長沼公園に行ってきたのでレポします。
山じゃないじゃん、と思われたかもしれませんがここは立派な里山です。
目次
長沼公園について
長沼公園(ながぬまこうえん)は、東京都八王子市長沼町・下柚木に位置する都立公園。八王子八十八景に選ばれている。(WIKIより抜粋)
多摩丘陵に位置しており、高低差は100メートルあります。
最近、山を求めて八王子市に引っ越したのですが、近くにトレイルランニングのトレーニングに使えそうな山はないかと探していたところ見つけたのがこちらの長沼公園です。
YAMAPやヤマレコなどのレポを見るとそれなりにアップダウンがあるようなので訪れてみました。
アクセス
- 常時開園、入園料無料。
- 京王線長沼駅から徒歩5分。
駅からのアクセスは良好ですが、若干わかりづらい奥まったところにあります。
こちらの横断歩道を渡り、左に曲がります。
細い道路をまっすぐ進んでいきます。
この先に駐車場がありますが、車で通るとなるとすれ違いなどが大変そうです。
そして森の中へ。
長沼公園の入り口までやってきました。
霜降のみちからスタート
長沼公園には様々なルートがあるようですが、今回はメインルートである霜降のみちからスタートすることにしました。
霜降のみちは石畳が終始続きます。
登り自体は緩やかですが、前日の雨で濡れていてつるつる滑りやすかったです。
雨の日や前日に雨が降った日などに霜降のみちを下りで使うのは控えた方がいいかもしれません。
街から近い公園の中とは思えない景色になっていきます。
これだけ緑豊かだと動物も多く生息しているようで、マムシもいるようです。
途中で分岐点がいくつもありますが、引き続き霜降のみちを進んでいきます。
マムシだけでなくタヌキやリス、ウサギまでも生息しているようです。
次は栃本尾根へと向かって進んでいきます。
ここからトレイル。
公園なので整備されており、非常に走りやすいです。
途中にあるビューポイント。
曇りだったので霞んでしまっておりましたが、遠くにはうっすらと丹沢の山々(仏果山など)が見えました。
なお、下にあるのはブルーベリー農園のようです。
また、近くにはベンチもあり景色を見ながらゆっくりとすることもできます。
ビューポイントから少し進むと休憩所が現れます。
ここの休憩所からは奥多摩や秩父の山々が見えるようですが・・・こちら側からはほとんど確認できませんね。
休憩所からはしばらく快適なトレイルが続きます。
また簡単な休憩所が出てきました。
それにしても祝日なのに朝が早いからかほとんど人がおりません。
栃本尾根へ
ここからは栃本尾根が始まります。
栃本尾根は下り基調で飛ばせます。
団地方面へ向かうと市街地に出てしまいますが、この先にもビューポイントがあるらしいので行ってみることに。
しばらく下って行くと市街地が見えました!
正直大したことはありませんが、夜景は綺麗そう。
途中にあった何かの計測機器。
初めて見ましたが、一体何を計測しているのでしょうか。
先ほどの分岐点まで戻ってきました。
ここからは長沼駅へと向かって降りていきます。
ここの降りもほどよい傾斜で走りやすい!
途中にはこのような竹林もあります。
そして一旦市街地に出ます。
長泉寺尾根へ
ですがこれで終わりではありません。
次は長泉寺尾根へと向けて進んでいきます。
ここからまた登り返しです。
途中にはカタクリの群生地がありました。
ただ、カタクリの時期以外は解放していないようです。
この尾根は階段が多く、走り通すのは無理でした。
ここから先ほどの霜降のみちに合流します。
再び石畳の道を駆け上がり・・・
今度は野猿の尾根道方面へと進みます。
すると広場のような場所に出ました。
この広場には綺麗なトイレもあります。
また、さらに進むとしまっておりましたが美術館もあったり
千と千尋の神隠しにも(名前だけですが)登場した有名な料理店も出てきます。
山小屋風の素敵な見た目です。
しかし車がありますがここまでどうやって通ってきたのだろうか。
ここからも景色がのぞめます。
ここからの景色が長沼公園の中で一番よかったですね。
夜景も綺麗そうです。
この付近は唯一公園っぽいです。
野猿の尾根道へ
次は野猿の尾根道を下っていきます。
こんな橋や
こんな雰囲気のいいトレイルを通り
一旦ロードに出ます。
西尾根へ
ですがまだ終わりません。
次は西尾根ルートを通っていきます。
西尾根はいきなり急な登りから始まります。
ここが一番登山道っぽくて気に入りました。
途中には崩落箇所もあります。
また、両側が崖となった尾根もあり、十分注意する必要があります。
井戸たわ尾根へ
西尾根を登り切り、最後は井戸たわ尾根を使って下山します。
標識には井戸たわ尾根には急な階段が多いので十分注意するようにと書かれております。
確かに階段は多かったですが、言うほど急ではなかったような。
ある程度山慣れした方であれば特に問題はないでしょう。
そして先ほどの野猿の尾根道へと戻ってきました。
ゴール
スタート地点に戻ってきました。
まとめ
長沼公園は多摩丘陵に位置するだけあって公園というよりは完全に里山でした。
全てのコースを繋げて回ると約6キロほどになり、ゆっくりと歩いて回れば半日は潰せると思います。
ここは軽ハイクにはもちろん、トレランのトレーニングにもうってつけだと感じました。
適度にアップダウンはありますが、整備された走りやすいトレイルが多く、その上人も少ないので近場の高尾山が混んでいそうな時は長沼公園にいくというのもありだと思います。
また、近くには平山城址公園もあるので、繋げて回ってみるのも面白いと思います。
トレイルも景色も変化にとんでおり、飽きが来ません。
今回初めて訪れましたが、思っていた以上にいいところで今後も頻繁にトレーニングできたいと思います。
みくぞう
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