飯能アルプス(天覧山〜吾野駅)は想像以上に手強かった。

登山に何を求めるかは人それぞれですが、私はその日の気分により異なります。

景色を楽しみたい時もありますし、食事を重視する時もあります。

そしてトレーニングとしての登山を楽しみたい時もあります。

この日はちょうど私のトレーニング欲がうずき始めたので、近場に何かトレーニングに最適な登山はないかと探したところ最適な奥武蔵の縦走ルート

その名も

「飯能アルプス」

を発見。

飯能なのにアルプス。

調べてみるとまあまあ手応えがありそうなのでここに決めました。

 

東飯能駅へ

降り立ったのは東飯能駅。

時刻は6時20分。

飯能アルプスとは天覧山から伊豆ヶ岳

までの縦走路を示します。

かなりのロングコースとなりますので始めにコンビニで物資補給。

西口をおりてすぐにコンビニがあるのでとても便利です。

ちなみに当日の天気はこの通り。

今にも雨が降り出しそうな曇り空です。

降水確率は40パーセント。

降らないことを祈り出発します。

はじめは普通の車道を歩いていきます。

 

 

 

途中で立派な神社があったので寄り道。

 

天覧山入り口へ

約30分で天覧山登山口に到着。

天覧山の山道は舗装された道がメインですが途中でウッドチップがまかれた広場に出ます。

ここらへんは木の芳しい匂いで充満しておりました。

匂いもそうですが足で踏んだ時の感触がとても心地よくってとても気に入りました。

そしてこの広場のベンチに天覧山の交流ノートが置いてありました。

里山ではたまに見かけるこの手のノートですが、天覧山のはちょっと変わっておりまして

 

 

 

ヤマノススメ

の可愛らしいイラストがあちこちに書かれておりました。

なぜかというとヤマノススメの作中に飯能、及び天覧山が出てくるためこの近辺は聖地となっており、聖地巡礼

する方々が多くいらっしゃるようです。

ちなみに私も見ておりましたが、天覧山だけでなくこれからまさに登ろうとしている飯能アルプスも登場します!

 

天覧山山頂へ

そして先ほどの広場から15分程度であっという間に山頂へ。

途中ちょっとした岩場もありましたが、きつさは感じずこの時点ではあまり汗もかいておりませんでした。

山頂からの眺めはこんな感じ。

曇りのため、あまり良くありませんが晴れていればこの標高ながらそこそこ眺めは良さそうです。

 

多峯主山

 

天覧山から少し下って次なる目的地、多峯主山へと向います。

この道中もウッドチップが敷き詰められたなだらかな道を歩きます。

 

 

 

画像では分かりにくいですが、雨上がりで周囲の緑が濡れキラキラと輝き非常に綺麗でした。また、カエルが合唱しておりまさにのどかな里山といった趣で最高に気に入りました。

多峯主山山頂

そしてサクサクっと多峯主山にも登頂。

標高は271M。

ここまでも非常になだらかかつ、歩きやすい道だったためほとんど疲労はしておりません。

 

山頂からの眺めはやはり曇っていて今ひとつですが、ヤマツツジがあちこちに咲いておりとても綺麗でした。

 

雨乞い池

 

 

多峯主山から少し下ると小さな池があります。

この池には不思議な

 

「どんなに日照りが続いていても干しあがらない。
雨がほしい時は、池のまわりに集まり雨乞いをする。
池のまわりを息をしないで3回すると白蛇がでる。

1938年、日照りの時、しめ縄をめぐらして八大龍王ののぼりを立てて龍神に祈願すれば
必ず雨が降るという話が残されている。」

という伝説が残されているそうです。

 

 

 

ちなみにこの黒いのは全部オタマジャクシです。

とにかく大量にいました。

このオタマジャクシのどれぐらいがカエルになれるのかしら。

 

天覚山へ

これまでの道のりが平坦でとても歩きやすかったので

なんだ飯能アルプスって大したことないじゃん

などと思い始めておりましたが、とんでもない。

ここからが飯能アルプスの本領が発揮されたのでした…

 

しばらく下っていくと一旦車道に出ます。

ここを左に曲がるとすぐにまたハイキングコースの看板が目に入りますのでそこを左に曲がります。

ここが天覚山への入り口。

 

また登りになります。

 

初めの方は民家のすぐそばを通っていきます。

標高の低い低山ならではの光景ですね。

ここら辺から手書きの標識ばかりが目立つようになります。

人が踊っているように見えると話題の標識もばっちり撮影してきました。

そしてここから更に進むと今度はゴルフコースに隣接した道を通っていきます。

ゴルフをプレイされている方の声はしっかりとこちらまで聞こえてきました。

そしてここからが

 

アップダウン地獄の始まり

 

となります。

ここから天覚山、大高山に至るまでいったいいくつのアップダウンを繰り返したか。

いったいいくつの偽ピークに騙されたか…

おそらく20やそこらじゃ効かないと思います。

それぐらい多いのです。

とにかく下ったと思ったらまたこんな登りが待っているのです。

変わりばえのない風景が続くため同じ道が延々とループしているような感覚に陥りました。

体力的にもそうですが、精神的にもかなりキます。

「まだつかないのかよ・・・」

「なんで休みの日にこんなことを・・・」

と途中からは呪いの言葉を念じるようになっておりました。

トレーニング目的できたのにね。

途中の見所はこのド派手に倒れていた倒木ぐらいでしょうか・・・

一時間半でループを抜け出し、ようやく車道に出ます。

 

 

が、ここからの残り0.8キロも同じような道をまた歩かせられることになります。

天覚山山頂へ

そしてようやく、天覚山山頂へとたどり着くことができました!!

この時点ですでに体は悲鳴をあげていたのでお昼休憩を取ることに

相変わらず曇っていて展望はよくありませんが、山頂で食べるおにぎりの美味しい事!

 

大高山へ

 

一休みしてから今度は大高山へと向かい歩きます。

休憩してある程度回復したため、このあたりは軽く走っておりました。

そしてまたここでもアップダウンは続きます、どこまでも!

プロのみ

こんな看板表記は初めて見ました。

いったい何のプロを意味するのか。

もちろん、私は何のプロではないのでこの道は通りませんでした。

いつかプロとして認められるようになったらまたこの道を通りたいですね。

 

大高山へ

ようやく大高山へ。

これといった特徴のない地味な山頂だったのでさっさと次へと向かう事に。

これはいったい!?

 

下りもこんな道ばっかり。

もうこの手の道は見飽きたよ!!

と心の悲鳴をあげる。

あれ、こんな感じの車道もさっき見たような・・・

(また登るのかよ・・・)

この辺りで最終目的地まである伊豆ヶ岳まで行けるかどうか自問自答しました。

時間はちょうど12:30

時間的にはまあギリギリ大丈夫だろう。

だけど体力的にも、精神的にもかなりしんどかったので

ここで切り上げる事にしました。

 

ゴール

エスケープルートを使い、吾野駅へ。

 

 

最後に吾野湧水という湧き水をがぶ飲みして本日の山行を締めくくりました。

 

まとめ

本来は伊豆ヶ岳まで行くつもりでしたが現時点での私の体力では無理だと判断し、途中で切り上げました。

が、トレーニングという目的は十分達成できたと思います。

標高こそは低いですがアップダウンのこれでもか!という連続でトレーニングには最適のコースだと思います。

体力的に意味でももちろん、精神的な意味でもトレーニングはおすすめできます。

冒頭のヤマノススメのようなポップでキャッチーな感じではないので逆に

登山に興味のある友人などをつれて歩かれるのはおすすめできません!

よほどのタフガイではなければ「登山って辛いんだな・・・」というトラウマだけを残す事になるでしょう。

ただ、天覧山から多峯主山までのルートは非常に歩きやすいのでそういった目的でもおすすめできます。

また、平日のせいもあると思いますが人が少なく(特に天覚山〜大高山の間は一人としかすれ違わなかった)静かな山歩きを楽しみたい方にもおすすめできます。

次は絶対に伊豆ヶ岳までを目指します!

 

 

 

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みくぞう

みくぞう

山の魅力にとりつかれたソロハイカー。 山には主にトレーニングで登っています。意識高いとよく言われております。 気づけば山や温泉のことばかり考えているようになったので、細かく役立つ情報を発信していきます。

2 件のコメント

  • 50を過ぎてから低山登山にはまりました。
    実は、今日天覧山、多峯主山にいく予定でしたが
    雨で中止。
    これから、たくさん山を歩いていきたいです。
    レポート、楽しみにしております。

    • コメントありがとうございます。
      天覧山、多峯主山ですか!いいですね!
      雨だったのは残念ですが、気温も低くなり低山のシーズンがやってきましたからね!
      晴れた時に、是非楽しんできてください。
      二つとも良い山です。
      登山レポは今後も続けていくつもりです、どうもありがとうございました!

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    みくぞう

    山の魅力にとりつかれたソロハイカー。
    山には主にトレーニングで登っています。意識高いとよく言われております。
    気づけば山や温泉のことばかり考えているようになったので、細かく役立つ情報を発信していきます。