着。

ここから鎌北湖、または物見山方面へと抜けることができます。

私は鎌北湖に向けて進みましたが、今回はとりあえずここまで

北向地蔵

まとめ

今回のルートは全体的に歩きやすい(走りやすい)道が非常に多く、初心者にはうってつけだと感じました。

人も少なく、下り基調なのでトレラン初心者の方にもぜひお勧めしたいです。

ルートによっては全くトレランに向いていないというところも多いですが、ここでは走れない、とストレスがたまるようなことはないでしょう。

道も整備されていて、よく踏み固められているのでとても走りやすいと感じました。

ただ、低山でかつ人があまり多くないルートなので夏場は蜘蛛の巣地獄と化すことが容易に想像できます。

ですので虫が少なく、花や紅葉が楽しめる春か秋に訪れるのがいいと思います。

私は今回、春に訪れましたが山全体が花と新緑で彩られており、この時期の低山の良さを改めて実感することができました。「

 

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みくぞう

山の魅力にとりつかれたソロハイカー。 山には主にトレーニングで登っています。 最近はトレランがメインになりつつありますが、ハイキングもあいかわらず好きです。 気づけば山や温泉のことばかり考えているようになったので、細かく役立つ情報を発信していきます。

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