天園ハイキングコース(勝上献展望台~太平山)初心者やトレランにオススメ

鎌倉の天園ハイキングコースを歩いてきたのでレポしてきます。

天園ハイキングコースとは

鎌倉にある全長約4km、最大標高差149mのハイキングコースです。

標高差もあまりなく、距離も短めなので初心者の方、あまり時間のない方にオススメのコースです。

行きや帰りに鎌倉に軒を連ねる飲食店や、お寺などのスポットの観光を絡めることができるのも魅力の一つです。

アクセス

北鎌倉駅からスタートするのが一般的ですが、鎌倉駅から逆ルートで歩くこともできます。

北鎌倉駅からスタート

今回は北鎌倉駅からスタートすることにしました。

北鎌倉駅

駅を出て左に曲がり道路を進みます。

シャドウ

15分ほどで建長寺に到着します。

天園ハイキングコースはこのお寺の境内にあります。

建長寺
拝観時間など
拝観時間 は8:30~16:30

拝観料 大人(高校生以上)500円. 小人 (小中学生)200円

この拝観時間外は中に入れないので注意!

そして私は調査不足で拝観時間前に訪れてしまった為、中に入ることが出来ませんでした^^:

が、そんな時でも別ルートがあるので、特に問題はありませんでした。

少し来た道を引き返し、踏切を渡らずに右に進み、こちらの明月院通りを進みます。

案内板
明月院通り

平日だったので学生さんたちと何にもすれ違いました

そしてしばらく歩くと天園ハイキングコースの案内板がありますので、矢印の方向に進みます。

案内板

坂を登ります。

坂道

徐々に山道っぽくなっていきます。

細道

天園ハイキングコースへ

上の民家の横を抜けると完全な山道へ。

住宅街のすぐ近くに山道があるからちょっと不思議でした。

山道

ここは歴史的風土保存用地でもあるようです。

看板

山道といっても傾斜は全くきつくありません。

終始緩やかな登りが続きます。

登山道「
案内板

天園、瑞泉寺方向へ

多くの人が歩く、人気のハイキングコースだけあってとてもよく整備されており歩きやすかったです。

トレランにもちょうどいいコースだと思いますね。

天園ハイキングコース

勝上献展望台へ

ほどなくしてビューポイントである勝上献展望台に到着しました。

まず目に飛び込んできたのが先ほど訪れた建長寺、そして相模湾です。

この日はよく晴れていたので、遠くまで見渡すことができました。

相模湾

富士山もバッチリと見えました。

雲にも隠れていない、威風堂々たる姿をばっちり写真に収めることができました。

富士山
相模湾

空と海が一つに繋がりそうです。

富士山の存在感はやはり圧倒的でした。

ここからは他に特に目立った山々がないので余計目立っておりましたね。

富士山 富士山

ちなみにこの展望台にはベンチがあるので、座ってゆっくりと景色を堪能することができます。

ベンチ

景色を堪能したあとは引き続き、瑞泉寺方面へと向け進んでいきます。

案内

瑞泉寺方面へ

瑞泉寺方面もとっても歩きやすい道が続きます。

歩きやすくはあるのですが、アップダウンがほとんどないのでやや物足りない感じもありました。

山道

そして早くも第二のビューポイントが現れます。

かながわの景色50選の一つだそうです。

景色「

ここからも相模湾。

先ほどの展望台とはまた違った角度から相模湾を眺めることができます。

標高こそ低いですが、天気さえよければ十分綺麗な景色です。

景色

古都、鎌倉らしくお地蔵さんもあちこちにありました。

ですが何故か首なし地蔵もありました、一つだけでなく数体並べてあったので異様な雰囲気がありました。

首なし地蔵

分岐点。

案内板

このハイキングコースは巨岩も目立ちました。

雨や風に長い時間さらされたことでこういった独特の形状になったのだと思いますが、人の手が加わっているようにも見えるから不思議です。

巨岩

こちらは切り通しとは違うと思いますが、岩が奇妙な形状にえぐれております。

いつ崩壊してもおかしくないと思うので、通る時は少し怖かったです。

岩 山道

大平山山頂

そして大平山に到着です。

159mという超低山ながらも、鎌倉市最高地点だそうです。

大平山

標高が低いだけに車でも山頂にくることが可能です。

ですが山頂にこんな人工物や車が大量にあると興ざめしてしまいますね。

駐車場

ですが反対側は中々の景色ですよ。

訪れた時間帯は太陽が眩しくってあまり景色を眺める余裕はありませんでしたが^^;

あと、ここでお弁当などを食べているとたまにトンビがやってきて盗み食いすることがあるようです。

ですので、お弁当を食べる時は十分気をつけたほうがいいと思います。

大平山

大平山から先はゴルフ場を横切っていきます。

ゴルフ場

トイレもこの付近にあります。

トイレ

この先の分岐点は少しわかりづらいですが、電柱の横の小道が正解です。

小道

獅子舞経由鎌倉宮方面へと進みました。

案内板

途中にあった獅子岩。

確かにライオンっぽく見えますね。

獅子岩

そして鎌倉名物の切り通しです。

切り通し

ここを切り開くのに一体どれほどの時間がかかったのでしょうか。

人が全くいなかったこともあり、神秘的な雰囲気が漂っておりました。

切り通し 切り通し

切り通しを過ぎると車道に出てこれで天園ハイキングコースはおしまいです。

天園ハイキングコース

まとめ

建長寺の境内から行くルートが一般的だと思いますので、今回紹介したのは裏道的なルートとなります。

建長寺の拝観時間外だった時、あるいは拝観料を払いたくない時(このルートだと境内を通らないので無料でいけます)などに利用すると良いと思います。

距離も短く、アップダウンもほとんどなくフラットな道が続くのでガッツリと歩きたいという方には物足りないルートだと思います。

しかしサクッと歩きたい方には最適なルートでしょう。

難易度も低いので、家族でハイキングや登山靴の慣らしにも最適です。

また、記事本文でも書きましたがトレランが非常にはかどりそうなコースだったのでトレランの方にもお勧めできます。

鎌倉には他にもたくさんの観光スポットや観光名所があるので、それらも合わせて歩くのも楽しいと思います。

 

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みくぞう

山の魅力にとりつかれたソロハイカー。 山には主にトレーニングで登っています。 最近はトレランがメインになりつつありますが、ハイキングもあいかわらず好きです。 気づけば山や温泉のことばかり考えているようになったので、細かく役立つ情報を発信していきます。

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