ハードな縦走路 今熊山、刈寄山、市道山を行く

八王子八峰縦走コースに行ってきたのでレポします。

このコースは以前行われていた八王子八峰登山という大会のコースです。

途中まではハセツネ30というトレランのレースでも使用されています。

全長30キロちょっとのハードなコースであり、トレーニングにはもってこいです。

アクセス

今熊山登山口の最寄駅は武蔵五日市駅です。

登山口までバスが出ておりますが、歩いても十分行ける距離なので徒歩で行くことをお勧めします。

私は軽くジョグして登山口までアクセスしました。

表参道と裏参道に分かれておりますが、今回は裏参道から今倉山山頂まで向かうコースを紹介します。

武蔵五日市駅からスタート

いつもはハイキングの終点として利用する駅なので、ここからスタートするのは実は初めて。

なので見慣れた駅ですが新鮮でした。

武蔵五日市駅

まずはロードを進んでいきます。

ロード

案内板に従って広徳寺方面に向かって進みます。

案内板

ちょうど訪れた日の前日にハセツネ30のレースがあったようです。

案内板

広徳寺到着

ここは参拝料がかからないので、立ち寄ってみました。

広徳寺

応安6年(1373年)に創建された歴史あるお寺のようです。

中は結構広く、あちこちに桜の木が植えられております。

お寺

少しわかりにくいですが、藁葺き屋根になっており見応えがあります。

藁葺き屋根

市内建造物では最も古式をとどめているといわれるこちらの総門は、市文化財の指定ともなっているようです。

それにしてもすごい造形美です。

お寺

そして参拝が済んだところで、いよいよ今熊山への登山道へと入っていきます。

ですがここから今熊山山頂までの写真がなぜかアップできないので文章のみでお伝えしていきます、すみません。

広徳寺入り口横の山道をまず進んでいきます。

最初はゆるやかな傾斜。

ここら辺は登山道というより、整備された公園のよう。

ですが徐々に登山道らしくなってきます。

そして今熊山までの登りは結構ハード。

とにかく急な階段が続き、体力をだいぶ持っていかれました。

当日は30キロコースを予定していたので「いきなりこれかよ」と、しょっぱなからやや不安になりました。

あと、何故か登山道にフンが多かったです。

多分狸かテンなどだと思いますが、マーキングするかのように点々としてありました。

その為か、やたらコバエが多い。

そしてうん◯臭い(笑)

この日は快晴で絶好の登山日和だっただけにそこだけが残念でした。

今熊山山頂へ

そしてやってきました、今熊山です。

ここまで登り一辺倒だっただけに疲れました。

山頂の今熊山神社付近には桜がいくつか植えられており、綺麗でした。

今熊神社。 山頂

今熊山はミツバツツジでも有名な山です。

ちょうど時期だったのであちこちで綺麗なミツバツツジが花を咲かせておりました、

ミツバツツジ ミツバツツジ ミツバツツジ

山頂からはスカイツリーが見えるらしいですが、この日は残念ながら見えませんでした。

山頂

失踪者や遺失物などを戻して欲しいときに、この頂上で「(失せものの名前)を出してくりょーやーい!」と大声で呼ばわれば元に戻るとの信仰があり、「呼ばわり山」のひとつに数えられている、そうです。

変わった伝説ですよね^^;

今倉山

刈寄山方面へ

さあ、次は刈寄山方面へと向けて進みますよ。

案内板

はじめは歩きやすい、シングルトラックです。

シングルトラック

が、こういったシングルトラックは長くは続かず、細かいアップダウンが繰り返されます。

ですがここら辺はまだ大したことありません。

小道

走って行ったのであっという間に狩寄山についてしまいました。

ですが、先は長いので山頂には立たず、まきました。

標識

市道山方面へ

一旦車道に出て、次なるピーク市道山方面へと進みます。

市道山

ここからがこの縦走路の核心部。

とにかく、アップダウンの連続。

しかもそれまでとは比べ物にならないほど傾斜のきっついアップダウンです。

登り

写真では伝わりにくいですが、下りも急斜面。

軽快に駆け下りることなど私のレベルではとても無理で、ゆっくりとそろそろと下りて行きました。

でも、レースに出るようなランナーの方はこういった道もカモシカのように駆け抜けることができるのでしょうね。

急斜面

この時点で中間地点の陣馬までは8.5キロもあります。

まだまだ先は遠いです。

標識

これは写真でもかなりの急登であることがわかるのではないでしょうか。

急登

いつもはあまり立ち止まることはないのですが、ここはなんども立ち止まって小休止しなければ進めませんでした

急登

とにかくこの付近も階段が多いです。

急登

陣馬までが果てしなく遠いように感じます。

陣馬

展望が望めるとことも一応あるのが救いでしょうか。

景色

気持ちよく走れた数少ないエリア。

本当に走れるところが少ないように感じましたが、この付近もハセツネのコースの一部。

これに参加する方々は今までの急登も駆け上ることができるのでしょう、本当に超人としか思えません。

山道

ここをまっすぐ進めば武蔵五日市方面に戻れますが、私は陣馬方面へと向かいます。

標識

この付近にもツツジが。

ツツジ ツツジ

だいぶ近づいてまいりました。

ちなみにここまですれ違った人は0人。

そりゃこんだけハードなコースなら人もこないですよね。

ハードコース

久々の車道です。

陣馬

和田峠着

ここでようやく陣馬山から降りてきたと思われるハイカーの方と遭遇。

久しぶりに人とすれ違うとやはり安心感がありますよね。

和田峠

まとめ

八王子八峰縦走でもあり、ハセツネ30のコースでもある山々を縦走してきましたが、予想以上にハード

とにかくその一言につきます。

特に刈寄山を超えてからのアップダウンの連続は登りも下りもこれでもか!といぐらい攻めてきます。

容赦のかけらもないアップダウンに心も体も疲れ果てました。

トレランのつもりで行きましたが、結果としてはこのエリアはほとんど走れず・・・

自分にはまだ少し早かったようです。

ですが駅からのアクセスがいいので、トレーニングにはとても使えるとも感じました。

調べてみましたが、やはりこの付近の山は土日でも人が少ないようです。

ですから静かでがっつりとした山歩きが楽しみたいという方にもいいと思います。

私のように陣馬から高尾までさらに縦走することもできますし、ルートの選択も豊富にあるので色々と楽しめる点もいいですね。

 

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みくぞう

山の魅力にとりつかれたソロハイカー。 山には主にトレーニングで登っています。 最近はトレランがメインになりつつありますが、ハイキングもあいかわらず好きです。 気づけば山や温泉のことばかり考えているようになったので、細かく役立つ情報を発信していきます。

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